自分の伝えたい想いが相手に上手く伝わらない。
そんなもどかしい気持ちにあるときにこそ
相手から信頼されるための当たり前のことが出来ているのか、と
信頼の基本に立ち返ってみることが大切になります。
同じ事を伝えたとしても、この人には言われたくないということもあれば
この人が言うのであれば、仕方がない、と思われることもあります。
何を言うのか、よりも誰が言うのか、によって
相手の反応も変わってくるケースも多々、あります。
相手に話を聞いてもらえる状況を、上手く作り出しているのか。
その原点にあるのが、信頼から生まれる
お互いにリラックス出来る関係性でもあると思っています。
この人なら安心して話を聞いてもらえる。
安心して話を聞いてもらえる相手だからこそ
相手から重要な存在だと見てもらえるところもあります。
自分の想いが先行していることによって
相手からのメッセージを見落としてしまうこともあるかと思います。
とくに初対面で関係がそれほど深くなければ
相手はそれほど自分に関心があるわけではない。
そんな気持ちで信頼を積み上げていく姿勢があって
徐々に相手の気持ちも見えてくることもあります。
相手の気持ちが見えていないときにこそ
自分がどうしたい、ではなく
相手に伝わるためには、どうありたいのか、と
発想を切り替えられることによって
何をどのように伝えるのか、という視点も切り替わります。
”氣”が通じる感覚が生まれるのも
相手を理解しようとする姿勢があってこそ。
共感も相手が理解されたと感じることから生み出されるものです。
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