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2017年10月19日
おいしいトマトを収穫するための雨よけの方法
トマトを収穫してみたら、あまりおいしくなかったという経験はありませんか?
それは雨よけをしていなかったからかもしれません。
雨よけの方法についてご紹介します。
何故、雨よけが必要?
おいしいトマトを育てるためにはある程度の乾燥状態を維持することが大切です。
水がたくさんある状態だと、トマトの実は大きくなりますが、水分が多くなり過ぎて、味が薄くなってしまいます。
そのため、味が濃いトマトを収穫するためには出来るだけ、トマトが水分を吸わない環境を作ることが必要です。
他にも、水分をたっぷりと吸収したトマトは割れてしまうことがあります。
トマトの雨よけの方法
トマトの根っこが水分を吸収しないようにするには黒マルチが効果的です。
土がビニールで覆われるので、根っこの水分吸収が抑えられます。
ただ、これでは葉と実へ雨が当たってしまいます。
葉と茎も水分を吸うので、それも出来るだけ抑えたいという人は家庭菜園用の雨よけハウスを使うことをおススメします。
これなら、雨も出来るだけ防げるので、トマトの水分を限りなく減らし、味が濃い実を収穫することが出来ます。
家庭菜園用の雨よけハウスとは?
プロ農家が使うビニールハウスを簡易的にしたもので、いくつかのメーカーから発売されています。
どれも自力で組み立てる必要がありますし、台風や強風に弱いという弱点があります。
1人での組み立て作業は大変なので、2人くらいで作業をすると良いでしょう。
完全にビニールで覆ってしまうものもありますが、狭いと中の温度が高くなり過ぎて、高温で枯れる可能性がありますから、暑い日には換気が必要です。
そういう手間を省きたいという人は天井部分だけ覆うタイプのビニールハウスがおススメです。
このタイプなら、換気をする必要がないけれども、雨は最低限防いでくれます。
これに黒マルチをすれば、実に影響が出るほどの水分をトマトが吸収することもありません。
味が濃いおいしいトマトを食べたいという人は雨よけをしっかりすることが大切です。
まとめ
トマトは水分を吸うと実が大きくなる一方で、味がぼやけてしまいます。
そうなると味が薄く感じてしまいます。
他にも大雨などで一気に雨が降ったら、皮が果肉の水分による膨張に耐えられず、完熟間近のトマトの実は割れてしまいます。
露地栽培ではそれらを完全に防ぐのは難しいのですが、黒マルチやトマトの雨よけをすることである程度の予防は出来ます。
トマトの雨よけにこだわりたい方に
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2017年10月11日
家庭菜園で収穫したトマトが酸っぱい理由と甘くする方法
甘いトマトを食べたいと思って家庭菜園を始めたのに、収穫してみたらとても酸っぱくて驚いたという方も少なくないようです。
しかし、家庭菜園で甘いトマトを収穫している方も多いのは事実。
この差はなんで、どうやったら甘いトマトを収穫することが出来るのでしょうか。
家庭菜園のトマトが酸っぱい理由
(1) まだ完熟していない。
完熟していないトマトは酸っぱいものが多いです。
常温で放置しておけば完熟して甘くなります。
(2) 肥料が足りなかった。
適切な肥料をやらないとトマトは酸っぱくなります。
過去に管理にはトマトにあまり肥料をやらずに育てたら、酸っぱくもならずに無味無臭なトマトが出来上がったことがあります。
トマトは基本的に痩せた乾いた土地で育つ野菜なので、肥料も水も控えましょうと書かれていることがあります。
しかし、甘いトマトを食べたい時は甘いトマトを収穫出来る品種を選び、それなりの量の肥料をあげないといけません。
管理人の経験では普通のミニトマトよりもちょっと必要な肥料の量が多いような感じがしました。
あまりまき過ぎてしまうと、肥料過多になってしまい、これもまたトマトにとっては良くないので、様子を見ながら肥料をあげて下さい。
(3) 味の素となるリン酸がうまく吸収されていない。
果菜類の味の素はリン酸です。
しかしこのリン酸は吸収され辛くなることがあります。
理由は土の中でリン酸が別のものとくっついてしまい、植物が吸収し辛い形になるからです。
そういう時に活躍するのが菌類なのですが、土の中で菌があまり活躍しないとますます吸収され辛くなります。
(4) トマトの実全体に栄養が行き渡っていない
トマトも大きくなって、たくさんの実がつくとどうしても均等に栄養が行き渡らずに偏ってしまいます。
そのため、中には酸っぱいトマトも出来てしまいます。
どうしても甘いトマトが収穫したいという場合は育ちが悪いものや形が悪い実はどんどん採らないといけません。
ただ、酸っぱいトマトも料理に使えるので、管理人はもったいなくて出来ません。
(5) 天候が悪い
曇りがちだったり寒かったりすると、どうしてもトマトの味は落ちてしまいます。
甘いトマトの作り方
(1) 甘いトマトが育つと謳っている品種を選ぶ
甘いトマトが育つと謳っている品種でも適切な肥料をまかないと甘くはなりませんが、他のトマトよりは甘みが強い傾向にあります。
(2) リン酸入りの肥料を使う
有機栽培をしたいからと油かすだけで育てていると味を良くするリン酸が不足するので、リン酸が豊富な骨粉や鶏フンを使いましょう。
(3) 堆肥を撒く時にもみがらくん炭や炭も一緒にまく。
もみがらくん炭も炭も菌類のすみかになって、リン酸と別のものがくっついた時、引き離してくれます。
そして、植物にリン酸が吸収されるのを助けてくれます。
(4) 完熟させる
甘いトマトを食べるためには完熟させることが必要です。
完熟させると割れやすいという欠点がありますが、あと少しで完熟という時に収穫して、常温で保存しても大丈夫です。
(5) 水はぎりぎり控える
水がたくさんあると味がぼやけて、甘みが薄くなります。
そのため、水はよっぽど暑い時じゃない限りは週に1回程度で大丈夫です。
よっぽど暑い時であったとしても、週に2回程度やっておけば OK。
(6) 木酢液など資材をまく
曇りがちの日や寒い日だとどうしてもトマト肥料吸収する能力が落ちてしまうので、木酢液などの資材は肥料吸収能力を高めます。
管理人はHB-101を使っています。
主観ですが、こちらは肥料吸収効果を高める以外にも耐寒性も高めるように感じます。
まとめ
トマトが酸っぱいのには色々な原因があります。
おいしいトマトを収穫するためには試行錯誤が大切なので、色々と試してみて下さい。
トマトが酸っぱくて困るという時は砂糖とレモン汁につけておやつにするという方法もあります。
意外に思われるかもしれませんがとても美味しいですよ。
世界ではトマトをフルーツとして食べている国もあるので、是非作ってみて下さい。
他にはトマトソースを作るという方法もあります。
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2017年10月10日
もどかしい!トマトが赤くならないのは何故?
家庭菜園でトマトを植えたのに赤くならないということはありませんか?
管理にも同じような経験があり、とても楽しみにしていたので、とってももどかしい思いをしました。
何故トマトが赤くならないのかを調べてみました。
トマトが赤くならない理由
まず、トマトが収穫出来るのは実をつけてから平均して50日後のことだそうです。
意外と長いですね。
もし、まだ50日も経っていないのだったら、赤くないのは普通なので、様子を見るべきです。
問題は50日近く経っても実が赤くならない時なのですが、主な原因は二つ。
日照不足と温度不足だそうです。
トマトが赤くなるためには葉っぱに日光が当たっていることとある程度の温度が必要だとのこと。
なので、寒い日々が続いている場合は赤く色づくのにも時間がかかるというわけです。
トマトの色付きを確かなものにするためには、実にも日光が当たることが大切なのですが、日光に当たり過ぎると皮が硬くなるデメリットがあります。
そのため、葉っぱ越しからの薄日でも十分です。
赤く色づかせるためには?
まず、簡単に出来る対策としては保温があります。
保温はトマトの周りに支柱を立てて、底に穴を開けた肥料袋などを被せておきます。
ただし、虫が来る可能性があるという欠点もありますから、夜間だけ被せるといったようにすると良いと思います。
後は黒マルチや草マルチで、地面の温度を下げないようにする方法があります。
もう一つの日照不足を解決する方法ですが、これは畝や通路に反射シートなどを置くことで、日光を補うという方法があります。
ただ、この方法は実に直接、光が反射するので、皮が硬くなりやすいかもしれません。
管理人としては多少皮が硬くても味が良い方が良いのですが、硬い皮が嫌という方には向かない方法だと思います。
まとめ
トマトがなかなか赤くならないのは普通です。
赤くなるまでには50日もの日数がかかります。
しかも、天気や気温といった外的な要因でわりかし影響されます。
晴れの日が少ないと色づくのが遅れ、気温が低い日が続いても色づくのが遅れてしまいます。
どちらも家庭菜園レベルで簡単な対策でなんとかするのは難しいですが、いつかは色づくと構えて気長に育てるのか良いのではないでしょうか。
50日もあれば何かしらの葉もの野菜は収穫することができるので、それらを収穫しながら、トマトの収穫を楽しみにするのが一番だと思います。
ただ、自分の思い通りのトマトを作りたいという時はどうしても環境にこだわらなければいけません。
そういう方にはビニールハウスが市販されています。
台風といった風に弱いや換気をしないと暑過ぎて枯れる可能性があるというビニールハウス特有の欠点はあるのですが、雨よけと保温が出来るので、悪天候であってもトマトの色づきと味はある程度は良くなるはずです。
気になる方は以下をクリックすると、商品情報とレビューをご覧いただけます。
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2017年10月09日
家庭菜園のわき芽からのトマトの育て方
わき芽からトマトを育てることは出来るということは知っているけれど、どうやればいいか分からないと悩んではいませんか?
わき芽からトマトを育てることはとても簡単ですから、場所があるということはどんどんチャレンジするとことをお勧めします。
今回はわき芽からの育て方について解説をしていきます。
わき芽でのトマトの育て方
新たに苗として育てるわき芽は最低でも5cm 以上に育ったものを使うことが理想で、10cm くらいの長さがあれば最高です。
そのわき芽を取った後は穴を掘った土に水を入れ、水が地面に浸透した後にわき芽を入れます。
穴の深さの目安ですが、脇芽の長さによって違います。
少なくとも最低でも4分の1くらいは土の中に入ればいい感じです。
その後は土の表面が乾いたら、水をあげます。
これで大抵のトマトは根っこを張って育つのですが、駄目なものもあります。
わき芽を植える時のコツ
生育を良くするために、植える時は穴に入れる水に HB-101 といった資材を混ぜたり、わき芽をしばらく HB- 101を混ぜ込んだ水につけるというやり方もあります。
HB-101に興味がある方は記事下にテキストリンクを設置するので、公式サイトにて詳細をご確認下さい。
わき芽を水につけこむ場合は翌日以降も晴れの日が数日間続くということが分かっている時にだけにして下さい。
わき芽にたくさんの水がある状態で、たくさんの雨が降ると、水が多過ぎて枯れてしまうことがあります。
肥料に関しては根っこを伸ばすために最初の段階では入れません。
根っこが生え、しっかりと根づいたなという時に、液肥か何かで追肥をしてあげます。
後は普通に育っていくので普通のトマトの育て方で大丈夫です。
注意点とメリット
わき芽で育てる場合は収穫するまでが遅いということです。6月始め頃に植えたなら、8月にたくさん収穫することが出来ますが、7月頃に植えると収量が減ってしまいます。
わき芽でたくさん増やして、収量も増やしたいからといって、小さいうちに土に植えると根づかないで枯れる可能性も高まります。
わき芽も花が咲いているものでない限り、すぐに収穫は出来ません。
調子に乗って数を増やし過ぎると、世話や肥料が追いつかないこともあるはずです。
これは過去に管理人が大量だったため、調子に乗ってたくさん増やした結果、きちんと世話が行き届かないことがありました。
支柱も出来なかったせいで、地を這わせてしまいました。
自分で管理できる分の量だけ育てることが大切です。
まとめ
トマトをわき芽から育てることは難しくありません。
昨今のトマト品種改良が進み、病気にも強くなっていますが、根っこが根付くまでは注意が必要です。
うまく根っこがついて肥料をやれば、あとは元気に育って、おいしい実をつけてくれます。
畑に場所が余っているという方は是非、わき芽で育ててみて下さい。
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2017年10月05日
悔しい!家庭菜園のぱっくり割れトマトの原因と対策は?
家庭菜園でトマトを育てていたら、いつのまにかトマトがぱっくりと割れてしまっていたと言うことはありませんか?
美味しく育てたトマトが割れてしまうなんてショックですよね。
管理人も何回も同じような経験をしてその度に悔しい思いをしています。
特に、明日頃収穫だなって思っていたトマトに限って割れている時はもう悔しさは倍増です。
何が原因で、どのようにしたらぱっくり割れトマトを予防することが出来るのでしょうか。
主な原因は水分量の急激な変化
土が乾燥している状態で、大量の雨が降ったりしてトマトが大量の水を吸った時、水分量に耐えられなくなって皮が割れてしまうことがあります。
実に日差しがよく当たっている場合、皮が硬くなってしまい、トマトの果肉が大きくなっていく時に耐えられなくなって破れてしまうそうです。
袋掛けなどをして、日差しを遮ってトマトを育てるということも可能ではありますが、そうすると色付きが悪くなってしまいます。
他にはトマトの株が疲れていても割れてしまう確率は高いといいます。
とりあえず、トマトが割れる理由でもっとも多いのが、水分過多ということなので、急激に水を吸っても実が割れないように、土をある程度湿らしてあることも大切なようです。
もしくはトマトに雨が当たらない様に対策をすることです。
実割れを少しでも防ぐための対策
実割れを少しでも防ぐためにはまずはトマトが吸う水分量を減らすことになります。
これは畝作りの段階で黒マルチをかけることで可能です。
黒マルチ以外にもわらや草マルチでも大丈夫。
草マルチというのは黒マルチの変わりにわらや草を株元に置いておくことを言います。
もちろん、植物性のマルチは黒マルチよりは水分の吸収は多いでしょうが、そのままよりは良いと思います。
個人的には畑の有機物を増やすためにこちらを使用しています。
黒マルチだと黒マルチの下の生えた草を取るのが大変で……。
その点植物性のマルチだったら、草やらわらを寄せ付けて草を取ってまた買わせておくだけで良いので黒マルチよりは個人的には楽ですね。
植物系マルチの難点は見た目の悪さです。
黒マルチと植物性マルチは好みが分かれるので、どっちもやってみて自分にあったマルチを選択するのが一番ですよ。
ビニールハウスを小さくしたようなトマトの雨よけハウスというものも市販されています。
ホームセンターで売っていないということも多いでしょうから、どうしても欲しいという人は通販がおすすめですが、レビューを読むと不満点なども多いので、どうしても水分を少なくして栽培したいという方にだけおススメします。
トマトの株疲れは真夏、特にお盆明けが多いです。
トマトの適温というのはだいたい昼間が25度から30度くらいで、31度以上はトマトも大変疲れやすくなるとのこと。
この時はトマトに生えている実を全て収穫して、休ませてあげると復活することがありますが、地域によってはお盆が明けるともうすぐトマトが終わりというところもあるので、収穫を最後までするためにもそのままでも良いと思います。
トマトの実を全部取るのは嫌だけど疲労を回復させたいという場合はトマトの疲労を軽減させるような資材を使うのがおすすめです。
HB-101や万田酵素といったものが該当しますが、効果を実感できないと言う方も少なくないので、使う時は効果がなくてもいいや程度の気持ちで使うと良いでしょう。
個人的には植物のサプリメントとしてHB-101を使っていますが、疲労回復というよりは耐寒性や耐暑性を高めたり、植物のバランスを整える効果のほうが高いように感じます。
そのため、植物が疲労をしている時は無理をさせず、休ませた方が無難でしょう。
まとめ
特に完熟に近い状態で水分をたくさん吸ってしまった時は簡単に割れてしまいます。
プロの農家でもある程度は実割れは想定して作っているのだそう。
ぱっくり割れしたトマトも土や虫がついていなければ、きれいなので食べることが出来ます。
そういうトマトが多く収穫出来たという場合は煮込んでしまってソースを作るのがおすすめです。
トマトソースを作れば、ラタトゥイユやパスタなどに簡単に変化させることが出来ます。
トマトの雨よけに興味がある方は以下のサイトが参考になるのではないでしょうか?
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どうして!?トマトの葉っぱが裏返っている理由
トマトを育てているといつのまにか葉っぱが裏返っているということはありませんか?
こんなものなのかなと思いつつもなぜだろうって不思議ですよね。
トマトの葉っぱの裏がいると言うのは実はトマトの肥料の目安にもなるものです。
どういう意味があるのか説明していきます。
葉っぱが裏返っている原因はチッソが多いから。
トマトは土のチッソが多くなると、葉っぱが丸まってしまいます。
つまり、肥料過多ということです。
土にチッソが多すぎると、カルシウムの吸収がうまくいかずに尻腐れ病になったりしてしまうことがあります。
尻腐れ病とはトマトのお尻の部分が腐ったり黒くなったりすることをいいます。
トマトの葉っぱが裏返っている時は追肥をお休みして、様子を見るのが良いと思います。
特に、野菜をチッソ成分が強い油かすだけで育てているといった場合は注意が必要です 。
肥料過多注意!
肥料は足すことは出来ても土から減らすことは出来ません。
そのため肥料が多いという時は植物を植えてしまっている時はその肥料を植物が吸収し終わるのを待つしかありません。
一応根っこを傷つけないように堆肥を足したりすれば、多少は改善するかもしれません。
それに肥料過多はアブラムシなど色々な病害虫の原因にもなってしまいます。
株がさいうちにアブラムシがついてしまうと、弱ってしまい最悪枯れてしまいます。
トマトは肥料吸収する力がとても強いので、しばらく追肥を休んでいると土が適正な肥料分になるか追肥をして欲しがるようになるはずです。
特に、夏の暑い時は肥料をたくさん吸収するので、多少の肥料過多は気にならないはずです。
実を食べる野菜であるトマトの場合、ちょっと肥料過多でも味に影響はありません。
ただし、葉物野菜の場合は肥料過多すぐに味に影響してしまいます。
適切な量かちょっと少なめの肥料をまくことを意識しましょう。
まとめ
トマトの葉っぱが丸まってるなぁという時は、チッソ肥料が過剰な証拠です。
簡単に言うと肥料過多ということですね。
チッソが過剰になってしまうと、カルシウムが吸収されずに尻腐れ病という病気になりやすくなります。
そのため葉っぱが丸まってきたなと言う時は肥料を休んであげるのが良いです。
トマトは肥料吸収する力が強いので、そのうちまた肥料が必要になってきます。
特に、真夏では肥料の吸収量も上がります。
もっと早くに肥料をなんとかしたいという時は雑草も生やして雑草にも肥料を吸わせてあげると良いでしょう。
その代わり雑草が大きくなるので処理は大変になっちゃいますが。
2017年08月18日
有機肥料だけで作る家庭菜園トマトの作り方
家庭菜園でトマトは人気の野菜です。
自分も作ってみたいけれど、作り方が分からないと思っていませんか?
この記事ではトマトの作り方についてご紹介します。
基本情報
原産はアルパカと同じアンデス山脈。
ナス科の野菜で、お仲間にはナスやじゃがいも、ししとう、唐辛子などがいて、かなりバリエーションが豊富。
一見共通点がないですが、お花の形が皆、少し似てる感じです。
乾燥が好きで、多湿は苦手なので、あまり水は必要ありません。
真夏の野菜のイメージがありますが初夏程度の少し暑いけれど、夜は涼しいという気候がお好みです。
栽培に必要な道具と肥料・堆肥
(1) 支柱
2mほど成長するので、2m程度の支柱を用意することが好ましいです。
(2) 持続性のある肥料
トマトは数ヶ月に渡って成長するので、細く長く肥料を効かせるのが基本で、花を咲かせ、実付きを良くするリン酸が重要です。
リン酸の骨粉か鶏フン、チッソの油かす、カリウムの草木灰を使いましょう。
新鮮な米ぬかが手に入るなら、虫が湧き辛く、肥料吸収も早まるボカシ肥料を作りましょう。
家庭菜園で使える手作りボカシ肥料の簡単な作り方
(3) 石灰
土作りの時に使います。
土壌にカルシウムやマグネシウムを足し、アルカリ性にします。
ここでは牡蠣殻やホタテで作られた有機石灰を使います。
トマトはカルシウムが不足すると、実の尻の部分が腐る尻腐れ病になりますが、通常、土作りの段階に石灰を入れておけば心配はいりません。
(4) 堆肥
土をふかふかにするものです。
腐葉土や牛フンが主な堆肥ですが、どちらを使用してもいいですし、両方使用しても構いません。
土の中の菌も活動しやすくなり、根っこも伸びやすくなります。
(5) 苗
ミニトマトやトマトは種から育てることも出来ますが、寒い季節に育てることになり難易度はとても高いです。
苗を買って植えることをおススメします。
(6) もみ殻くん炭
もみ殻とはお米の表面の皮で、くん炭とはそれを炭にしたものです。
植物がリン酸を吸収するのを助ける菌が住みつきます。
苗の準備
ホームセンターでも園芸ショップでもいいので、元気が良さそうなものを購入します。
節と節がよく詰まっているものが好ましいですが、枯れかけていたり虫がついていない、変な模様が出ていない、弱っていないものを選べば大丈夫です。
土作り
過去1年間ナス科の野菜を植えたことのない場所を選びます。
どうしても去年、ナス科を植えた場所に植えるしかないという場合は堆肥を多めに入れ、連作障害を軽減する資材を入れます。
有機石灰と堆肥、もみ殻くん炭を入れ、よく混ぜます。
入れる量は土の表面が見えるくらいマダラでいいので、大体、覆われるくらい。
石灰は1平方メートルあたり1掴み程度です。
堆肥は1平方メートル当たり約2キロほど。
畝
高さ20cm、幅50cmほどの畝を作ります。
去年の畝がある場合は石灰と堆肥を足して、混ぜて形を整えて、使い回してしまって大丈夫です。
苗の植え付けと支柱
一番最初の花のつぼみが出来たか咲いた頃が植え時です。
苗を植える時は1時間ほど苗の土の部分を水に受けておきます。
もし翌日が雨の予報がある場合はこの作業は苗を弱める可能性があるのでやめます。
植える間隔は80cmを確保して下さい。
苗を植えていきますが、下の画像のように花が咲く方向は決まっているので、花が咲いているほうを畝の外側に向けます。
こうすると、あとあと作業がしやすくなります。
苗を植える時は植え穴に水を入れます。
穴に苗を斜めに植え、根元近くの茎も埋めてしまいます。
葉っぱが生えていない部分全部が土に埋まっても問題ありません。
こうすることで、茎からも根っこが出て、成長が良くなります。
土から出ている部分を紐で支柱に結んで下さい。
紐を結ぶ時は紐が8の字になるように結び、余裕を持たせます。。
根っこから五センチほど離れた周辺に円を描くように肥料を一つかみほどまいて、土とよく混ぜて下さい。
ボカシ肥料や有機肥料はネズミが食べに来やすいので、しっかりと土と混ぜることで食べられないようにします。
ミニトマトは三本仕立てにする
ミニトマトは脇芽を2本伸ばし、3本仕立てと呼ばれる状態にします。
脇芽とは茎と葉っぱの根元に生えている芽のことで、葉っぱとは形が違うのですぐに見分けがつきます。
拙い画像であれですが、赤いマルがついている部分が脇芽です。
伸ばす脇芽にも支柱を用意してあげます。
伸ばす脇芽については一番大きなものを選びます。
その後の管理・脇芽
トマトは葉っぱばっかり茂っても実に栄養がいかないので、脇芽を取ります。
脇芽を取る時は晴天の午前中、翌日まで晴れることを確認してからにして下さい。
指でポキッと折ってもいいですし、ハサミを使ってもいいですが、清潔な指とハサミを使って下さい。
脇芽が取れた後は乾くまでは病気になりやすい状態なので、注意が必要です。
管理人は過去に、適当に脇芽を取った後、雨が降り、結局、トマトが病気になってしまい、全滅したことがあります。
その後の管理・追肥と水やり
植えつけてから2週間に1度のタイミングで追肥をします。
株元から10cmほど離れた場所の周辺に円を描くようにボカシ肥料を1掴みまきます。
もしくは畝肩にまきます。
晴天が続いているのに、成長が鈍いと感じたら肥料が足りていませんから、追肥をしましょう。
葉っぱが裏返っている時は肥料過多なので追肥を休み様子を見ます。
2m程度に成長したらトマトの頂点にある芽を切り、それ以上成長しないようにします。
基本的に水は必要ありませんが、あまりにも雨が降らない年は水が足りなさ過ぎて、葉っぱが枯れ始めることがあります。
葉っぱに茶色い斑点が出てきたら、水を上げましょう。
こうならないためにも1週間から2週間に1度は水を上げるのが良いです。
ただ、これだと管理が大変なので、刈り取った草で畝を覆う草マルチをおススメします。
新鮮な草を株元に置くと、その草を食べに虫が集まり、フンをして栄養分になります。
難点は草マルチをめくると、虫がいてキモイことです。
収穫
花がついてから、50日前後が収穫の目安です。
ただ、天気や日光により収穫日数は変動します。
完熟直前に雨などにより大量の水分を含むと、落ちたり割れてしまうので、雨の予報がある時は早めに収穫し、常温で置いておくと、数日で完熟します。
病害虫
日本のメーカーが作っているトマトは病害虫に強い品種がほとんどです。
しかし、脇芽を取った時に雑菌が入れば、モザイク病やウイルス病にかかることがあり、そうなると株は焼却処分しなければいけません。
テントウムシの斑点がいっぱいある虫がテントウムシダマシといい、葉っぱを食べる害虫です。
潰してもいいですが、気にしなくても大丈夫。
葉っぱに白い線がある場合はハモグリバエと呼ばれる害虫です。
気にしなくても大丈夫でしょう。
株が幼い頃に肥料過多になると、アブラムシがやって来て株が弱ったり、最悪枯れてしまいます。
木酢液やHB-101をまくと、翌日にはアブラムシがいなくなることが多いです。
まとめ
家庭菜園でトマトは育てやすいと人気がある野菜です。
日本の種苗メーカーが作っている品種は耐病性があることがほとんどだからでしょう。
しかし、実態はデリケートな野菜なので、脇芽を取る時だけは気をつけて下さい。
管理人は全滅させたので、今でも悔しくてしょうがないです。
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