2016年06月08日
冤罪物語 連載14
弁護士は、
「会社の社員からは、マンスリーの仕事のサイクルは分かるのですが、仕入れのサイクルが分からない。それと技術的な事も、社長に幾つか聞いて欲しいと頼まれています。貴方に面会は許されないので、私で伝えれる
ことは伝えます。ですが、現地で直接指導が望ましいでしょうし、資金繰りを考えるとやはり、なるべく早く出ることが望ましい。一方で貴方の『やっていない』と言う主張を貫くこともしようと思えばできます。
辛いでしょうが、早く出て会社を延命させて、実利(お金を回収)を取るか、それとも、実刑を受けて、刑務所の中から無実を主張して戦うか選んでください。
貴方の場合、両方は追うことは無理です」
と言うのだった。・・・・・・・・・・・・・・・・・。即答できなかった。
「考えさせてください。少し時間が必要です」と言った覚えがある。続けて私は、
「ここから早く出るという事は、どういう事ですか」
弁護士、
「罪を認めて・被害者に示談交渉して示談金を支払うことで、検察の心証を良くして、起訴されない可能性に賭けるのです。経験から示談でマトメてしまうとかなりな確率で起訴されません」と言うのだった。
これでは、余計に即答など無理だった。何日か考えなければならなかった。それに、当日見ていた人が居ないか、近所に当たってもらいたいと、再度お願いして当日の接見は終わった。
弁護士は、一度東京に戻るので2〜3日は来れないということだった。この日も、駒ヶ根署からの取り調べがあった。私が大いに疑問だったのは、なんで逮捕後に取り調べが続くのか?ということである。
検事の取り調べならまだしも、今頃警察署の取り調べなんぞしていては、当日は取り調べをしていなかったという事にならないのか?そんなことで逮捕していて、これで正常なのか?ということである。
これは、知らない者の感覚で、違法ではない位は見当がつく。だが知らない私の感覚では、何か変という感覚なのだ。
この時点では、私はまだ『していない』と主張していた。した覚えがないのだから当然のことである。むしろ逮捕した方が異常なのだ。
大体、取り調べを受けた記憶も無いのだ。
順序を追って書いているので、まだ明かさないが、この事件は被害者と加害者だけでは済まない事が待っており、私の立場では未だに終わっていない。続く。
「会社の社員からは、マンスリーの仕事のサイクルは分かるのですが、仕入れのサイクルが分からない。それと技術的な事も、社長に幾つか聞いて欲しいと頼まれています。貴方に面会は許されないので、私で伝えれる
ことは伝えます。ですが、現地で直接指導が望ましいでしょうし、資金繰りを考えるとやはり、なるべく早く出ることが望ましい。一方で貴方の『やっていない』と言う主張を貫くこともしようと思えばできます。
辛いでしょうが、早く出て会社を延命させて、実利(お金を回収)を取るか、それとも、実刑を受けて、刑務所の中から無実を主張して戦うか選んでください。
貴方の場合、両方は追うことは無理です」
と言うのだった。・・・・・・・・・・・・・・・・・。即答できなかった。
「考えさせてください。少し時間が必要です」と言った覚えがある。続けて私は、
「ここから早く出るという事は、どういう事ですか」
弁護士、
「罪を認めて・被害者に示談交渉して示談金を支払うことで、検察の心証を良くして、起訴されない可能性に賭けるのです。経験から示談でマトメてしまうとかなりな確率で起訴されません」と言うのだった。
これでは、余計に即答など無理だった。何日か考えなければならなかった。それに、当日見ていた人が居ないか、近所に当たってもらいたいと、再度お願いして当日の接見は終わった。
弁護士は、一度東京に戻るので2〜3日は来れないということだった。この日も、駒ヶ根署からの取り調べがあった。私が大いに疑問だったのは、なんで逮捕後に取り調べが続くのか?ということである。
検事の取り調べならまだしも、今頃警察署の取り調べなんぞしていては、当日は取り調べをしていなかったという事にならないのか?そんなことで逮捕していて、これで正常なのか?ということである。
これは、知らない者の感覚で、違法ではない位は見当がつく。だが知らない私の感覚では、何か変という感覚なのだ。
この時点では、私はまだ『していない』と主張していた。した覚えがないのだから当然のことである。むしろ逮捕した方が異常なのだ。
大体、取り調べを受けた記憶も無いのだ。
順序を追って書いているので、まだ明かさないが、この事件は被害者と加害者だけでは済まない事が待っており、私の立場では未だに終わっていない。続く。
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