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2015年12月23日
ニトリHD最高益の理由について考える
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本日の日経新聞でニトリホールディングスの2015年3〜11月期の連結決算において、純利益が過去最高の350億円になったというニュースがありました。
「お、ねだん以上。ニトリ」というキャッチフレーズが有名ですが、私も手軽に家具を買う時は利用するようになり、品質面においても向上しているなと感じています。
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記事から推測される絶好調の理由は下記の2点が挙げられます。
1.都心部への出店が奏功し、若い女性やシニア層などに顧客層が拡大
2.機能性を高めて価格を引き上げた商品の販売拡大が客単価を押し上げた
この中で特に2については重要かと感じます。
従来よりも価格が少し高めの商品を揃え、「ニトリクオリティ」として投入したとのこと。デザイン性の高いクッションや造花、花瓶なども好調だったそうです。
このように、商品の付加価値を高め、値段も少し上げて販売力を付けるというのは、好調企業の共通点のような気がします。
ユニクロ製品の機能性はどんどん進化しているし、セブンイレブン、そして「牛すき鍋膳」を投入した吉野家など。
それぞれのブランドに絶対的な信頼感があり、「ちょっとくらい高くても他社で購入するより断然良い商品が買える」と思わせてくれるものがあります。
半面、苦境が続き、アメリカ本社が株の放出に動き出すまでの事態になった、「マクドナルド」はやはり商品面において、「安かろうまずかろう」のイメージが定着しているのが致命的になってしまっています。
この原理はネットビジネスにおいても共通のような気がします。つまり、「質」の向上が大切な時期に来ているということ。
アフィリエイトにおいても、昔は「被リンクを増やす」などテクニックが重要視されていましたが、現在は記事自体のクオリティの向上がキーになるという動きが出ています。
これは、グーグルの検索アルゴリズムが向上し、「本当にユーザーにとって役に立つサイトを上位に表示させよう」という意図に沿う、検索結果を表示させることが出来つつあることと関係してきます。
結局は、どんなビジネスであれ、ユーザー視点で考え、ユーザーが喜ぶ提供が出来るサービスが勝ということなのでしょう。
当たり前の話ではあるのですが、この「当たり前」を徹底させた人こそが勝者になるうるのです。
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2015年12月01日
Airbnbでのビジネスを考える
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最近、にわかに注目を集めているネットサービスが、Airbnbです。
Airbnb (エアビーアンドビー、エアビーエンビー)は、宿泊施設を貸し出す個人向けのウェブサイトであり、ユーザーにとっては、ホテルなどで泊まるよりも安く、その土地に密着した生活が出来るというメリットがあります。
確かに、海外に行った時は、ホテルに泊まるのではなく、民家を借りて住んだ方が、より旅行を楽しめそうだと思います。
ホスト側にとっては、空いた住居スペースをマネタイズ出来るということで、ネットサービスならではのWIN-WINビジネスモデルであるといえます。
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このAirbnbに関し、日本への経済が効果発表され、年間約2220億円にもなることがわかりました。地方の雇用創出にも貢献したというからすごいです。
訪日外国人のインバウンドによる経済活性化の一つの現象ともいえるでしょう。
Airbnb、初となる日本への経済効果発表! 年間約2220億円、地方にも雇用創出(マイナビニュース)
もちろん、私もこのビジネスへの進出を考えています。不動産物件でマンションを3部屋所有しているので、Airbnbによる部屋貸しの方が賃貸収入より収入が上回るかどうかというのが、参入決断のポイントとなります。
参入にあたり、下記の点をクリアにすることが先決です。
・ひと月あたり、どれ位の利用率であれば家賃収入を上回るのか?
・用意する家具などを購入することで、どれくらいの事前コストがかかるのか?
・利用者がトラブルを起こした場合、どのような対応をすればよいのか?
・リピート客を捕まえるためにどのようなサービスを手掛ければよいのか?
現在、日本のホスト数は5,000人以上とのことですが、これだけ認知が広まれば、これからますます増えることになるでしょう。
その時、他の人とどのような差別化を図ればよいか。
私にとっては久しぶりの新規ビジネス参入になるので、じっくりと検討したいと考えています。
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