怒りや悲しみといったネガティブな感情には
思考をマイナスなものに変えてしまう力があるので
いかにしてそうした不要な感情を手放すことが出来るのか、によって
毎日の気分にも影響してくると感じられるところもあるかもしれません。
懐かしい話になりますが
インサイドヘッドという映画の中では
ヨロコビやカナシミといった感情が
キャラクターとして脳内の状態を決めるために
脳内会議を開くことで、その日の感情を選択するという設定で
ストーリーが繰り広げられていきます。
それぞれが可愛らしいキャラクターですね。
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カナシミのキャラは自分が必要でない存在であると見られて
周囲からも敬遠されてしまいますが
最終的にはそうした感情も含めて
全ての感情が共存しているからこそ
そこに人生の意義を見いだすことができることに
主人公は気が付かさせられます。
今日は調子が良いからヨロコビの日を楽しもう。
今日はちょっと嫌なことがあったから
カナシミという感情もあるのも仕方がないことだよね、といったかたちで
自分の記憶を作りあげている無意識対して
自分が感情を選ぶ、という感覚を
持たせることが大切だと感じさせられます。
不要な感情を捨てようとするからこそ
逆にその感情にとらわれてしまうことがあります。
そうではなく、自分に起こることに対しては
どこに何かの意味があるとみることによって
その状態を自分で選んでいるという感覚を持たせられることによって
人生を楽しむという視点も生まれてくることになるでしょう。
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