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Digonophorus属

だいぶ間が空いてしまいました。
しばらくは種類の少ないのをやって、Figulus辺りをやる予定です。

今回は「セスジコクワ」と呼ばれる、Digonophorus属について。
Dorcus属に近縁で、Dorcus属に含まれれている場合もあります。
近年になって多数の新種が発見されていて、まだ出てきそうな感じもします。


Digonophorus Waterhouse, 1895:157 (type: Digonophorus atkinsoni Waterhouse, 1895)

1.jpg1:D.apatani Holotype模写
2:D.chucheni Holotype Huang&Chen,2013より
3:D.costipennis Type Nagai,2000より
4:D.dungkharpai Holotype模写
5: D.dungkharpai Paratype模写
6:D.elegans Arrow,1950より
7:D.imrani Holotype模写
8:D.motuoensis Holotype Huang&Chen,2013より
9:D.rubrolateris Type Nagai,2000より
10:D.wemckeni Holotype Schenk,2008より


Digonophorus apatani Okuda et Maeda,2015:29,31-33,figs.7-9,23
Arunachal Pradesh [Lower Subansiri, Arunachal Pradesh, northeastern India].

最近記載されたので画像の掲載は控えます。
Prosocopoilus bruijnii rufulusとDorcus elegantulusを混ぜたような印象。
顎は直線的で、顎中央の内歯の下に小さな内歯を備え、顎付け根にも小さな内歯を備える。
頭部・前胸はやや長く、体色は褐色で艶消し状。


Digonophorus chucheni (Huang et Chen,2013):433,pl.86,133-figs.108(1-2) [ Dorcus chucheni]
中国(雲南省) [CHINA: NW Yunnan: Nujiang Pref.,Lushui County, Pianma, Gas station].

D.costipennisに似るが、顎の端歯は大きく開き、顎中央の内歯の先端部は下方が長い、頭盾はやや幅広の王冠型で中央が突出する。
記載されたHuang&Chen,2013内で本種の♀とされている個体は、本属にしてはやや幅広な体型で、上翅に隆起した筋は見られず、前胸後方は湾入する。


Digonophorus costipennis Nagai,2000:101-102,figs.125-127
N.Myanmar [N.Katctin].

D.rubrolaterisに似るが、黒色で、顎は長く、顎中央の内歯は先端が二股、頭盾は王冠型で幅広。


Digonophorus dungkharpai Okuda et Maeda,2015:35-36,38,figs.3-4,8,11(a-b)
Arnachal Pradesh [Lower Dibang Valley, Arnachal Pradesh, northeastern India].

D.rubrolaterisに似るが、体色は暗く、内歯は小さめ、前胸縁前方の切れ込みは弱く、胴体は大きい。


Digonophorus elegans (Parry,1862):110 [Cladognathus elegans]
=Digonophorus atkinsoni Waterhouse,1895:157-158 [Singapore].
=Cladognathus rudis Westwood,1864:35-36,pl.XI fig.4 [India vel Insulis Indicis?].
=Prosopocoelus sulcatipennis Houlbert,1915:51-52,figs.10-11 [British Bootang].
NE.India,Bhutan,Nepal,Arunachal Pradesh,中国(チベット) [Ind.Or.].

明るい体色と長く伸びる顎が特徴的。
体型は細く、前胸縁前方の切れ込みは大きい。
本属をDorcus属に含めた場合、D.titanus elegansは本種の2次ホモニムになり名前を変えなくてはなりません。
もちろん本属をMacrodorcasに含めて、Dorcus・Macrodorcas・Serrognathus・Hemisodorcus・Metallactulus・Sinodorcusあたりを独立させて扱うならば有効となるわけですが。


Digonophorus imrani Okuda et Maeda,2015:35-38,figs.1-2,7,10(a-b)
Arnachal Pradesh [Lower Dibang Valley, Arnachal Pradesh, northeastern India].

D.rubrolaterisに似るが、体色は黒色、前胸縁前方の切れ込みは弱く、上翅にやや不明瞭の筋が入る。


Digonophorus motuoensis (Huang et Chen,2013):429-432,pl.86,133-figs.107(1-5) [Dorcus motuoensis]
中国(チベット) [CHINA: SE Tibet: Linzhi Pref., Motuo County].

D.costipennisを赤褐色にしたような種類。
内歯の先端は三叉状、頭盾は平坦な王冠型で両端の突出は弱い、符節はやや短め。


Digonophorus rubrolateris Nagai,2000:102-103,figs.128-130
N.Myanmar [N.Katctin].

Dorcus elegantulusのような体色の種類。
D.costipennisと比べると、顎は短く、内歯は1本、頭盾は幅の狭い王冠型。


Digonophorus wemckeni Schenk,2008:176-178,figs.1-2
Arunachal Pradesh,中国(チベット) [Arunachal Pradesh,Distrikt Bomdela].

短くて湾曲の強い顎が特徴的な種類。
頭盾は幅の狭い王冠型でやや突出気味。
チベット産は顎がやや長くて、前胸が細い印象。

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主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
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