生活に便利＆お得な情報を集めました。よしさんの物語。

散骨と法律を考えます。
「散骨」という行為。
※散骨の定義
亡くなった人の骨を２�o以下にしたものを「撒く」行為。
「埋める」と「散骨」は区別しています。地中に埋めると「埋める」という行為になって「墓地・埋葬に関する法律」の対象になって、都道府県に認められた「墓地」にのみ「埋める」という行為が可能です。

散骨と言う行為に法律はありません。では何処の場所に散骨するのか？となった場合には、土地に散骨するとなると、地権者の承諾が必要です。建物の場合には所有者の承諾が必要です。さらに、一部の自治体では散骨を禁止している自治体があるので要注意です。
北海道長沼町・北海道七飯町・北海道岩見沢市・長野県諏訪市・埼玉県秩父市・埼玉県本庄市・静岡県御殿場市・静岡県西伊豆町・静岡県熱海市・静岡県伊東市・東京都。

東京都の場合は、散骨は事前に各自治体に連絡を取る事、となっていて無断ではできません。
散骨の行われた経過を調べていくうちに、禁止自治体以外の場所では自宅の庭に散骨している方が割合多いということが分かりました。この場合、2�o以下に砕いた遺骨を散骨するのであって、ツボから取り出して、細かくしないで埋める・撒くというのは、「違反行為」です。

お墓を維持するのはお金が必要です。永代供養をお願いする。というと聞こえは好いのです。が実態は、ある程度の期間が過ぎると、最終的には他人の遺骨と混ざる合祀(ごうし)墓行きです。

散骨は場所を選ぶことが出来ます。海や山で禁止されていなければ「散骨」できます。山が好きだった方の遺言で、友人が高い山に登って散骨する例もあります。
お骨の粉砕だけしてくれるところもありますから、ご自分で敷地に散骨する場合と、友人が登山としてくれて散骨される方は、粉砕してもらうだけですから、総費用は「粉砕」費用だけですから、安く済みます。

この他で海に散骨する場合は、散骨依頼した方が安く済みます。自分で船をチャーターすると価格は高くなってしまいます。散骨依頼しておけば、何件か集まったところで船を出して散骨してくれますから、安く上がります。

自宅にお骨を置いたまま、お墓をどうしようかと決めかねいる方は、お考えになってはいかがでしょうか。ユーパックの着払いでお骨を送れば4.9万円で散骨してくれます。
子供さんが遠くで自立してる場合には。こちらのご両親がお墓を建てても、墓参りが遠いと、子供さんの負担が増えます。子供さんが若ければ通ってくることも可能でしょうが、果たしていつまで来れるか分かりません。そうなったら、お墓が残されます。お墓終いは、お子さんの手ですることになって、これも子供さんの負担になってしまいます。

シンプルな火葬だけの葬儀と、散骨を考えると随分手間暇省けます。
株式会社みんれび。0120-330-673無料電話相談　9時〜21時土日祭日可

散骨できる場所、できない場所。
散骨する行為に法律はありません。地権者や所有者がいる場所、権利者がいる場所への散骨は許可が必要です。市区町村で条例を設け、散骨自体を禁止している場合は、散骨できません。事前調査は必ず行う必要があります

粉骨しないで散骨できません。
散骨をする際の注意点として、遺骨を２mm以下の粉末状(パウダー)にして散骨をしなければなりません。粉砕しないで散骨し、遺骨として発見された場合「遺棄事件」になります。

自宅の庭に散骨する
散骨の地方限定版です。自治体で散骨を禁止していない自治体では、自宅の庭に散骨ができます。跡には花壇を造っている方が多いようです。そこに墓標を建てることはできません。墓標は墓地だけです。
後に売買する物権には、散骨したことを明記する場合もあるようです。現実には分からないでしょうね。大量に散骨するわけではあありませんし、土と混じれば区別できません。

散骨場所として禁止されている場所があります。条例や法律が無くても散骨には適していません。観光地周辺、養殖場の近くです。
散骨許可の無い公共施設・敷地内。
散骨許可の無い私有地。
養殖場のある周辺海域。
観光地や観光ルート内。

日本国内唯一の公式散骨場があります。
日本国内では島根県隠岐郡にカズラ島という散骨場があります。ここは国立公園の中にあり、日本国内で唯一の公式な散骨場になります。ただ散骨費用が永代供養並に高額です。墓標は駄目です。
海上散骨は粉砕しなくても可です。マナーで粉砕した方が好ましいのです。