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2020年05月29日
コルト社製ダブルアクションリボルバーの構造上の欠点(1)
ご存じかもしれませんが、コルト社のダブルアクションリボルバーは、メインスプリング(ハンマースプリング)がトリガーリバウンドスプリング(撃発後、引き金を元の位置に戻す役割を果たす)を兼ねています。
これは、アイデアとしては悪くない(一つの部品が複数の役割を果たせば部品数を減らせるため)のかもしれませんが、実際は引き金の戻りが鈍い(遅い)、引き金が戻りきらずに途中で引っかかる等の問題が発生することが知られています。理由は、ハンマーが落ちてテンションが低くなった状態のメインスプリングが、引き金を元の位置にはじき返さなければいけないからです。これだと、当然引き金の戻りは鈍くなったり引っかかったりしますから、スピードシューティングなどの競技では使えないということになります。
スミスアンドウエッソンのリボルバーにはリバウンドスプリングという独立した強力なばねがあって、これが引き金を指ごと弾き返しますから、ジェリーミチュレック氏のような驚異の高速連射が可能になるわけです。
これは、アイデアとしては悪くない(一つの部品が複数の役割を果たせば部品数を減らせるため)のかもしれませんが、実際は引き金の戻りが鈍い(遅い)、引き金が戻りきらずに途中で引っかかる等の問題が発生することが知られています。理由は、ハンマーが落ちてテンションが低くなった状態のメインスプリングが、引き金を元の位置にはじき返さなければいけないからです。これだと、当然引き金の戻りは鈍くなったり引っかかったりしますから、スピードシューティングなどの競技では使えないということになります。
スミスアンドウエッソンのリボルバーにはリバウンドスプリングという独立した強力なばねがあって、これが引き金を指ごと弾き返しますから、ジェリーミチュレック氏のような驚異の高速連射が可能になるわけです。