2016年10月13日
連載 友人の部 最終回
採れる量が少なくなってきました。 ハマツ(マツタケモドキ)も見ました。 ハマツが出るとマツタケは終わりに 近いのです。 まだクリタケを見ないので続くかも? |
私の友人の部 最終回です。
私の友人が奥さんを亡くしてから、スナックのお婆さんに「私は結婚していません。同居してますが離婚している」という言葉を信じてしまって、貢いだお金『かなり』加えて、会社の経理ができるというので任せてしまいました。通帳とカードを「個人と会社名義」も渡したてしまいました。
すると、会社も個人も『お金は無くなって』『会社に必要な請求書控え・領収書』の書類も無くなってしまいました。
これにはそれまでの税理士もあきれてしまって「これ以上おたくの仕事はできません」と税理士に断られてしまいました。
会社の決算をして、消費税や法人税を払わないと、かなりな延滞金が追加される罰則があります。消費税を納めないとどこまでも追いかけてくるのが税務署です。
そこで、前回までは「このブログの・連載 友人の部」で、『税務署に決算できなくなってしまった』と伝える寸前です。とまで書きました、その続きです。
決算できなくなった事情を伝えるために予約をしてから、税務署を尋ねました。アル中本人と姉です。説明は姉がしました。
税務署の答えは「とにかく決算して出してください」というものでした。
それでお盆前に、司法書士の知り合いの税理士にお願いしました。分からないものは分からない。不明は不明として決算してください。と姉がお願いしたのでした。
9月の半ばになって姉のところに税理士から連絡がありました。
「決算が出来たので税務署に出しました」というものだったのです。
決算内容が依頼主に知らされないまま出されてしまったのでした。それを聞いた姉はそんなものかなと思ったのです。
私に言わせると「依頼者に内容の確認がなくて出すのは異常で、意図的にそうした」としか考えられません。それで決算書の控えがあるはずですから見せてください。と言うと、司法書士の手元で私は見ていないというのです。
私はコピーをもらってください。と言ってそれを見て、その「でたらめ」さに驚きました。売上が1600万で400万の黒字になっていました。個人も会社もお金が無くなってしまって自己破産状態で400万の黒字がまずでたらめです。これは会社名義と社長個人の通帳に記帳されている出金の跡を見れば、支払日以外に多額のお金がおろされているので分かります。
次に、明らかに支払っている社員の給与が記載されていないのです。これは姉のところに控えがあるので分かります。
依頼主に決算内容を見せることなく税務署に出した。明らかに支払っている給与が決算に入っていない。不明になった金額が入っていない。この3つを見て感じたことは「これは横領した者と司法書士と税理士は同じ仲間ではないか?」というものです。
仲間まではいっていなくても、依頼者の「横領されてしまった会社のお金」の痕跡を残さないような決算書にして、依頼者に決算書の内容を見せることなく税務署に出してしまった事は、明らかに「横領した者」の味方をしている。と考えて間違っていないと思います。
で、本人から司法書士の事務所に行った帰りに私の家に寄るというので待っていました。
「自己破産をする」というのです。唯一残っていた自分名義の自宅を差し出さなければ破産処理ができません。それで納得しているのでした。
本人と姉には、この決算は明らかに間違っていると、間違っている箇所(支払日以外におろされた痕跡のある会社名義の通帳と給与として支払った社員の給与明細の控え)の資料を添えて税務署に郵送するように言いました。
ところがそれをしないのです。
これにはあきれてしまいました。余りにも「生きる」ということに執着していません。
顔を見るとボヤっとしていて、守護神・守護霊がいるようには思えません。これはきっと精神に異常があるのだろうと、心のクリニックで診察を受けることを進めました。
この人は、年金からも借金していて半分は返済に充てます。すると数万円しか残りません。自分で食事の用意や洗濯はしません。
管轄の税務署は伊那税務署。舞台は駒ヶ根。盗った者は自宅を新築しています。
悪の方が強いね。税理士も司法書士もどちらが悪なのか承知していて、盗った者に味方しています。
いつの間に世の中がこんなに悪化(ワルばけ)したのでしょう。
こんなことまでしなくても生きていけるのに。
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「決算書の内容も、払った人件費が抜けています。取られたお金が不明金になっていません。社長が会社から借りたことになっています。これはありのままの姿ではありません」と、税理士に言う意識がありません。司法書士にも言わないのです。
Mさんのときもそうでした。貯金通帳を隠していて、親族から請求があっても、しらばくれていて、強く請求すると、ようやく通帳を出しました。家まで乗っ取られるところでした。