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2016年10月18日

よしの575泣く娘、父は揺さぶった ぶつけたイライラ、長男にも

よしの575泣く娘、父は揺さぶった ぶつけたイライラ、長男にも
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テクノロジーは どうはたらくのだろう とおもいました。

http://www.asahi.com/articles/ASJBK730MJBKUUPI007.html?ref=nmail
泣く娘、父は揺さぶった ぶつけたイライラ、長男にも
山田佳奈
2016年10月18日05時04分
■小さないのち 奪われる未来
 赤ちゃんが「乳幼児揺さぶられ症候群」になり、深刻な被害を受ける児童虐待が後を絶たない。
• 特集「小さないのち」
• 泣きやまない赤ちゃん パニックにならず気分転換を
 母親と長女が風呂に入っている間、父親は生後2カ月の次女を抱っこしながらスマホでゲームをしていた。泣き出すと、持ち上げて強く前後に揺さぶった。
 母親は、なるべく子どもと父親だけにしないよう気を付けていて、風呂に入る時もドアを少し開けていた。泣き声がした後、すぐにやんだので、おかしいと思った。見ると次女はぐったりとしていた。
 2014年末、関西地方で事件は起きた。次女は急性硬膜下血腫など頭に大けがを負い、重い障害が残った。自宅で母親の介護を受けて暮らす次女は、鼻から入れたチューブでしか栄養をとることができない。1日に数十回もてんかんの発作が起きる。発作を抑える薬の副作用で、一日中もうろうとしている。
 次女の事件の1カ月前、兄である長男は1歳7カ月で命を閉じていた。
 13年春、母親が生後2週間の長男をベビーベッドに寝かせて買い物に出かけると、夜勤前で自宅にいた父親から携帯に電話がかかってきた。「(長男が)バウンサー(ゆりかご)から落ちてたんこぶができた」。急いで帰ると、左後頭部が大きく腫れ上がっていた。
 病院に連れて行ったが、脳挫傷や頭蓋骨(ずがいこつ)骨折などの大けがだった。その後の警察の調べで、泣きやまない長男にいらいらした父親が、床にたたきつけたことが分かった。
  母親は、目や体に重い障害を負った長男を自宅で介護した。リハビリを続けると、懸命に腕を動かして指をしゃぶれるようになった。耳元でガラガラを鳴らすと、笑った。医師に「もう笑うことはできないだろう」と言われていたのでうれしかった。この子なりに成長しているんだと感じた。
 だが、その介護生活も14年秋に終わる。死因は誤嚥(ごえん)性肺炎だった。「息子は2週間しか、自分の本当の命を生きられませんでした」
 最初の長男への暴行を、母親は予測できなかった。夫婦でけんかすることはあっても、第1子の長女に、父親は暴力を振るうことはなく、お風呂に入れたりあやしたりしていた。
 長男への13年の暴行については、日常的な虐待がなかったことなどから、父親はいったん不起訴(起訴猶予)になった。兄妹への暴行を分析した県の検証報告書によると、児童相談所や市は、父親が釈放されたので、虐待を実際にしたかどうかわからないと判断していた。母親は、父親が反省し、長女もなついていたため、迷いながらもやり直そうと思った。
 次女への暴行により、長男の事件と合わせて殺人未遂と傷害の罪で起訴された。兄妹への暴行について父親は法廷でこう語った。「感情をコントロールできなかった。イライラした気持ちをぶつけてしまった」
 上体を激しく揺さぶられて脳が損傷を受ける「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」を引き起こす児童虐待が次々に起きている。朝日新聞が取材したところ、14年度までの5年間で少なくとも302件あった。
 SBSによる死亡や障害など被害の全容を把握する国の統計がないため、児相を管轄する全69自治体(都道府県、政令指定都市、一部の中核市)にSBSやその疑いと診断された件数を、児相の記録をもとに回答してもらった。「不明」または「0」と回答した自治体が約4割あり、医師がSBSと明記していない場合などもあるため、実際にSBSになった子どもはさらに多いとみられる。(山田佳奈)
     ◇
 〈乳幼児揺さぶられ症候群(Shaken Baby Syndrome=SBS)〉 縦抱きの赤ちゃんが前後に強く揺さぶられた時、硬膜下の血管が引きちぎられて起こる、児童虐待の一種。米国では1980年代には虐待として認識され、最近では、壁に打ち付けるなどの行為も含めた「虐待による頭部外傷(AHT)」として予防教育が行われている。市川光太郎・北九州市立八幡病院長によると、SBS発症のうち約3割が死亡し、4割以上に肢体まひや言語障害、失明などの重い後遺症が残るとされる。比較的軽くすんだ場合も発達障害が起きるなど、完全には回復しないとの報告もある。横抱きにしてあやしたり、車に乗せて急ブレーキがかかったりした程度ではならないという。
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http://www.asahi.com/articles/ASJBJ7D61JBJUUPI00G.html

「バイバイ」笑顔の幼子、母は橋から落とした
山本奈朱香、田中恭太
2016年10月17日04時58分
母親が3歳の娘を落とした橋。午後10時を過ぎると人通りはほとんどない=小玉重隆撮影


■小さないのち 奪われる未来
 子どもへの虐待が後を絶たない背景の一つに「育児の孤立化」があるとされる。ある母子の悲劇を追った。
• 特集「小さないのち」
 「この子をこのまま置いておくわけにはいかない」
 不機嫌になっていく交際相手の男性の様子を見て、24歳(当時)の女性はそんな気持ちになっていった。
 3歳の一人娘は、別れた元夫との子ども。同居を始めた男性は、徐々に娘の存在をうるさがるようになっていた。この朝も不機嫌になってトイレに閉じこもると、ドアを殴って壊した。
 夕方、保育所に娘を迎えに行った後、まっすぐ帰宅せず、近所の実家に寄った。母に預かってもらいたかったが、娘が風邪気味でできなかった。
 午後8時前、自宅アパートに戻った。食器を片付けようと台所に行くと、娘が泣き始めた。眉間(みけん)にしわを寄せ、大きなため息をつく男性を見て、娘とアパートを出た。子どもを預けられそうな施設をネットで探したが、見つからない。「この子がいなくなるしかない」。そう思い詰めた。
 午後10時過ぎ。近くの川に架かる橋のそばに車をとめ、娘を両腕に抱いて橋の欄干に立たせた。
 車が通るたび、娘を欄干から降ろす。3度目、娘を抱く手を伸ばし、宙に浮く状態にしてみた。川面からの高さは4メートル以上。娘はにこっと笑い、突然こう言ったという。
  「バイバイ」
 手を離した。ドボンという音が聞こえたが、その場を離れたくて車まで走った。自宅の前で車を止めると車内で少し泣き、部屋に戻った。
 翌日、橋の約1キロ下流で女の子の遺体が見つかった。3歳の誕生日を迎えたばかりだった。
 事件は2014年、日本海側の人口約8万人の地方都市で起きた。弁護士や親族らの証言、裁判記録、事件後に県がつくった「検証報告書」などをもとに、その経緯を追った。
 女性は21歳で娘を出産したが、夫の家庭内暴力(DV)もあり、娘が2歳のときに離婚した。その後、相談相手だったアルバイト先の男性と同居を始めた。
 女性は娘の発達に不安を抱えていた。周囲の子より遅く歩き始め、言葉もなかなか出ない。アトピーとぜんそくの持病もあった。かかりつけ医だった小児科医に「なんでうちの子は弱いの?」と何度も聞いた。予防注射はすべて受けさせていた。小児科医は「精いっぱい育児していたという印象」と話す。
 「育児に疲れてイライラする」。事件の2カ月前、女性は市役所を訪れ、泣きながら相談員に悩みを打ち明けていた。
 相談員は「1日1回、7秒間、抱きしめてあげて」と声をかけた。女性は言われた通り娘を毎日抱きしめてみた。娘は最初は喜ぶ様子を見せたが、育児のストレスは消えなかった。
 相談から約1カ月後。娘が発熱し、迎えに来るように保育所から電話がきた。だが女性は「もう無理」と泣きじゃくって電話を切り、引き取りを拒んだ。
 保育所から市に連絡が入り、児童相談所(児相)は娘を一時保護する方針を決めた。しかし、実家の祖母が保育所に向かい、娘を引き取ったため、保護の決定は取り消しになった。それから1カ月後、事件は起きた。
 法廷で女性は「橋から落としてしまうことしか考えられなかった。最低なママでごめんなさい」と涙を流しながら語った。
 この夏、女性の父親が取材に応じた。育児に悩んでいた女性に「焦るんじゃないよ。笑える時がくるから」と言い続けたという。どうにもならない時は「絶対に親に相談してくれるというおごりがあった」と悔やむ。女性が市に相談していたことは事件後に知った。「最優先は命。それだけを救いたかった」
 女性は懲役9年の判決を受け、今は服役中だ。両親への手紙には、常に謝罪の言葉が並んでいるという。
■自治体、対応追いつかず
 「子どもを見るだけでなく、親の気持ちを行政が受け止めないと、こういう事件は防げないかもしれない」。事件の担当弁護士は振り返る。
 虐待に詳しい西澤哲・山梨県立大教授(臨床福祉)は「女性が保育所の迎えを拒否したことを重く受け止め、子どもを保護するべきだった。『育てられない』という親を説得して同居を続けさせ、その後虐待死させてしまった事例はこれまでにもあり、児相はもっと専門性を高めるべきだ」と話す。
 事件後、市は相談員を増員し、子育て支援センターも増やした。一方、今年できた検証報告書で、県は児相の体制不備を指摘されたが、児童福祉司の人員は現時点で当時と変わっていない。今もこの地域では夜間に育児の悩み相談に対応する窓口はない。
 全国を見渡すと、進んだ取り組みもある。
 「子どもがかわいいと思えない。私は普通じゃないのでは」。福岡市の児相には、このような電話が子どもの寝静まった深夜にかかってくる。24時間態勢で臨床心理士らが待機し、虐待対応に加え、育児相談にも応じる。じっくり話を聞き、「そういう人もたくさんいますよ」などと助言すると安心する人が多いという。相談の約3割は夜間帯だ。
 厚生労働省は昨夏、虐待通告などを24時間受ける短縮ダイヤル「189」を設け、近くの児相に電話がつながるようにした。だが、その対応はまちまちで、夜間は緊急の虐待事案だけに対応し、通常の相談に応じる態勢までは整えられていない自治体も多い。(山本奈朱香、田中恭太)
     ◇
 〈児童相談所(児相)〉 都道府県と政令指定市に設置が義務づけられ、全国に209カ所ある。不登校や非行への対応のほか、父母の不在や虐待などにより養育困難な子どもの一時保護権限を持つ。市町村の育児支援や虐待対応へのサポート、里親さがしなども行う。15年度に全国の児相が対応した虐待件数は10万件超と10年間で約3倍に増えた。児童福祉司は約1・5倍の増加にとどまり、勤務年数は3年未満が4割超で、専門性の不足も指摘されている。


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