2016年08月12日
山の日 山で本当にあったお話 NO-1
8月12日伊那市堀川新聞店新聞折込公告
山奥の車中泊で、とても怖い思いをした経験談が載っています。寝ていると、ドアが「ガチャガチャ」して・・・・・。
こういう事、私も経験しています。何もできないものですよ。案外できないものです。
その1
私が狩猟していたころの話です。伊那市と大鹿村の境に分杭峠があります。気の里として知られた峠です。
その峠を2`ほど大鹿村に下った場所で夜明けを待つために車の中で仮眠していました。そこは人家からは遠く離れていて、5`ほど下らないと人家はありません。
地形は国道のすぐ横です。道を挟んで前には鹿塩川。国道横に車3台ほどの駐車スペースがあり、そこに止めました。車の後ろは小さな沢が音もなく流れていて、沢の周りは湿地帯のようになった所でした。
当時パジェロのロングに乗っていました。後ろ座席を倒して広くなったところで楽々寝ることが出来ました。
仮眠していると「ピチャッ・・ピチャッ」と人がゆっくり歩く足音がして、なんと車に近づいてくるのです。
何も出来ません・身動きする気力もないのです・じっとしているのが精一杯でした・・・・・・・
・・・・・・・気がつくと、外が明るくなっていました。
外に出て、恐る恐る湿地に向かって歩いて「足跡を探します」がありません。
狩猟仲間が少しずつ離れてそれぞれ車中で仮眠しています。無線で、
「夕べ足跡が聞こえた。今朝見に行くと足跡が無い」すると、
「夢だ・忘れろ」
そんなことできません。というわけで、何も出来なかったのでした。
もう少し怖いその2は、明日UPします。
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