●アカイカについて
≪ペルー≫
北部〜中部にかけては、それぞれ50〜100トン/日程度しか水揚げが無い様子。サイズも小さくベタで、5Kｇ以下が殆どの様です。ちなみに南部は、皆無との事。公海の中国船は、4/24現在で約8.5万トンの漁獲量との事で、3月末から約１カ月で、約2.6万トンの漁獲があった事になります。
んー・・・実際に漁が良かったのかもしれませんし、何か集計ミスでもあり、修正が入った可能性もあるのかもしれませんね。
≪チリ≫
5月の大型トロールの漁が始まりましたが、漁獲が落ちている様です。1〜4月の様に5〜6日で獲りきっていたのとは様変わりしています。現地10日現在も漁獲枠を獲りきれていないとの事です。
小型船は皆無ではありませんが、細い漁が続いている様子。
●マツイカ
≪200カイリ内≫
操業している船も大幅に減っているようです。現地では既にシーズン終了ムード・・・・。
≪フォークランド≫
現在入漁している台湾船も既報通り、5/15の漁獲可能最終日を持って終漁するようです。台湾船の漁獲したマツイカを積んだ運搬船が先ごろ高雄に入ってきた様ですが、既に全量完売状態なんだそうです。また、今、航海中のものも多くは販売終了ているとの情報がありました。
未確認情報なので信憑性はわかりませんが、台湾船漁獲で中国に販売されたマツイカツボ抜きを6,000トン積んだ冷凍運搬船が沈没したとの話を聞きました。
仮に、これが事実だと少ない漁獲の中大きな損失と思われますので、今後のマツイカの状況に大きな影響が出る事も考えられます。
≪200カイリ外≫
中国船の情報ですが、4/24現在で約11.5万トンの漁獲量の様です。前年の同期の資料が手元には有りませんので昨対比が判りません。おそらく昨年よりは多い!?ものと考えます。
投げやりな部分もありますが、こんな見解でございます。またトピックスありましたらお目にかかりたいと思います。
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