今宵も元気なウサギです。
お盆休みも、あっという間でした。台風７号の影響を色濃く受けた地域に関しては、心が痛いです。
さて、読み進めてきました「堂場瞬一」さんの「ラストライン」シリーズ、ここにきて「No,0」の短編集という事で、しばらく続刊が発売されるまでは、小休止ですね。
★ラストライン０ 灰色の階段（堂場瞬一）
★あらすじ
６部構成の短編集。ラストライン「捜査の最終防衛線」を守る刑事「岩倉剛（いわくら ごう）」の初めての事件から、追跡捜査係、火災犯罪捜査係での活躍、さらに結婚前夜や恋人「実里」との出会いに至るまで、本編では見えてこない「岩倉剛」の物語を堪能できる短編集。
★ウサギの独り言
一期一会の人生…。
人の人生って限られているから、その時々に「判断」が必要で、そのすべての「判断」を「正解」にできる人は、滅多にいないように思うウサギ。だから、みんな「悩む」のだろうし…。この短編集を呼んで、思わず頭の中に浮かんだのは「高田崇史」さんの「神の時空」シリーズに出てくる「火地晋（かち すすむ）」の常套句「時間は有限、問題は無限じゃ！」でした(笑)。当たり前に生きているけど、本当は当たり前じゃないから、限りある時間を一生懸命に生きようと思わせてくれる短編週でした。おすすめ！
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