中高年の活性化プログ

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明後日の8月15日は終戦の日です。戦争の悲劇を二度と繰り返さない、その記憶を風化させない大切なメモリアルデーです。

本当に日本国民が、そのような強い思いを持っているならば、なぜ日本が太平洋戦争を起こしたのか、しっかり理解する必要があります。しかし、日本国民のどれだけの人がその真実を知っているのでしょうか。大変申し訳ありませんが、私自身、太平洋戦争のどの程度理解しているかさえ分かりません。たかだか表面的な１０％なのかもしれません。最大の責任は日本国政府です。事に至るまで、そして戦争が完結するまでのすべての事実を公開し、きちんと日本国民が議論することが大切だと思います。失礼ながら今の表面的な行事はセレモニーであり、本当に過去を反省したものではないように思います。だれの責任か不明確なまま。戦後補償も決着していない。戦争は国家が起こしたもので、国民にもその責任があるような論調が今だ優位なのだろうか。戦争の負の部分は国民に押し付けて、経済大国になった日本。この国家の無責任主義は日本を３流の国家にしてしまうのでないかと懸念しています。

そう言った中で一冊の本を紹介したいと思います。

失敗の本質（戦場のリーダーシップ篇） [ 野中郁次郎 ] 価格:1,980円 (2020/8/13 11:20時点) 感想(3件)

戦争に至った原因、敗戦に至った原因を本質まで掘り下げた本です。当時の日本における最大の失敗の本質は、「組織」にあり、縦割り組織、組織の面子、成功に慢心し改善を怠ったことなどです。
そして、筆者は現在の組織も似たようなものだと断じてます。日本における過去最大の失敗を正面から捉え、議論することこそが今の日本に一番必要なのではないでしょうか。現在のビジネスマンのリーダーの方には是非読んで頂きたいと思います。