2016年12月03日
よしの670ニカラグア 11月死去の服部さん 殺人事件再審で無罪
よしの670ニカラグア
11月死去の服部さん 殺人事件再審で無罪
ニカラグアってメキシコとコロンビアのあいだぐらいにあるくに なんですね。
http://mainichi.jp/articles/20161202/k00/00e/040/261000c?fm=mnm
ニカラグア
11月死去の服部さん 殺人事件再審で無罪
毎日新聞2016年12月2日 15時00分(最終更新 12月2日 15時14分)
11年服役 現地最高裁「証拠分析誤った」
中米ニカラグアで1997年に日本人男性が殺害されたとされる事件で、禁錮18年が確定し現地で約11年服役した東京都江東区の元会社社長、服部重次さんに対し、ニカラグア最高裁が第2次再審で無罪を言い渡した。日本時間2日、ニカラグアの服部さんの弁護士から11月22日付の判決文が日本の関係者に届いた。2008年に釈放された服部さんは帰国後に日本から再審請求していたが、11月5日に膵臓(すいぞう)がんのため68歳で死去していた。
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<ニカラグア再審無罪>命削り貫いた「無実」 涙ぐむ遺族
有罪とした確定判決は保険金目的の殺人と認定していた。しかし、死亡した男性の海外旅行傷害保険の保険金受取人は服部さんではなく、法定相続人(遺族)だった。服部さん側は再審請求で「保険金殺人」の動機が成り立たないとして、保険金受取人が服部さんではないことを示す保険契約証の写しを新証拠の一つとして提出していた。
inRead 再審判決は、服部さん側が主張した▽偽の証拠▽違法な司法手続き▽不十分な通訳▽信頼できない証言−−などについて「検討した」とした上で「有罪判決当時の刑事司法システムに問題があった。証拠が誤って分析された」などとして無罪とした。保険契約証については言及しなかった。
服部さんは一貫して無実を主張した。無罪の有力証拠となるはずだった保険契約証の写しが現地で行方不明になるなどしたこともあって、2003年に有罪判決が確定した。
第1次再審請求では現地弁護士の不手際もあり、ニカラグア最高裁は14年6月に再審開始を認めない決定を出した。服部さんは現地弁護士を代えて15年12月に第2次請求した。
第2次請求では保険契約証の写しを新証拠として改めて提出したほか、1審で多くの違法な司法手続きがあったと主張していた。【庭田学】
事件の概要
食品貿易会社を経営していた服部さんは、ニカラグアにナマコ加工工場の建設を計画し1997年4月に同国に出張した。服部さんによると、現地の日本人男性社員(当時69歳)と太平洋に面したマルセリャ海岸を視察した際、丘陵付近で社員の姿が見えなくなった。
街の事務所に戻る手段がなく海岸付近で一夜を明かそうとしたところ、4月25日未明、地元住民が波打ち際で社員の遺体を発見した。遺体は頭が激しく損傷し、服部さんは「崖から落ちた」と思ったという。現地警察は殺人事件として現場付近にいた服部さんら3人から聴取し、服部さんが容疑者として逮捕された。
ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161202/k00/00e/040/261000c?fm=mnm#csidx7e8b6992bfb16b8b781c1f83e271f46
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