2016年06月19日
冤罪物語 連載22
休日中考えていた。最後までポイントになったのは、
大株主で、創業者、今の肩書は会長と雖も、私を入社させるのには、私が「無実」若しくは余程、何かの「大家」でなければ、役員会を納得させる「大義」がない。
入社を推薦する大義のために、逮捕理由を調査したことは、今までのお付き合いから私には想像用意だった。ここで何か分かったに違いない。とまでは分かるのだが、その後がわからないのであった。
この時は、これ以上は考えなかった。後で会長や秘書役に聞けば分かる。ここまでにした。
私は、この後で会長に何が起こっていたのか訊ねなかった。それは次の理由による。
年明け早々に、国家公安委員長に就任したのは私の会社の顧問でした。新聞記事でそれを知った私の脳裏に『公安の人は、その前後も公安』が浮かんだ。
リバティ情報研究所は宇野正美氏が主宰している。バブル期は会費を払って情報を送ってもらっていた。剣山の独自取材や、宇野氏オリジナルの聖書講義は大変参考になっていた。ある時の講演で、
「公安の人はズット公安です。前後を含めてだから、なる前も後も公安から離れることはありません。公安の仕事はそういうものなのです」これを思い起こしたのでした。
この事に、私の経験から次の法則を加えた。
社会的地位や、お金ができると所謂『倉廩満ちて礼節を知り。衣食足りて栄辱を知る』とあるように、まず余裕ができるので、世の中の真実の探究や、社会に役立つことや、身の処し方に興味が出るようになり。その方面にお金をつぎ込んでも惜しくなくなる。という法則がある。
会長の特徴として、読破した本の量は並外れた量で、それはゲストハウスに保管されているので分かる。大量の本が蔵書され公開されていた。小説の類もあるのだが、ノンフィクションが圧倒的に多い。神道にも造詣が深い。
集中力も並外れていた。本を読んでいるときに声を掛けても無駄だった。本の中に浸りきっていて、物音や人の声は聞こえていない。
行動力も並ではない。興味のあるところは現地まで足を延ばし、それは海外に及んでいてインドのサイババを訪ねている。
これ等が背にあふれて、カリスマ性顕著である。会長に会った方で、直ぐに理解できる方は、それは英雄型であって、数少ない。ほとんどの方は理解できないのだった。それは並だからである。
・・・・・・・・なるほど。私には、ここまでで充分だった。これで何もかも解けたのでした。続く。
大株主で、創業者、今の肩書は会長と雖も、私を入社させるのには、私が「無実」若しくは余程、何かの「大家」でなければ、役員会を納得させる「大義」がない。
入社を推薦する大義のために、逮捕理由を調査したことは、今までのお付き合いから私には想像用意だった。ここで何か分かったに違いない。とまでは分かるのだが、その後がわからないのであった。
この時は、これ以上は考えなかった。後で会長や秘書役に聞けば分かる。ここまでにした。
私は、この後で会長に何が起こっていたのか訊ねなかった。それは次の理由による。
年明け早々に、国家公安委員長に就任したのは私の会社の顧問でした。新聞記事でそれを知った私の脳裏に『公安の人は、その前後も公安』が浮かんだ。
リバティ情報研究所は宇野正美氏が主宰している。バブル期は会費を払って情報を送ってもらっていた。剣山の独自取材や、宇野氏オリジナルの聖書講義は大変参考になっていた。ある時の講演で、
「公安の人はズット公安です。前後を含めてだから、なる前も後も公安から離れることはありません。公安の仕事はそういうものなのです」これを思い起こしたのでした。
この事に、私の経験から次の法則を加えた。
社会的地位や、お金ができると所謂『倉廩満ちて礼節を知り。衣食足りて栄辱を知る』とあるように、まず余裕ができるので、世の中の真実の探究や、社会に役立つことや、身の処し方に興味が出るようになり。その方面にお金をつぎ込んでも惜しくなくなる。という法則がある。
会長の特徴として、読破した本の量は並外れた量で、それはゲストハウスに保管されているので分かる。大量の本が蔵書され公開されていた。小説の類もあるのだが、ノンフィクションが圧倒的に多い。神道にも造詣が深い。
集中力も並外れていた。本を読んでいるときに声を掛けても無駄だった。本の中に浸りきっていて、物音や人の声は聞こえていない。
行動力も並ではない。興味のあるところは現地まで足を延ばし、それは海外に及んでいてインドのサイババを訪ねている。
これ等が背にあふれて、カリスマ性顕著である。会長に会った方で、直ぐに理解できる方は、それは英雄型であって、数少ない。ほとんどの方は理解できないのだった。それは並だからである。
・・・・・・・・なるほど。私には、ここまでで充分だった。これで何もかも解けたのでした。続く。
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