2016年08月11日
日常の生活における、日本人の日本人らしさを忘れない方が得ではないか?
食品を例えにして考えて見ます。
食品は「消費期限」「賞味期限」のどちらかの表示があります。これは法律で決まっていていますから、表示義務があり、表示方法があってしています。
消費者は、期限が過ぎると捨てます。
では、期限はどうやって決めているかというと、実際に食べてみて「本来の味で消費できる期間」で決めています。
ただし、春夏秋冬の時期や保管方法などで多少の違いが出る場合や、期限の短い冷蔵保存の場合などは「安全率」という考え方をします。
社内の実験では、普通に冷蔵してもらうと10日間は美味しく食べられるという場合では、実験室と同じ環境の家庭なら問題ありません。
ですが、各家庭では事情は様々です。すべて同じ条件が当てはまるわけではありません。そこで、10日間から、3日短く設定すると、賞味期限を3割減らすことになります。これが安全率です。
こうして、私たちは賞味期限で食品が食べれるか否かを判断しています。
この賞味期限前はどうしていたかというと「製造年月日」を表示していました。消費者は、冷蔵品でも常温で保存できる食品でも、製造年月日を見て、判断していました。
「今日は何日だから何日前の製造。これは冷蔵庫で保存すれば1週間は食べれる」
などと見当つけて買い物をしていました。その後製造年月日と賞味期限と併記した時期もありました。そして現在では「賞味期限」になりました。
賞味期限で判断すれば便利です。安全で確実という確率も随分高くなります。
製造年月日で判断できたのは、この品物はどうやって造られて、何日間は大丈夫。というように、品物のことを大体分かっていたので、それで問題なかったのです。
今は、この品物はどこでどう造られてなどと知る方や、そういうことに興味を持たれる方は少ないでしょうね。
製造年月日で消費者が判断していた時代と、賞味期限で判断する時代を比べると、人間の中身「人間性」が明らかに違っていた。
間違っているとか間違っていないの基準でなくて、良いとか悪いの基準でもなくて、見通す眼力や、自然と接する態度とか、専門以外でも生活に直結している、食糧・食品、衣料、家づくり。などには男女の差はあるものの、幾らかは知っていたものです。
今は細分化され専門職化され、・・以外は分からない。子育てにしても核家族化して、おばあさんおじいさんが同居していないから、孫に生活の知恵が伝わらない。
知恵は「格物致知」の致知の部分です。この部分を備えた人間が増えると、世の中が明らかに違ってくる。
食品は「消費期限」「賞味期限」のどちらかの表示があります。これは法律で決まっていていますから、表示義務があり、表示方法があってしています。
消費者は、期限が過ぎると捨てます。
では、期限はどうやって決めているかというと、実際に食べてみて「本来の味で消費できる期間」で決めています。
ただし、春夏秋冬の時期や保管方法などで多少の違いが出る場合や、期限の短い冷蔵保存の場合などは「安全率」という考え方をします。
社内の実験では、普通に冷蔵してもらうと10日間は美味しく食べられるという場合では、実験室と同じ環境の家庭なら問題ありません。
ですが、各家庭では事情は様々です。すべて同じ条件が当てはまるわけではありません。そこで、10日間から、3日短く設定すると、賞味期限を3割減らすことになります。これが安全率です。
こうして、私たちは賞味期限で食品が食べれるか否かを判断しています。
この賞味期限前はどうしていたかというと「製造年月日」を表示していました。消費者は、冷蔵品でも常温で保存できる食品でも、製造年月日を見て、判断していました。
「今日は何日だから何日前の製造。これは冷蔵庫で保存すれば1週間は食べれる」
などと見当つけて買い物をしていました。その後製造年月日と賞味期限と併記した時期もありました。そして現在では「賞味期限」になりました。
賞味期限で判断すれば便利です。安全で確実という確率も随分高くなります。
製造年月日で判断できたのは、この品物はどうやって造られて、何日間は大丈夫。というように、品物のことを大体分かっていたので、それで問題なかったのです。
今は、この品物はどこでどう造られてなどと知る方や、そういうことに興味を持たれる方は少ないでしょうね。
製造年月日で消費者が判断していた時代と、賞味期限で判断する時代を比べると、人間の中身「人間性」が明らかに違っていた。
間違っているとか間違っていないの基準でなくて、良いとか悪いの基準でもなくて、見通す眼力や、自然と接する態度とか、専門以外でも生活に直結している、食糧・食品、衣料、家づくり。などには男女の差はあるものの、幾らかは知っていたものです。
今は細分化され専門職化され、・・以外は分からない。子育てにしても核家族化して、おばあさんおじいさんが同居していないから、孫に生活の知恵が伝わらない。
知恵は「格物致知」の致知の部分です。この部分を備えた人間が増えると、世の中が明らかに違ってくる。
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