2016年04月26日
ゆたぼうの名盤紹介 LUNKHEAD Vol.7
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今回紹介するCDは...
2003年にリリースされた、「影と煙草と僕と青」です!
前回までは私がこのバンドと出会った「AT0M」から順にリリースされたフルアルバムをメインに紹介して来ましたが、今回はこのLUNKHEADの記念すべき1stミニアルバムを紹介させていただきます!
「東京にて」、「僕と樹」などの代表曲をはじめとした6曲が収録されています。
まず1曲目は「東京にて」。
LUNKHEADらしい、憂鬱さを感じる歌詞とは裏腹のアップテンポなロックチューンです!
「影と煙草と僕と青」がリリースされてから10年、2013年に、今はもう無くなってしまった渋谷AXで開催された「影と煙草と僕とAX」の1曲目を飾った曲!
続いて「この剣斬れる」。
新撰組の土方歳三の生を描いた1曲。
後に「AT0M」に収録される「闇を暴け」、「メメントモリ」に収録される「閃光」も併せて聴いていただきたい!
3曲目はミディアムテンポの楽曲、「物思いに耽る庭」。
最近のLUNKHEADにはあまりない、気だるいタイプの憂鬱感のある曲です。
4曲めは「帰り途」。
東京に出てきて故郷の大切な人を思う歌詞がとてもリアリティがあって、同じ境遇の人はとても共感できるような1曲。
小高さん(Vocal&Guitar)の独特の言い回しが印象的。
続いて「最後の種」。
叶わなかった沢山の夢を、いくら種を蒔いても咲かない花に例えた歌詞が印象的な1曲。
途中でこの曲の主人公はただ純粋に、最期の時も笑っていたいということを夢見て必死に生きて、最期の時笑っていられた自分を赤い花が包んでくれた...というストーリー性があって、心に突き刺さる。
後にセルフカバーアルバム「REACT」に収録されました!
最後は「僕と樹」。
人の一生を描いた、とてもLUNKHEADらしい1曲。
とても人間らしい、気取らない歌詞がLUNKHEADの死生観を強く表した1曲。
ぜひ、多くの人に聴いていただきたい1曲です。
今回はLUNKHEADの「影と煙草と僕と青」について紹介させていただきました!
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