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2021年02月12日

さるかに合戦から学ぶ 3つのこと

さるかに合戦をご存じでしょうか。
お話は優しいカニが、ずるがしこいサルの持つ柿の種とおにぎりを交換するところから始まります。
サルは直ぐにおにぎりを食べてしまい。カニは一生懸命柿を育てます。
柿の木が大きくなり、実がなるとカニは自分の手では収穫出来ないことに気付きます。
そこでサルに柿を取って欲しいとお願いすると、サルは柿を独り占め、それどころかまだ青い柿を
カニに投げつけ大けがをさせてします。
それを聞いたカニと友達の「うす・はち・昆布・くり」は
サルに奇襲をかけ、懲らしめます。
そのごはサルも仲良くなる めでたしめでたし

このお話から学べることは3つあります。
@目先の満足より、将来の利益を優先
A友達の大切さ

@目先の満足より、将来の利益を優先

お年玉をどう使うのか、小さい子供たちにとっては重要な問題です。
その時、好きな食べ物を買ってすぐに使ってしまうのか、本を買って知識を増やすのか。
その選択が将来に影響を与えます。
お菓子でもよいのですが、買う時にただ好きなものを買うのではなく、今月は¥1000だけなど計画的に使うなど自立心を養う使い方をさせたいものです。

A友達の大切さ

カニは大けがをして、小さいカニを養うのも大変なほど大けがを負いました。
その時にカニの元を訪れた友の存在は頼もしかったことでしょう。
大人からすれば、サルを複数で懲らしめることが残酷に思えるかもしれませんが、
大切な友を傷つけたサルを許せないという純粋な気持ちはいつまでも持ち続けたいものです。

A敵をも受け入れる度量

カニは最後にはサルを受け入れます。
自分に対して、下手したら生命を奪うほどのことをした相手を許すというのはなかなかできませんし、
そうなったら関わらないのではないのでしょうか。
現実には、難しいことかもしれません。
ですが、相手が本当に反省していることを見極め、一緒に過ごしていくことを選べたカニの度量は
素晴らしいと思います。
簡単にまねをしてくださいとは言えませんが、そういう考えもあっていいと思います。

昔話は先人の知恵・教訓が面白くまとめられた物語です。
子供と一緒に読み返し、大人ならではの視点で見ると学びが深まりますよ。





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