2009年01月22日
実際に釘を手に打ち付けるフィリピンの十字架はりつけ祭り
実際に釘を手に打ち付けるフィリピンの十字架はりつけ祭り
キリスト教徒にとっては、クリスマスと同じくらい大きな行事がイースター(復活祭)です。
十字架に磔にされたあと、イエス・キリストが復活をしたことを大いに祝う日ですが、それはイースター・サンデーと呼ばれ、今週の日曜日にあたります。
こじつけると、日本人でいうお盆みたいなものです。(こじつけすぎ)
さて、このイースターのシーズンになるとフィリピンではそれにちなんだ祭りというものが盛んなので、ご紹介します。
国民の93%を占めるほどキリスト教の信者が非常に多いフィリピンですが、このイースターシーズンになると、十字架に貼り付けを行うというのが非常に人気となっています。
しかしながら実際に手足に釘を打ちつけたり(え?)するために、 衛生上の問題となっているようです。
鞭打ちに使う鞭(え?)なども、皮膚を傷つけるため、しっかり衛生的に管理されたものを利用するよう、政府では呼びかけています。とくにマニラでは気温が高く、埃っぽい気候の中では、破傷風や感染症の原因になることも多いのだそうです。
Crucifixion Guidelines Issuedより
貼り付けに使う釘もきちんと消毒することを奨励しているため、アルコールにつけておいたりしているそうですが、消毒の問題だけではなく、痛いというか...。
苦行をすると脳内物質エンドルフィンが出て幸福感が増すといいますが、狂信的といわないまでも異様に感じてしまうのは偏見なんだろうなぁ、実際国民の多くに親しまれてる行事だそうです。
世界には痛そうな文化が多いようです。
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