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ウチの息子はうつ病ママしか知らない

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最近記事用画像に空の画像を意図的に多用しています。理由は簡単。特に今の梅雨どきもそうですが、青く抜けるような空は気分を晴れやかにしてくれます。うつ病歴10年の嫁にも、もっと広く青い空を見せてやりたいものです。


息子が知っているのはうつ病ママだけ


ウチの息子は、今年10歳になりました。そして今年は、嫁がうつになりまして10年になります。記憶が曖昧ですが、確か息子の出産前後にはうつ病と診断されていたと思います。実は情けない話、当時僕は連日の深夜残業に参っておりまして、この辺りの記憶があまりないのです。

息子が新生児〜1歳あたりの頃は、嫁のメンタルもそこまで悪化していなかったと記憶しています。が、確実にそれまでの嫁からしたらできていたことが段々できなくなりつつあった頃です。しかし、息子が物心つく年代になってくると、一番酷かった時期に突入しています。なので、息子にとってはママは最初から病気であり、それが当たり前という認識で育ってしまったかもしれません。

嫁がうつ病になった心当たりが僕サイドにはひとつを除いて、サッパリ思い当りませんでした。そのひとつは、診断された当時上述のとおり僕は連日深夜まで働く環境でして、ロクに帰宅していませんでした。正確には、寝るためだけに帰宅していた状態です。息子の新生児時代もロクに覚えていません。のちにこれに気づいて大きくショックを受け、結局仕事は辞めてしまいました。まあ、時既に遅し、でしたが。

息子は、嫁が何か悲しそうだったり苦しそうだったりすると、そばに寄っていって頭をナデナデしたりします。おそらく、家族で一番嫁に優しい奴だと思います。何か他の家庭と違うようなことがあっても「ウチはママが病気だから」と言います。僕には結構無茶を言いますが、息子は嫁に対しては(言うことをきかないことはあっても)無茶は言いません。うーん、何と言ってやればいいのかわかりません。

おそらく嫁は、このこと(息子が知っているのはうつ病なママだけであるということ)には思い至っていません。それを知っていたら、それだけでかなり沈むことが予想されるからです。まあ、ここは’知らぬが仏’というやつですので、何も言わないでおこうとは思います。いいことが何一つないと思われますので。


息子に絞って書いていますが、これはおそらく上の子である娘にも同じようなことが当てはまると思います。息子が生まれた当時、娘は3歳でした。3歳児にして、親父は帰ってこないし母親はメンタルを病むし、そんな環境で弟はできるし。娘も大変な思いをしたことと思います。ただ娘は(覚えているかどうか微妙ですが)多少なりとも今より健康だった嫁との思い出はあると思います。それに比べて息子の場合は、生まれながらにしてママが病気という状態しか見ていません。なので、特に息子に絞って書いてみました。


余談を少々


余談ですが、嫁のうつ病に対してはもう長いスパンで見るようにしています。芸能人などでも、たまに10年20年うつ病だったと告白する人もチラホラいます。逆に短期で治る人もいますが、もう10年経ちますし、少しずつではありますがトータルで見るとよい方向には行っています。なので、急ぐことはせずに20年でも30年でも長い目で見ていこうと腹を括っています。その前に倒れたら、メンゴ。まあ、そんな感じです。子どもらには、なるたけ不足のないようにしてやりたいと思っています。


さらにもうひとつ。今日は嫁が、退院後初めて遊びに行き出かけました。まだ行って帰ってくるのがいっぱいいっぱいの体力のようですが、動かないことには体力は戻りません。それに、今回は仲間うちでの退院祝いだったようです。嫁はしばらく、余計なことは考えずに食う・寝る・遊ぶをガッツリやっていったらいいんじゃないかと思います。






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