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示現流剣術と巻き藁突きの関係

今日は、首里手についてちょっと寄り道したいと思います(笑)

昨日の首里手の説明の中でご紹介した松村宗棍(まつむらそうこん)先生は、示現流(じげんりゅう)剣術も極められました。

実は、薩摩藩を中心に伝わった古流剣術であるこの示現流剣術と空手には、あるつながりがあります。





空手に「一撃必殺」という言葉がありますが、この思想は松村先生によって形成され、それに大きな影響を与えたのが示現流剣術と言われています。

示現流の極意は、常に機先を制するにあり、一の太刀、つまり「初太刀」がすべてであるという教えを基本にしているそうで、西南戦争でも、薩摩武士の斬り下ろす初太刀の威力と速度は群を抜いていたそうです。

もう1つ、示現流剣術が空手に影響を与えたことがあります。

示現流の達人は、軒の雨だれが地に落ちるまでに、三回抜き打ちができたそうですが、驚異的なスピードと初太刀にかける気魄を練るために、示現流では独特の「立木打ち」というものを行っているそうです。

これは木を適当な長さに切って木刀代わりとし、直立した丸太を袈裟がけに左右からすさまじい気合とともに打ち込みます。(右の写真)



この稽古方法がヒントとなって、松村先生が考案されたのが、空手の伝統的な稽古法である「巻き藁突き」なのだそうです。(右の写真)








では示現流の「立木打ち」とは一体どのようなものなのでしょうか。
ここをクリックしていただければ映像をご覧いただけます。

※ものすごい気合い(奇声?)が音声として流れますので、周囲に誰かおられるときはできるだけボリュームを下げて動画再生して下さい(笑)
「一体何事か!?」とビックリされるかも知れませんので。。。
何人か登場しますが、一人分ご覧いただければ十分(?)かと思います。


このように、首里手の大成者・松村先生が示現流の免許皆伝であったことが、空手道が発達する上での決定的な要因となりました。

ところで我らが六甲台道場の巻き藁はというと。。。あれ?ない。。。(涙)


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