2016年05月24日
冤罪物語 連載4
経理責任者として、重加算税を会社に一時立て替えてもらい、少しづつ返すことになった妻です。が、何時までに返すという取り決めもしていないので、おそらく今の時点でも返していないことは想像容易です。
この頃の私がしていた仕事は、初めに書いた通り漬物の製造です。元々は漬物の原料を売る仕事でした。それが、製品を造るように転化しようとした頃に、私が入社したというわけです。
その後、原料は一切扱わずに、製品を造っては売る・卸す。自社の売店で直売することを専門に展開していきました。
製造技術の習得は難しいことではありませんでした。専門書から8割を学び取り、あとの2割は同業者に訊ねる場合や、試験室のある会社に依頼することや、過去のデータなどから学ぶことができました。
会社は小さいのですが、自社の売店があった強みで、試作品は試すことができるのでこれは助かりました。それと、私の方針で会社で物を仕入れる場合に、買い叩くという仕入れはしません。見積もりをもらうことはし
ます。ですが、見積書からまだ金額をまけさせるような事は一切しません。機械器具や増改築も同様にしました。食べ物の製造では、幾ら投資しても、売り上げとなって、会社に戻らない・直接お金にならない投資をしなければなりません。
それは、衛生管理です。個人の作業服から始まって、機械器具の衛生。工場内部の衛生管理。これをきちんとしないと、出来上がった製品の「生菌数」=真菌(カビ・酵母)や大腸菌を調べれば、製品の完成度がわかるのです。
少なければ少ないほど、優秀ですし、長持ちにも影響します。私が管理している当時は、信じられないほど、細菌に汚染されていない、きれいな結果を出していました。
それは、仕事が終わった時点から始まります。
まず、機械器具はバラバラにして洗浄します。その後アルコールで消毒して、そのまま組み立てないで作業台上に放置します。
器具は扉の無い棚に置きます。扉は不要です。扉が無いほうが、殺菌のためのオゾンが降りかかるのです。見当つきましたか?作業終了後から、作業開始直前まで、オゾン発生器から放出されたオゾンで部屋全体を消毒しているのです。
作業開始前は、作業開始直前で手指を洗うのではありません。工場に入った直後に手指を洗ってしまいます。こうすることで、けた違いに少ない生菌数になります。・・・・・続く。
この頃の私がしていた仕事は、初めに書いた通り漬物の製造です。元々は漬物の原料を売る仕事でした。それが、製品を造るように転化しようとした頃に、私が入社したというわけです。
その後、原料は一切扱わずに、製品を造っては売る・卸す。自社の売店で直売することを専門に展開していきました。
製造技術の習得は難しいことではありませんでした。専門書から8割を学び取り、あとの2割は同業者に訊ねる場合や、試験室のある会社に依頼することや、過去のデータなどから学ぶことができました。
会社は小さいのですが、自社の売店があった強みで、試作品は試すことができるのでこれは助かりました。それと、私の方針で会社で物を仕入れる場合に、買い叩くという仕入れはしません。見積もりをもらうことはし
ます。ですが、見積書からまだ金額をまけさせるような事は一切しません。機械器具や増改築も同様にしました。食べ物の製造では、幾ら投資しても、売り上げとなって、会社に戻らない・直接お金にならない投資をしなければなりません。
それは、衛生管理です。個人の作業服から始まって、機械器具の衛生。工場内部の衛生管理。これをきちんとしないと、出来上がった製品の「生菌数」=真菌(カビ・酵母)や大腸菌を調べれば、製品の完成度がわかるのです。
少なければ少ないほど、優秀ですし、長持ちにも影響します。私が管理している当時は、信じられないほど、細菌に汚染されていない、きれいな結果を出していました。
それは、仕事が終わった時点から始まります。
まず、機械器具はバラバラにして洗浄します。その後アルコールで消毒して、そのまま組み立てないで作業台上に放置します。
器具は扉の無い棚に置きます。扉は不要です。扉が無いほうが、殺菌のためのオゾンが降りかかるのです。見当つきましたか?作業終了後から、作業開始直前まで、オゾン発生器から放出されたオゾンで部屋全体を消毒しているのです。
作業開始前は、作業開始直前で手指を洗うのではありません。工場に入った直後に手指を洗ってしまいます。こうすることで、けた違いに少ない生菌数になります。・・・・・続く。
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