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2022年03月01日

CPUをAMD Ryzen5 3500に交換し快適なゲーム環境を整えた 〜 実践編 〜

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前回、マザーボード、CPU、メモリを入れ替え今時のゲームを快適にプレイできる環境ができた。今回の内容はWindows10導入で困ったこと、ゲーム録画アプリについて、延長ケーブルでケース前面ファンの取り付け、前回、散々な結果に終わった「ボーダーランズ3ベンチマーク」でどれだけ快適になったかの検証を行いたい。

Windows10のライセンス認証問題

古いPCはWindows8.1を使用していた。新しいグラッフィックボードの性能が出なかったのはDirectXのバージョンが古いせいなのかと思った。最新のDirectXにアップグレードするにはWindows10が必須になるのでインストールしたが結果は前々回の記事で書いた通り散々な結果となった。この時はハードウェアの構成はグラッフィックボードのみが変わっただけなので、ライセンス認証は求められなかった。

新しいPCを組んで、以前のSSDを取り付けて電源ONにするとそのままWindows10が立ち上がる。すると「ハードウェアの構成をしています」というような表示が出た後、ライセンス認証を求められた。そのままでも使い続けられるだろうが、右下に「ライセンス認証」の透かし文字が常時表示されるようになった。

これではゲームをプレイ時や、録画した画像をブログに上げる際に邪魔になる。

スクリーンショット (1).jpg
ちなみにWindows10はプロダクトキーがなくてもマイクロソフトのサイトから無料でダウンロード&インストールできる。ISOファイルをダウンロードしてDVDに焼くか、USBメモリに直接ダウンロードする方法がある。16GBのmicroSDカードしか持っていなかったので、USBメモリに変換できるアダプタを購入しインストールした。

スクリーンショット (2).jpg
以前のWindowsではプロダクトキーががないとインストールすらできなかったが、Windows10では、後からプロダクトキーのみ購入して認証する方法を取っているようだ。プロダクトキーだが、ヤフーショッピングで探すと数百円〜千円程度で売られている。500円のものを購入した。

メールで送られてきたプロダクトキーを入力してみると「プロダクトキーが別のデバイスで既に使用されています」との表示が出て認証できなかった。その後、調べて解決法を試すも認証できず諦めた。

次に試したのはSSDをフォーマットしてWindows10をクリーンインストール。プロダクトキーも1,370円のものをあらたに買い直した。インストール時に求められたプロダクトキーを入力すると今度は何事もなく認証された。

ゲーム録画アプリも使えなくなった

以前使用していた録画アプリはWEB×動画×レコーダーを使用していたが、Windows同様にハードウェアの構成が変わったため使用できなくなった。

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Windows10には標準で録画機能を備えているので使ってみることに。Windowsキー とAltキー を押しながら Rキーで録画開始、停止ができる。だが、録画中のステータスバーが画面右上に表示され、ボーダーランズ3のミニマップが見づらくて快適にプレイできず使い物にならない。

スクリーンショット (7).jpg
次に試したのがNVIDIA製のグラフィックボード専用のアプリ「GeForce Experience」だ。録画機能が付いているので使用してみる。設定からゲーム内のオーバーレイをオンにすると録画できるようになるが、ファイルが大きくなるのでゲーム内のオーバーレイ設定→ビデオのキャプチャー画面で、FPSを30、ビッドレートを10Mbpsと最低の水準まで下げた。

録画はAltキー + F9キーで開始、停止ができる。録画中はゲームに支障が出ないよう画面の右下に透過の小さな録画マークが表示されるだけなので、まったく邪魔にはならない。流石はグラッフィックボードメーカーだ!他にも「ゲーム最適化」「高機能フォトモード」やゲームをストリーミングできる機能等が付いており、これだけでもNVIDIA製のグラフィックボードを購入してよかったと思えた。

ケースファン延長ケーブルを使う

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マザーボードのピンの位置が遠く、届かなかったケースのフロントファン。ファン延長ケーブルを550円で購入。

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4ピン用のケーブルだが問題なく3ピンでも使える。延長ケーブル1本で問題なくマザーボードのピンまで届いた。これにてケース内をいじることはなくなったので、ケースの両サイドパネルを取り付けた。

ボーダーランズ3のベンチマークを再び試す

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グラッフィックボード交換だけでは全く性能を発揮できなかった以前のPC。CPUをRyzen5 3500に交換したことにより、どの程度グラッフィック性能が上がったのか、ボーダーランズ3のベンチマークを再び試す。

前回はなぜか低画質のカクつきが酷かったが、今回は全くカクつきはなかった。最高画質のバッドアスまでテストしてもカクつきはない!これでようやく快適にボーダーランズ3をプレイできそうだ。以下は各画質のテスト結果。

グラッフィック品質[低]:平均FPS 119.98 / 平均フレームタイム(ms) 8.33
グラッフィック品質[中]:94.70 / 10.56
グラッフィック品質[高]:60.13 / 16.63
グラッフィック品質[ウルトラ]:44.73 / 22.36
グラッフィック品質[バッドアス]:42.21 / 23.69


前回に比べて大幅に改善した。30FPSあれば普通にプレイ可能だと思うが、現在の使用モニターは32インチのテレビを使用しているため、リフレッシュレートは60Hz。それに近いグラッフィック品質(高)を選択。実際プレイしてみると、なめらかに動くし、武器や草の質感が明らかに向上していた。これまで表示されなかった霧も再現されている。

SSDはSATA2.0から3.0になったことでボーダーランズ3の起動時間は大幅に短縮された。マップのロード時間は約1分掛かっていたが、約10秒と驚くほど改善された。

PCパーツ入れ替えに掛かった総額

CPU 25980円 / マザーボード 12860円 / メモリ 7340円 / グラッフィックボード 30580円 / Windows10プロダクトキー(無効だったものも含む)1870円/ ケースファン延長ケーブル 550円

総額:79180円

【関連パーツ】
■CPU:AMD Ryzen 5 3500 with Wraith Stealth cooler3.6GHz 6コア / 6スレッド 19MB 65W
■マザーボード:GIGABYTE B550 AORUS ELITE V2 マザーボード ATX
■メモリー(8GB×2):エッセンコアクレブ KLEVV デスクトップPC用 メモリ DDR4 3200Mhz PC4-25600 8GB x 2枚 16GB キット 288pin SK hynix製
■ファン 電源 ケーブル 用電源延長ケーブル 4ピン PWM 延長ケーブル コンピューター ATX 冷却ファン用 延長 ケーブル PC ケース マザーボード 4ピン .3ピン ファン用 4本セット (約27CM, 黒)
Western Digital ウエスタンデジタル 内蔵SSD 1TB WD Blue PC PS4 換装 2.5インチ
■80PLUS GOLD認証取得 高効率高耐久電源ユニット NE750 GOLD
■ZALMAN ATX ミドルタワーケース Z9 PLUS
posted by けんじぃ at 21:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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