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2014年10月27日

優しい言葉

結婚して10年目。子供は、5歳と3歳。
別に生活に不満があるわけじゃない。
でも、何か物足りない。

「何が不満なんだろう」
ふと考えた。
「優しい言葉が欲しい」
結婚した頃、子供が生まれた時、いっぱい夫の拓巳から
優しい言葉をもらった。

「ありがとう」
「幸せだね」
そんな言葉をいっぱいくれた。
でも、そんな言葉、ほとんど聞いてない。
優しい言葉がないと、家事も手を抜きたくなる。

来年のおせちは、自分で作るの辞めよう。
でも、素材は気になる。
素材などを調べて発注。





手を抜いた瞬間、何か楽しくなった。
ちょっとだけ、罪悪感が出たら、自分の心が優しくなった。

「ただいま」
拓巳が帰ってきた。

「おかえり」
「来年のおせち、買うことにした」
笑顔で言ってみた。

「良かったね」
「怒らないの?そこそこ高いよ」
「そんなことで怒るわけないだろ」

そういえば、拓巳に怒られたことなんてほとんどない。

「たまには、外食したいな」
「いいんじゃない」
「じゃあ、予約するよ」





「お母さん、ご機嫌いいね」
5歳の健人が言った。

「お父さんが、優しいから」

横から拓巳が言った。
「いつもだろ」

「でも優しい言葉言ってくれないじゃん」

「いつも、感謝しているよ」
照れくさそうに拓巳が言った。

そう言われると、ちょっと、照れた。

どの店に行こうか。
何を食べようか。
家族で行くのもいいけど、たまには、2人もいいかな。

「子供をお母さんに預けて2人でもいい?」
「ああ、いいよ」

「ずるい」
と、言いつつも健人もニコニコしている。

「やっぱり、家族で出掛けるのもいいかなあ」

楽しみができた。



2014年10月26日

傷心旅行

「ありえない」
美沙は、どうしても納得行かなかった。
それまで付き合っていた隆史から、別れを切り出された。
しかも、自分の職場の後輩の美香と付き合っているという。
何もかも嫌になった。
ひとりでふらっと、どこかに行きたくなった。
それで、北海道に行くことにした。





札幌には、大学の同級生の健二が転勤でいた。
「札幌に行くんだ」
と、メールした美沙に、
「会おうよ」
と、言ってくれた。
なぜ、健二にメールをしたのか。
たぶん、会いたかったから。

2人で、ジンギスカンを食べた。
学生時代の思いで話に花が咲いた。
2人でお肉をつついていると暖かい気分になった。

「夜景がステキな場所があるんだ」
健二が連れてくれたのは、「N43」という高台の店。
夜景を見ながら、並んで座った。
2人でワインを飲んでいるうちに、美沙の目から涙が
こぼれた。

「わたし、失恋したんだ」

健二は、黙って、美沙の話を聞いてくれた。
タクシーを呼んでもらって、店を出た。

店の階段を降りている時だった。
健二が美沙の腕を持った。
そして、キス。

「これから、僕にチャンスある?」

美沙は、うなづいた。




2014年10月25日

ステキに恋愛





バブルも経験した。
恋も仕事もいっぱい楽しんだ。
いろんな場所に行った。
いろんな人と恋した。
今だから言える。
どの恋も無駄じゃなかった。
どの恋もわたしを成長させてくれた。
いろんな場所で見たもの、触れたものが、今のわたしの原点。

いっぱいいろんな場所に連れてもらった。
いろんな場所に連れて行った。
ステキなホテルもたくさん見せてもらった。

恋の素晴らしさを伝えたい。
日本の素晴らしさを伝えたい。
そんな「思い」で、このブログを始めることにした。

わたしの仲間のいろんな恋も書いてみたい。

何を書いて行こうか、ワクワクしている。
そして、今日は、10月25日。
かつて、わたしが大好きだった男性の誕生日。
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