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2017年04月11日

無用の用

昆虫で蜂とか、アリとか、働き者っていうイメージが強いですよね。




でも、このアリとか、蜂とかを1つの集団と捉えたときに、
不思議に2割ぐらい、ニートな働かない、ブラブラするものがでてくるんです。



しかし、この働かない蜂とか、アリには意味があるんです。




ニートな者は、
よく働く、働き者の蜂とか、アリとかが疲れて動けなくなったときに、疲弊した時に代わりに仕事をしだすらしいんです。




つまりは交代要員。




コロニー、集団は、この交代要員がいることで、滅びることがないらしいんです。




恐るべきは自然の法則。



この法則は働くものばかりにしても、またそのなかで、ニートな働かないものがでてきて、集団維持の意思が働いているようなバランスになる。




そして、働かないものばかりにしても、その中で働くものがでてきて、同じ比率になるらしい。



不思議としか言えない集団維持の神の御手配。



そして、これは人間社会にもある程度、当てはまるらしい。




だから、すべてを効率化しようとする、アホなブラック企業の経営者は、短期的効率はいいとしても、組織が疲弊するときも、一気なのを気づかない。



つまり、ブラック企業とは、
人間の意志が自然の法則に逆らうことなんです。



何かを永続的に維持存続するには、させるには、
ムリばかりをせず、させず。


遊び、余裕、ゆとり、緩み、弛緩、幅が大事なのです。



自然に習うことが大事なのです。

2017年04月10日

縄&蠅、ハエの超高性能ツール

やれ打つな 蠅が手をする 足をする。


小林一茶の俳句である。


この俳句の中には作者の、弱者に対しての博愛の情が感じられます。



が!しかし!



蠅が前足を擦りあわせるのは、確かに命乞いのポーズに似ていますが、そうではないのです。



これは決して命乞い、降伏のポーズではなく、ある作業をしているのです。



蠅が前足、後ろ足をすりすりするポーズは、足から分泌される液体を正常に保つためのメンテナンス作業なのです。



この液体を分泌することで、色んな所に、忍者のようにとまれるのです。



それと、この蠅の足。



超高性能で、足から味覚を感じる事ができるのです。


ビックリ〜〜。


ちなみに蠅のこの漢字。



前足をスリスリ擦るポーズが、縄をなう姿に見えることから、左に虫を入れて、ハエになったとか。


うまくできてる〜。


降伏や命乞いの姿じゃなく、確かに縄をなう姿にも見えなくはない。
笑笑。

2017年04月09日

お駄賃

小さい頃に、お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの肩をもんだり、お使いに行ったりした時にお駄賃をもらった経験はないだろうか?


このお駄賃は、いわゆる、仕事をした事による御礼のようなものなのだが、これと同じような事が自然の中にも多々あるのだ。


その持ちつ持たれつの関係の中で、アリとスミレの関係かある。


スミレは生活範囲を広げるため、自分の種をアリに運ばせるのだ。


なんで?アリが?



ちゃんと訳があるのである。



スミレの種の上部には、アリの大好物のエライオソームという蜜の塊のようなものがあるのです。



アリはスミレの種を見つけると、大喜びで、それを巣まで運んでいって、エライオソームだけを食べて、残ったスミレの種を外に捨てるのです。



そして、捨てられた種は発芽し、スミレは生活範囲を広げるのです。



こういう、アリと共生したような、アリに種を運ばせる植物をアリ散布植物というのだそうです。



アリさん○○○の引越し屋さんというか、ありがとうというか。


まさにお駄賃をあげて、仕事をさせるのです。


ちゃんと報酬を与える所がブラック企業とは違います。

動植物の世界でも報酬は必要なのです。
笑笑

2017年04月07日

湯治

温泉で病気治療や療養、疲労回復のために行う行為を湯治といいます。


温泉で病気が治るというアレです。



この湯治みたいな事を行う人間以外の生き物がいるのを知っているだろうか?



イルカ。



そう、あの海にいるイルカが湯治のような行動をするのです。
これは、あくまで仮説の話なんですけど。



イルカが時々、陸地に近いて、川を遡ったり、浅瀬に乗り上げたりするのは、迷子になって陸地に近づくためという説が有力なのだが、もう1つの説が湯治なのです。



海には色々と寄生虫もいるらしく、あんなに早く泳ぐイルカにも寄生虫がくっつくらしい。



で、この寄生虫がイルカの皮膚にくっつくとイルカにとっては色々と支障があるとか。



だから、イルカは皮膚につく寄生虫退治のために淡水に近づくという説があるのです。


イルカにとってはまさに湯治。
これはあくまで、もう1つの説なのですけどね。


ホンマかいな。


でも、あんなに賢いイルカだから、こんな説も頷けますね。

マリンアーティスト

写真の様な一瞬の美。


それにプラスした幻想的な世界観。


海から上がる太陽の眩しさ。


海の中から観た、太陽の海に差し込む光の束、煌めき。


幻想的な月光、惑星、星。


海から上がる鮮やかな虹。


潮騒。


ヤシの木。


南国の島々、家。


クジラ。


ウミガメ。


艶やかな熱帯魚。


そして、千両役者のイルカ。


何を思い浮かべただろうか?


そう、クリスチャン.ラッセン。


この人の絵は南の海の自然の魅力をクライマックスに取り入れた感じで、独特の世界観で有名になった。


この人は根っからのアーティストで、生き方自体もアーティストなんです。


没頭したのは絵だけじゃなくて、何と、サーフィンのプロだとか。


それも17歳のときからで、サーフィンマガジンの表紙を飾ったらしい。


全てが何から、何までカッコいい。

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