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2020年05月11日

少しだけ持ち直す ── 昨日の鬱のこと

1 時起床.

起き上がることはできたが, 鬱が辛い. それでも昨日感じたような苦しさはない. 多少は持ち直したようだ.

何かしようと思うが頭が働かず何もできない. 読みたい本を開いてみるが, 文字が目に入ってくると疲れてしまう.
諦めた.

明るくなるまでコーヒーを飲んだり横になったりして過ごす. 体操のようなことはできた.

昨日の鬱は本当に苦しかった.

いつもとは異なっていた点があって, それは自分は駄目だとか過去の苦しい記憶の再生とか, そういういつも辛いときに頭に去来するものが無かったことだ.
気分の落ち込みとも違う. 希死念慮も無かった.
ただ苦しい. 心が壊れていくような痛みがあった.

考えてみて自分なりにわかったのは, その痛みは何者かが自分の内面に干渉し, 監視・管理・支配しようとしてきたときに感じる苦痛に似ているということだ.
断定はできないが, もしそうだとすると昨日の苦しみはある程度腑に落ちる.

未だに心の傷は深く残っているということだ.

心というものは確かに壊れる. それは自分の体験としてある. 結果として心に傷を負い, その傷は治るかどうかわからない.
気の持ちようやメンタルの強さなどでは対処できない.

以前, ある人から心の病は個性だと言われたことがある. その人の優しさが嬉しく自分でもそう思おうとしたが, 個性だと言ってしまうのにはどうしても無理がある.

一面では自分の鬱の発症は, 内向的で生真面目な自分の気質と大きく関係していて, その意味では個性の発現であるとも言える.

一方で, 昨日の苦しみが心の傷による痛みだとすると, それは個性とは大きく異なる.
心の傷は, 他者によって受けたものであって自分のパーソナリティーとは切り離して考える必要があると思うのだ.

大量のアルコールへの依存, 時折襲う激しい対人恐怖, 過去の記憶の再生と強烈な罪責感, これらは大部分自分が元々持っていたものから出たのでは無いだろう.

治すべきなのは, 心の傷なのではないか.
可能性の話だが, もしこれに対する治癒というものがなされたならば鬱はもう少し軽くなって, 性格の中に吸い込まれていくのではないか.
何より, 自分の中に望まぬ他者によって切り刻まれた傷とその記憶が存在するということが堪え難い.

自分の鬱についてある程度考えが整理できた.

明日認知療法があるので, PSW さんにも聞いてみようと思う.
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posted by 底彦 at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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