2016年05月25日
冤罪物語 連載5&6
製品の衛生面は確保しました。では設備はどうだったか?というと、良い製品を安く送り出すには、最先端の設備が好ましいことは決まり切っています。
ですが、投資額はという具体的金額になってくると、何時でも必要なお金があるとは限りません。むしろ無い時の方が多く。銀行から借りて先行投資をしていくという方法が一般的です。
設備は欲しい、だが銀行から借りなければならない。借り入れと縁が切れないのが、普通の企業の資金繰りです。
ここで私は、投資額を少なくするために機械などは自社で造ってしまう。ということを、できるだけしました。私の工場内に機械製作部があってそこで造るのではありません。
例えばある機械が欲しい。とします。その場合は、発売している機械メーカーのパンフレットを入手します。その機械の能力があればいいことなので、そのパンフを省力機械メーカーに持ち込みます。
この能力同等かそれ以上の能力のあるものは創れますか?と訊ねます。できると返事を頂ければ、見積もりしてもらいます。食品の機械は特に漬物の場合はサビをきらいます。それ所以でかなり高額な機械が多いのです。
大概の場合、能力があればいいので形は二の次になります。すると安く上がる場合がほとんどでした。ここ駒ヶ根市のある伊那谷では、機械や精密の企業が多くあるので、省力機械のメーカーが活躍していて、便利です。
食品機械メーカーの納入価格と比べると、随分安くあがります。こういう方法で随分節約していました。機械のメンテナンスは、なるべく自分で行います。造ってくれた工場に、出ている症状を伝えれば「対処の仕方」
を教えてくれるのです。一度メンテしたところは記録しておきます。それが次回に役立ちます。
私のしていたころの、受注方法です。浅漬けは午前中に発注したものは、その日のうちに出荷します。
午後の受注は翌日出荷です。これが浅漬けの受注から発注のサイクルでした。残業はほとんどしません。
本漬け類の場合は、1か月前に仮発注してもらいます。その仮発注で必要な原料を用意します。
出荷の月の初めに、本発注が来ます。それに従って順次出荷します。
責任持てる製品づくりには、落ち着いて確実な醸造をしないと、本来の仕上がりになりません。そのために、本漬け類の発注には、1か月前には仮発注して下さいと、お得意様にお願いしていました。
発注サイクルに協力していただくことで、安定した完成度の極めて高い製品を出荷することができていました。・・・・続く。
ですが、投資額はという具体的金額になってくると、何時でも必要なお金があるとは限りません。むしろ無い時の方が多く。銀行から借りて先行投資をしていくという方法が一般的です。
設備は欲しい、だが銀行から借りなければならない。借り入れと縁が切れないのが、普通の企業の資金繰りです。
ここで私は、投資額を少なくするために機械などは自社で造ってしまう。ということを、できるだけしました。私の工場内に機械製作部があってそこで造るのではありません。
例えばある機械が欲しい。とします。その場合は、発売している機械メーカーのパンフレットを入手します。その機械の能力があればいいことなので、そのパンフを省力機械メーカーに持ち込みます。
この能力同等かそれ以上の能力のあるものは創れますか?と訊ねます。できると返事を頂ければ、見積もりしてもらいます。食品の機械は特に漬物の場合はサビをきらいます。それ所以でかなり高額な機械が多いのです。
大概の場合、能力があればいいので形は二の次になります。すると安く上がる場合がほとんどでした。ここ駒ヶ根市のある伊那谷では、機械や精密の企業が多くあるので、省力機械のメーカーが活躍していて、便利です。
食品機械メーカーの納入価格と比べると、随分安くあがります。こういう方法で随分節約していました。機械のメンテナンスは、なるべく自分で行います。造ってくれた工場に、出ている症状を伝えれば「対処の仕方」
を教えてくれるのです。一度メンテしたところは記録しておきます。それが次回に役立ちます。
私のしていたころの、受注方法です。浅漬けは午前中に発注したものは、その日のうちに出荷します。
午後の受注は翌日出荷です。これが浅漬けの受注から発注のサイクルでした。残業はほとんどしません。
本漬け類の場合は、1か月前に仮発注してもらいます。その仮発注で必要な原料を用意します。
出荷の月の初めに、本発注が来ます。それに従って順次出荷します。
責任持てる製品づくりには、落ち着いて確実な醸造をしないと、本来の仕上がりになりません。そのために、本漬け類の発注には、1か月前には仮発注して下さいと、お得意様にお願いしていました。
発注サイクルに協力していただくことで、安定した完成度の極めて高い製品を出荷することができていました。・・・・続く。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5097397
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック