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2021年02月09日

言葉遊び

こどもの語彙が増えない、その悩みよくあります。。

一人ひとりの成長速度が違ってあたり前なのですが、ときには不安になることもありますよね。
そんなときに「言葉遊び」をしましょう。育つスピードというものは個性であり、早い子もいればゆっくりな子もいます。ですが「言葉遊び」をたくさんしておくことは、その後の成長にとても大切だと思います。
幼児期の言葉遊びが、その後の国語力につながったり、コミュニケーション力にも影響を与えたりもしますよ。
そこで、今回はは簡単に出来る「言葉遊び」を紹介します。
車の中、お風呂の中、寝る前など、ちょっとした時間で出来るものです。
幼児から小学生まで幅広い世代でお楽しみください。

「しりとり」

単語の一番最後の文字(つまり『尻』=語末)から始まる言葉を次々と順番に言っていくゲームです。
「ん」で終わる単語を言った人が負けになります。
しりとり→りんご→ごりら→らっこ→こあら…
解説が不要なくらい有名ですよね。誰しもやったことがあるのではないでしょうか。

しりとりの起源は、平安時代までさかのぼるそうです。源氏物語の題名をしりとり形式で覚えるために、貴族の間で作られたものです。当時は「文字鎖」と呼ばれていました。江戸時代のころに「しりとり」という言葉が使われるようになりました。「尻=語末」をとることから、「しりとり」と呼ばれるようになったといわれています。
はじめのうちは、子どもが分かる単語をつなげましょう。
子どもも分かって楽しいので飽きにくく、「できる」という自己肯定感を高めることができます。

だんだん慣れてきたら、子どもが知らない単語(でも子どもに身近な単語)を大人がポンっと言ってみます。子どもは「何それ?」という顔をすると思うので、意味を説明してあげましょう。子どもの頭の中に新しい単語としてインプットされ、次に自分でも使うようになれば、語彙が増えたことが分かります。


「反対言葉あそび」

年長さんあたりからよく遊ぶ「反対言葉」。「逆から読むと?」と問題を出すあれです。
「反対から読むとどうなるか」という遊びです。

「しんぶんし」のはんたいは?「しんぶんし」
「アンパンマン」のはんたいは?「ンマンパンア」
「たなかたろう」のはんたいは?「うろたかなた」
 のような感じです。
頭の中で考えるのは、なかなか難しいですよね。
応用がきく遊びなので、はまるとなかなかやめれません

オノマトペ

「オノマトペ」って知っていますか?自然界の音や声、物事の状態や動きを音で表現した言葉。擬音語や擬声語、擬態語といわれているものです。

日本語にはこの「オノマトペ」がけっこう使われます。
この「オノマトペ」、子どもは大好きなんです。独特の音やリズムがおもしろいのでしょう。
「ギューギュー」「トントン」「ガチャガチャ」など日常会話の中にオノマトペを使うだけで、会話が楽しくなりますよね。

「早口言葉」

子どもが大好きな言葉遊び「早口言葉」。間違えないように、いかにはやく言葉を言うかを競う「言葉遊び」です。
「早口言葉」は、言いにくく下を動かしにくいものが多いため、言葉の意味を理解しせずに遊んでいることも多いです。そもそも、文章の意味よりも、響きや韻をふんだ言いづらい音節をあえて組み合わせているので、意味は分かっていなくてもOK!

なまむぎ なまごめ なまたまご
青パジャマ 赤パジャマ 黄パジャマ
隣の客はよく柿食う客だ
東京特許許可局
など代表的な「早口言葉」ですね。こうしてみると言葉の意味は特にないですよね(笑)

「早口言葉」は、子どもが喜ぶ言葉遊びだというだけでなく、滑舌をよくしたり、脳を活性化したりするといわれていますよ。

「言葉あつめゲーム」

ある程度「言葉遊び」をしてきたら、今度は「言葉あつめゲーム」をしてみましょう。遊び方は「しりとり」と似ています。順番に単語を言っていきます。ただ、言葉のはじめに「あ」がつくもの のように、限定して言葉を集めます。
「あ」がつくもの アイスクリーム→あめ→あり→あかしんごう…
最後に「ん」がついても大丈夫です。たくさん言葉を集められた方が勝ちになります。でも、勝ち負けなしで遊んでも楽しいです。

寝る前にこどもと競うと、いつのまにか眠りについていることが多いです。コミュニケーションが取れて満足するのかもしれませんね。

まとめ

言葉の教育といっても難しかったり、つまらなかったりすると幼児は飽きてしまいます。
遊びながらおこなうのも方法のひとつです。


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