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うつ嫁が滅茶苦茶頑張った話

cooking



嫁が滅茶苦茶頑張った。
本人も言うように、近年見ないくらいに頑張りそして完遂した話です。

それは、運動会で食べるお弁当を作ったということ。
これだけ書いてしまうと、別に珍しくも何ともないということになってしまいますが、事情その他順を追って書いてみましょうか。


おそらく初めてのこと


ウチの嫁は、お弁当作りが好きではありません。これはメンタルを患う以前から変わらないことです。
近年、子どもらが学校などでお弁当持参ということになると、非常に憂鬱になっていました。
運動会のお弁当は、その辺で買ってきて揃えるのが通常運転。ちなみに昨年は、僕が作りました。
そんな嫁が、運動会にてお弁当を拵える。それも、非常に手の込んだ内容のもので。これは、おそらく初めてのことなのではないかと思います。僕の記憶違いだったらすみませんが。

今年も子どもらの運動会は当然ありました。
上の子(娘・中学生)の場合は、適当に持たせましたし僕らもコンビニで適当に買ってきたものを食べてノンビリと過ごしました。お弁当作りに情熱を燃やしたのは、下の子(息子・小学生)の運動会開催のときです。

息子の運動会におけるお弁当は、上述のとおり昨年僕が手配したこともあり、今年も当然僕が用意するものだろうと思っていました。しかし僕もここ最近体調不良気味で、とても前夜もしくは当日早朝にガッツリ作る気分にはなれず。
当日の朝、出掛けにコンビニで買っていけばいいや、くらいに考えていました。
嫁には甚だ失礼なことかもしれませんが、この件に関しては嫁を全くアテにしていませんでしたし(弁当というだけで憂鬱になるのがわかっていたので)、まさか嫁が自分から作り出すとは思いもしませんでした。


運動会前日、仕事を終えて帰宅してみると、何やら嫁が台所にお店を広げて何やら料理している姿が。そして、表情がやけに必死です。
揚げ物やら野菜やらいなり寿司やら、作りかけのもの・完成品・材料などがあちこちに散乱しています。通常の夜ご飯にしては何だか派手ですし、かといってその日は別にお祝いごとがあるわけでもなく。

訊いてみると、運動会のためのお弁当を作っているんだと言います。
普段から料理が好きでなく、作ってもそんなに手の込んだことを滅多にやらないウチの嫁ですから、できたところで主食(おにぎりやいなり寿司)と揚げ物(冷食のナゲットや唐揚げなど)くらいが関の山といったところです。しかし、それにしては随分材料を広げています。
訊けば、いなり寿司をオリジナルで作り、野菜の煮物(食材は冷凍モノ)を圧力鍋で煮込んだり、キュウリ・トマト・ちくわ・チーズで一品作ったり、さらに冷凍のナゲット、そして”タコさんウインナー”まで作る予定だとか。ちなみに嫁にとって、”タコさんウインナー”は初めてのチャレンジだったようです。昨年コツを掴んだ僕が、先輩面してドヤ顔でアドバイス的なことを言っています・・・

こうしてお弁当容器6つ分、僕ら家族全員と祖父母計6人前を計算して、何時間かけたか知りませんが嫁はお弁当作りを完遂しました。これには本人も僕も驚きです。翌日、これらは無事みんなで美味しく頂くことになりました。


何が嫁をこんなに奮い立たせたのか。本人には失礼ですが、嫁がこんな規模のお弁当を作るなんて夢にも思っていなかったので、帰宅してその姿を見たときは「何を散らかしているんだろう?」とか思ってしまいました。すみません。


嫁が全力でお弁当を作った事情


嫁が運動会のお弁当作りに奮戦した理由は、嫁の母上にありました。
毎年子どもらの運動会には観戦に駆けつけ、敬老席で1日のんびり観ていってくれる祖父母です。

嫁の母上は、末期ガン状態でもう余命がそんなにありません。
この記事でも触れていますが、その当時で5年持てばいい方といわれていました。最近の嫁の様子からすると、もしかしたらさらに縮まったのかもしれません。

嫁にお弁当作りがやけに気合い入っているなと言ったら「もうお母さんがいる運動会、これが最後かもしれないから」などと言うのです。もしかしたら、父上から何か新しい情報を聞いたのかもしれません。母上は最近入退院を繰り返していますが、基本的に身体が弱っているので根本的な治療ができないようなので・・・

嫁は一人っ子であり、多分に母上の影響を大きく受けて育っているようです。そんな嫁ですから、もし母上がお亡くなりになるような事態にでもなればおそらく収拾がつかなくなることでしょう。本人もそのように予言しています。
僕は残念ながら、その気持ちがあまりわかりません。自分の母親も2年前に急死しましたが、あまりに淡々と話し淡々と葬式などに臨む僕を見て、嫁に「どうしてそんな平然としていられるんだ」と言われたくらいですので。いや、悲しくないわけではありませんが、それ以上に忙しかったのですよ。それに、親が死ぬのは順番ですし、別におかしなことはないかと・・・

嫁の母上は、8年ほど前にくも膜下出血で倒れ、以後他の疾病も発覚するなど特に身体的に不自由な暮らしを強いられています。その当時から肝炎など決定的な疾病が見つかっており、余生はそんなに長いことはないだろうという見通しでした。が、実際に余命が何年と医師に言われるようになってくると、いよいよ現実的な話になってくるのです。嫁も、その意識があったのでしょう。それが、上の言葉にも表れているように感じます。

「これが最後かもしれない」 だから、せめて目いっぱい自分でお弁当を振舞っておこうという嫁の心意気と、「もうこんなには二度と作れない」と本人がいう力作。人間、原動力次第で不可能が可能になることもあるんだな、と思うJ氏でした。


ちなみにそのお弁当について、普段指摘の厳しい母上からお褒めの言葉をいただいていました。そして息子のチームが(ウチの子どもらでは初めて)優勝しました。いやいや、いい展開で終わって何よりです。
なおそのお弁当、嫁がFacebookにアップしてしまいましたので、ここに掲載するとカブってしまいます。なので特に掲載していませんので、悪しからず・・・

ともあれ、嫁の底力を見たような気がします。




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