2017年01月07日
よしの808少女像、にらみ合う日韓 対抗措置の日本、にじむ配慮
よしの808少女像、にらみ合う日韓 対抗措置の日本、にじむ配慮
-
◇
〈慰安婦問題の日韓合意〉 2015年12月28日に日韓両政府が合意。日本政府は責任を痛感しているとして、安倍晋三首相がおわびと反省の気持ちを表明。元慰安婦を支援するために韓国政府が新たに設立する財団に、日本政府の予算で10億円を拠出し、問題が「最終的かつ不可逆的に解決される」ことを確認した。ソウルの日本大使館近くの少女像について、韓国政府が「適切に解決されるよう努力する」とした。
http://blogos.com/article/204675/
ソウルと釜山の日本大使館、領事館前にある少女(従軍慰安婦)像を見学してきた
ちょうど私が韓国にいるとき、釜山の日本領事館前に従軍慰安婦像を設置するというのが話題になりました。1度撤去されてまた設置されるというのもなかなかすさまじいものがあります。
><韓国>釜山の少女像、日本総領事館前で除幕式
毎日新聞 2016/12/31(土) 22:12配信
【釜山(韓国南東部)大貫智子】韓国南東部・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された問題で、市民団体は12月31日夜、総領事館前で除幕式を開いた。外国公館前の少女像設置は、2015年12月の慰安婦問題に関する日韓両政府合意に反するとして日本側は反発、韓国外務省も移転が望ましいとしているが、韓国では弾劾訴追案可決で職務停止となった朴槿恵(パク・クネ)大統領が主導した日韓合意への反対が強く、移転は困難な状況だ。
式には女性団体や学生らが出席し「国民が勝利した。少女像を守り抜こう」などと書かれたプラカードを掲げた。少女像は地元自治体が不許可とし、28日に行政や警官らが強制撤去したが、批判の高まりを受け、30日に一転して黙認し、市民団体が設置していた。ソウルの日本大使館前の少女像移転のメドがつかない中、日韓両国の新たな火種となった形だ。
背景には日韓合意に対する韓国世論の反発の強さがある。29日発表の世論調査(リアルメーター社)では、日韓合意を「破棄すべきだ」が59%で、「維持すべきだ」の25・5%を大きく上回った。日韓合意に基づき韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」は、合意時点で生存していた元慰安婦の7割を超える34人が、日本政府が拠出した10億円からの現金支給受け入れを表明したと発表。しかし、こうした事実はほとんど報道されていないため、「当事者無視の合意」と思われているのが実態だ。
朴政権への批判を強める野党側は、今年行われる次期大統領選に向け合意の再交渉を掲げている。ソウル大の朴※熙(パク・チョルヒ)教授は「韓国側も努力したが残念だ。(地元自治体が)世論の批判に耐えられなかったのは、野党が主導権を握る政局の影響」と話す。(※は吉を横に2つ並べる)
最終更新:2016/12/31(土) 22:12
それで、ちょうど今回は、釜山とソウル両方に滞在する計画だったので、では両方とも見学しようと思い立ちました。
最初は1月1日の、日本大使館前にあるという少女(慰安婦)像です。日本大使館のある建物へ行きますが、しかしなかなか見つかりません。ネットで検索して地図その他とにらめっこしていたら、ようやくそれらしきものがありました。近くにいた警官に、Wikipediaにあった写真を見せると、そうだというので、行ってみます。
で、個人的な意見を言いますと、この像については、日本大使館前というより日本大使館近くに設置されている、というのが実情に近い気がしました。仮に政治合意(?)で撤去されたとしても、すぐ近くに再設置されるだけじゃないのという気がします。
それでよせばいいものをかもしれませんが、記念写真を撮ります。近くにいる人に頼みました。
近くには、慰安婦像を守っている人たちがテントを張っています。
それで私は、前に記事にしたこの件を思い出しました。
じゃあてめえら産経新聞社社員は、中国製品を使っていないのかという話になる
> 慰安婦像は韓国政府が日本との政府間合意で撤去に努力すると約束した後、これに反発する学生活動家たちが「像を守れ!」と叫んで像の横で毛布をしきビニールをかぶって寝泊まりしていた。当局がテントを張らせなかったのでそうなったのだが、これでは寒いので電気毛布で暖をとるため発電機を持ち込んだのだ。
ところが発電機を見て驚きかつうれしくなった。発電機には何と鮮やかな文字で大きく「HONDA」とあるではないか。反日活動家が日本製の発電機で暖をとりながら日本大使館前で反日パフォーマンスをやっているのだ。
いまはテントは張ってありますが、暖房器具はあったようなので、これ日本製なのかなあと確認しようとしたのですが、あいにく見てごらんのとおりの半透明のものでしたので確認できませんでした。
翌日1月2日、釜山に行きましたので、日本領事館に行ってみると、今度はたしかに、領事館のすぐ近くに慰安婦像がありました。ただし正門前とかいうわけではありません。
2日目にして帽子やマフラーが差し入れられて(?)います。なお、写真右側の塀の向こうが日本領事館です。
こちらには、詰めている活動家とかはいませんでしたが、警官が警備していました。まあ建前としては、領事館警備なのでしょうけど。
2016年12月31日の日付があります。
これは寄付したというか、関係者の何かの碑ですかね。確認できませんでした。
釜山では、記念写真は撮りませんでした。単に頼む人がいなかったからです。さすがに警官に頼むわけにはいかない。上の写真ではけっこう何人かが周囲にいますが、この人たちが去ると、近くにいるのは警官ばかりでしたし、足を止める人もあまりいませんでした。
釜山のほうが、日本側にとっては、「挑発」と感じられるものなのかもしれません。私個人は、このようなものは「表現の自由」の範疇だと思いますが、そう思わない人もたくさんいるのでしょう。なお一番上の写真は、時事通信の記事よりいただきました。
http://digital.asahi.com/articles/ASK165785K16UHBI011.html?rm=671
少女像、にらみ合う日韓 対抗措置の日本、にじむ配慮
武田肇、ソウル=牧野愛博
2017年1月7日03時25分
韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像が、もろさをはらむ日韓関係を揺さぶっている。日本側は強い不満から対抗措置に踏み切ったが、韓国側は国民の反発が必至の像撤去には後ろ向きだ。両国を仲介した米政権も移行期にあり、解決の見通しは立っていない。
• 日本政府「遺憾」強調 少女像問題、日韓合意の履行迫る
「国と国として約束したことは実行してほしい、そういう強い思いだ」。6日午前、首相官邸。韓国への対抗措置を発表した記者会見で、菅義偉官房長官は厳しい表情でこう語った。
昨年末の「少女像」設置から1週間。対抗措置を決めた背景には、「このままでは日本国内からも『日韓合意破棄』の要求が高まり、両国関係が修復不能になりかねない」(外務省幹部)との危機感があった。
複数の日韓関係筋によると、正月休み明けの4日から両国は外交ルートで交渉を本格化。日本側は対抗措置の実施も示唆しながら、像の即時撤去を繰り返し求めた。韓国側が応じないまま、決裂した。
そもそも日韓合意自体、安倍晋三首相にとって外交的な「勝負」だった。日本政府が軍の関与や責任を認め、韓国政府が元慰安婦を支援するため設立する財団に日本政府が10億円を拠出する内容。首相を支える保守層には不満も強く、日本側が合意の根幹と位置づけたソウルの日本大使館近くの少女像移転について、首相は「移転できなかったら、俺だって厳しい」と周囲に漏らしていた。
だが合意から1年、ソウルの少女像移転のメドが立たないまま、新たな像が釜山の日本総領事館前に設置された。首相周辺は「首相は腹に据えかねたんだろう」。対抗措置カードは切られた。
首相を支える自民党からは「毅然(きぜん)とした対応だ」(首相に近い閣僚経験者)、「一定の措置は必要」(日韓議員連盟の額賀福志郎会長)といった評価の声が上がった。野党も「毅然とした対応は必要だ」(民進党の細野豪志代表代行)など理解が広がる。
ただ日本側は対抗措置を発表する一方で、対北朝鮮政策で協力が不可欠な韓国側への配慮ものぞかせた。
通貨スワップ協定の再締結協議は「中止」ではなく「中断」とし、駐韓大使も任務を停止する「召還」ではなく「一時帰国」。首相側近は「実効性はない。けじめだ」と明かし、外務省幹部も「日韓関係を壊すものではない。対話の窓はいつでも開いている」と語った。
それでも韓国の政治情勢が不安定さを増す中、両国世論の動きは見通せない。首相と距離のある自民ベテランは「これは出口がないぞ」と漏らした。
■韓国、合意と少女像の切り離しを提案
複数の日韓関係筋によると、6日午後に韓国外交省に長嶺安政駐韓大使を呼んだ尹炳世(ユンビョンセ)外相は、1時間にわたった面会の席でも、釜山の日本総領事館前に設置された少女像の撤去を確約しなかった。終了後、記者団の前に現れた長嶺氏の表情は硬く、一言も発しなかった。
韓国側はここ数日のやりとりで、日韓慰安婦合意と少女像の問題を切り離した対応策を提案していた。
背景として、釜山市が一時的に少女像を撤去した際に世論が強く反発したことや、朴槿恵(パククネ)大統領が職務執行権限を停止された状況である点を強調。日韓合意を尊重することで日本側に配慮する姿勢を示しながら、像を設置した市民団体と話し合う考えを伝えた。日韓合意は否定できない一方、像の問題を解決する見通しも持てない苦しい説明だ。
韓国政府元高官はこの提案について「像の設置は韓日合意に不満があるから。合意を尊重しつつ像の撤去を求めても、世論が納得するわけがない」と語る。
韓国政府が像の強制撤去に動き出せないことについて、政府関係者は「大統領権限を代行する黄教安(ファンギョアン)首相は選挙で選ばれた人ではない。国会の意見に影響されるのは仕方がない」と語る。
国会では、今年春にも行われる次期大統領選をにらみ、世論の支持が離れた朴大統領の政策を軒並み否定する傾向が強まっている。
日本が発表した対抗措置で、韓国の反日感情がさらに高まるのは避けられない。
最大野党「共に民主党」は6日、「わずかな真心がこもった謝罪すらなく、自らの正当性ばかり主張する日本政府は、人権と世界正義と争うつもりか」と日本側を非難。日韓合意の破棄と日本政府の謝罪を要求した。秋美愛(チュミエ)代表は6日の幹部会議で「韓日慰安婦合意こそが屈辱外交だ」と訴えた。
国会で日韓合意を支持するのは与党セヌリ党だけ。合意の破棄や追加交渉を求める勢力は、300議席のうち201議席を占める。元高官は「韓国の次期政権は少なくとも慰安婦問題の追加交渉を求めることになる」との見通しを示した。
ある経済学者は日韓通貨スワップ協議の中断について「韓国の外貨保有額は世界8位の水準で当面は問題ないが、米新政権の発足でグローバルな不確実性が高まるなか、長期的には影響が出かねない」と語った。(武田肇、ソウル=牧野愛博)
■米新政権、読めぬ出方
ワシントンで5日、韓国の林聖男(イムソンナム)第1外務次官は杉山晋輔外務次官との会談後、ブリンケン米国務副長官とも会い、こう訴えた。「釜山の少女像問題は、政治的に困難な状況にある。世論の反発が強すぎて我々も悩んでいる。米国からも日本に我々の事情を伝えてもらえないか」
オバマ米政権は不仲が続いた日韓の関係改善に心を砕いてきた。2014年3月にはオランダ・ハーグで日米韓首脳会談を開き、安倍首相と朴大統領を初めて公式の会談で引き合わせた。最近は、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結するよう、韓国に何度も働きかけた。
6日もバイデン副大統領が安倍首相と電話で協議した際、「米国政府として慰安婦問題に関する日韓合意を支持しており、双方によって着実に履行されることを強く期待する」と伝えた。
だが、米国では20日にトランプ新政権が発足し、オバマ政権の政策を大きく変える可能性がある。朴大統領の職務権限が停止している韓国政府は、早期の外相、国防相両会談を模索しているが、めどは立っていない。
日韓両政府は、トランプ氏は北朝鮮の核問題に関心を持つ一方、地域の同盟国である日韓に安全保障面でさらなる負担を求める可能性もあると予測する。在日・在韓米軍の縮小や合理化もありうるとみている。
韓国では、南シナ海問題などで対立する米国と中国の間で難しい選択を迫られるとの声もある。中国は米軍の高高度ミサイル迎撃システム(THAAD)の韓国配備に反対し、韓国に様々な圧力をかけている。韓国の次期大統領選をにらみ、文化や経済での交流を制限するなどして、朴政権が推進したTHAAD配備を見合わせるよう求める非公式な圧力になっている。
韓国外交省は5日、中国の駐韓大使を呼び、THAAD配備の政策が変わらないことを強調した。
米新政権の出方が不透明な今、日韓の連携が弱まれば、対北朝鮮、対中国の政策に影響することは避けられない。
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〈慰安婦問題の日韓合意〉 2015年12月28日に日韓両政府が合意。日本政府は責任を痛感しているとして、安倍晋三首相がおわびと反省の気持ちを表明。元慰安婦を支援するために韓国政府が新たに設立する財団に、日本政府の予算で10億円を拠出し、問題が「最終的かつ不可逆的に解決される」ことを確認した。ソウルの日本大使館近くの少女像について、韓国政府が「適切に解決されるよう努力する」とした。
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https://www.youtube.com/watch?v=OPU8dnAT3Q8
KARA ジャンピン (歌詞あり)
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https://www.youtube.com/watch?v=pjoBE2qtvdE
【4K】「みちのく伝統芸能:津軽民謡手踊り」[六本木ヒルズ盆踊り2016]2016.8.28 @六本木ヒルズアリーナ
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〈慰安婦問題の日韓合意〉 2015年12月28日に日韓両政府が合意。日本政府は責任を痛感しているとして、安倍晋三首相がおわびと反省の気持ちを表明。元慰安婦を支援するために韓国政府が新たに設立する財団に、日本政府の予算で10億円を拠出し、問題が「最終的かつ不可逆的に解決される」ことを確認した。ソウルの日本大使館近くの少女像について、韓国政府が「適切に解決されるよう努力する」とした。
http://blogos.com/article/204675/
ソウルと釜山の日本大使館、領事館前にある少女(従軍慰安婦)像を見学してきた
ちょうど私が韓国にいるとき、釜山の日本領事館前に従軍慰安婦像を設置するというのが話題になりました。1度撤去されてまた設置されるというのもなかなかすさまじいものがあります。
><韓国>釜山の少女像、日本総領事館前で除幕式
毎日新聞 2016/12/31(土) 22:12配信
【釜山(韓国南東部)大貫智子】韓国南東部・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された問題で、市民団体は12月31日夜、総領事館前で除幕式を開いた。外国公館前の少女像設置は、2015年12月の慰安婦問題に関する日韓両政府合意に反するとして日本側は反発、韓国外務省も移転が望ましいとしているが、韓国では弾劾訴追案可決で職務停止となった朴槿恵(パク・クネ)大統領が主導した日韓合意への反対が強く、移転は困難な状況だ。
式には女性団体や学生らが出席し「国民が勝利した。少女像を守り抜こう」などと書かれたプラカードを掲げた。少女像は地元自治体が不許可とし、28日に行政や警官らが強制撤去したが、批判の高まりを受け、30日に一転して黙認し、市民団体が設置していた。ソウルの日本大使館前の少女像移転のメドがつかない中、日韓両国の新たな火種となった形だ。
背景には日韓合意に対する韓国世論の反発の強さがある。29日発表の世論調査(リアルメーター社)では、日韓合意を「破棄すべきだ」が59%で、「維持すべきだ」の25・5%を大きく上回った。日韓合意に基づき韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」は、合意時点で生存していた元慰安婦の7割を超える34人が、日本政府が拠出した10億円からの現金支給受け入れを表明したと発表。しかし、こうした事実はほとんど報道されていないため、「当事者無視の合意」と思われているのが実態だ。
朴政権への批判を強める野党側は、今年行われる次期大統領選に向け合意の再交渉を掲げている。ソウル大の朴※熙(パク・チョルヒ)教授は「韓国側も努力したが残念だ。(地元自治体が)世論の批判に耐えられなかったのは、野党が主導権を握る政局の影響」と話す。(※は吉を横に2つ並べる)
最終更新:2016/12/31(土) 22:12
それで、ちょうど今回は、釜山とソウル両方に滞在する計画だったので、では両方とも見学しようと思い立ちました。
最初は1月1日の、日本大使館前にあるという少女(慰安婦)像です。日本大使館のある建物へ行きますが、しかしなかなか見つかりません。ネットで検索して地図その他とにらめっこしていたら、ようやくそれらしきものがありました。近くにいた警官に、Wikipediaにあった写真を見せると、そうだというので、行ってみます。
で、個人的な意見を言いますと、この像については、日本大使館前というより日本大使館近くに設置されている、というのが実情に近い気がしました。仮に政治合意(?)で撤去されたとしても、すぐ近くに再設置されるだけじゃないのという気がします。
それでよせばいいものをかもしれませんが、記念写真を撮ります。近くにいる人に頼みました。
近くには、慰安婦像を守っている人たちがテントを張っています。
それで私は、前に記事にしたこの件を思い出しました。
じゃあてめえら産経新聞社社員は、中国製品を使っていないのかという話になる
> 慰安婦像は韓国政府が日本との政府間合意で撤去に努力すると約束した後、これに反発する学生活動家たちが「像を守れ!」と叫んで像の横で毛布をしきビニールをかぶって寝泊まりしていた。当局がテントを張らせなかったのでそうなったのだが、これでは寒いので電気毛布で暖をとるため発電機を持ち込んだのだ。
ところが発電機を見て驚きかつうれしくなった。発電機には何と鮮やかな文字で大きく「HONDA」とあるではないか。反日活動家が日本製の発電機で暖をとりながら日本大使館前で反日パフォーマンスをやっているのだ。
いまはテントは張ってありますが、暖房器具はあったようなので、これ日本製なのかなあと確認しようとしたのですが、あいにく見てごらんのとおりの半透明のものでしたので確認できませんでした。
翌日1月2日、釜山に行きましたので、日本領事館に行ってみると、今度はたしかに、領事館のすぐ近くに慰安婦像がありました。ただし正門前とかいうわけではありません。
2日目にして帽子やマフラーが差し入れられて(?)います。なお、写真右側の塀の向こうが日本領事館です。
こちらには、詰めている活動家とかはいませんでしたが、警官が警備していました。まあ建前としては、領事館警備なのでしょうけど。
2016年12月31日の日付があります。
これは寄付したというか、関係者の何かの碑ですかね。確認できませんでした。
釜山では、記念写真は撮りませんでした。単に頼む人がいなかったからです。さすがに警官に頼むわけにはいかない。上の写真ではけっこう何人かが周囲にいますが、この人たちが去ると、近くにいるのは警官ばかりでしたし、足を止める人もあまりいませんでした。
釜山のほうが、日本側にとっては、「挑発」と感じられるものなのかもしれません。私個人は、このようなものは「表現の自由」の範疇だと思いますが、そう思わない人もたくさんいるのでしょう。なお一番上の写真は、時事通信の記事よりいただきました。
http://digital.asahi.com/articles/ASK165785K16UHBI011.html?rm=671
少女像、にらみ合う日韓 対抗措置の日本、にじむ配慮
武田肇、ソウル=牧野愛博
2017年1月7日03時25分
韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像が、もろさをはらむ日韓関係を揺さぶっている。日本側は強い不満から対抗措置に踏み切ったが、韓国側は国民の反発が必至の像撤去には後ろ向きだ。両国を仲介した米政権も移行期にあり、解決の見通しは立っていない。
• 日本政府「遺憾」強調 少女像問題、日韓合意の履行迫る
「国と国として約束したことは実行してほしい、そういう強い思いだ」。6日午前、首相官邸。韓国への対抗措置を発表した記者会見で、菅義偉官房長官は厳しい表情でこう語った。
昨年末の「少女像」設置から1週間。対抗措置を決めた背景には、「このままでは日本国内からも『日韓合意破棄』の要求が高まり、両国関係が修復不能になりかねない」(外務省幹部)との危機感があった。
複数の日韓関係筋によると、正月休み明けの4日から両国は外交ルートで交渉を本格化。日本側は対抗措置の実施も示唆しながら、像の即時撤去を繰り返し求めた。韓国側が応じないまま、決裂した。
そもそも日韓合意自体、安倍晋三首相にとって外交的な「勝負」だった。日本政府が軍の関与や責任を認め、韓国政府が元慰安婦を支援するため設立する財団に日本政府が10億円を拠出する内容。首相を支える保守層には不満も強く、日本側が合意の根幹と位置づけたソウルの日本大使館近くの少女像移転について、首相は「移転できなかったら、俺だって厳しい」と周囲に漏らしていた。
だが合意から1年、ソウルの少女像移転のメドが立たないまま、新たな像が釜山の日本総領事館前に設置された。首相周辺は「首相は腹に据えかねたんだろう」。対抗措置カードは切られた。
首相を支える自民党からは「毅然(きぜん)とした対応だ」(首相に近い閣僚経験者)、「一定の措置は必要」(日韓議員連盟の額賀福志郎会長)といった評価の声が上がった。野党も「毅然とした対応は必要だ」(民進党の細野豪志代表代行)など理解が広がる。
ただ日本側は対抗措置を発表する一方で、対北朝鮮政策で協力が不可欠な韓国側への配慮ものぞかせた。
通貨スワップ協定の再締結協議は「中止」ではなく「中断」とし、駐韓大使も任務を停止する「召還」ではなく「一時帰国」。首相側近は「実効性はない。けじめだ」と明かし、外務省幹部も「日韓関係を壊すものではない。対話の窓はいつでも開いている」と語った。
それでも韓国の政治情勢が不安定さを増す中、両国世論の動きは見通せない。首相と距離のある自民ベテランは「これは出口がないぞ」と漏らした。
■韓国、合意と少女像の切り離しを提案
複数の日韓関係筋によると、6日午後に韓国外交省に長嶺安政駐韓大使を呼んだ尹炳世(ユンビョンセ)外相は、1時間にわたった面会の席でも、釜山の日本総領事館前に設置された少女像の撤去を確約しなかった。終了後、記者団の前に現れた長嶺氏の表情は硬く、一言も発しなかった。
韓国側はここ数日のやりとりで、日韓慰安婦合意と少女像の問題を切り離した対応策を提案していた。
背景として、釜山市が一時的に少女像を撤去した際に世論が強く反発したことや、朴槿恵(パククネ)大統領が職務執行権限を停止された状況である点を強調。日韓合意を尊重することで日本側に配慮する姿勢を示しながら、像を設置した市民団体と話し合う考えを伝えた。日韓合意は否定できない一方、像の問題を解決する見通しも持てない苦しい説明だ。
韓国政府元高官はこの提案について「像の設置は韓日合意に不満があるから。合意を尊重しつつ像の撤去を求めても、世論が納得するわけがない」と語る。
韓国政府が像の強制撤去に動き出せないことについて、政府関係者は「大統領権限を代行する黄教安(ファンギョアン)首相は選挙で選ばれた人ではない。国会の意見に影響されるのは仕方がない」と語る。
国会では、今年春にも行われる次期大統領選をにらみ、世論の支持が離れた朴大統領の政策を軒並み否定する傾向が強まっている。
日本が発表した対抗措置で、韓国の反日感情がさらに高まるのは避けられない。
最大野党「共に民主党」は6日、「わずかな真心がこもった謝罪すらなく、自らの正当性ばかり主張する日本政府は、人権と世界正義と争うつもりか」と日本側を非難。日韓合意の破棄と日本政府の謝罪を要求した。秋美愛(チュミエ)代表は6日の幹部会議で「韓日慰安婦合意こそが屈辱外交だ」と訴えた。
国会で日韓合意を支持するのは与党セヌリ党だけ。合意の破棄や追加交渉を求める勢力は、300議席のうち201議席を占める。元高官は「韓国の次期政権は少なくとも慰安婦問題の追加交渉を求めることになる」との見通しを示した。
ある経済学者は日韓通貨スワップ協議の中断について「韓国の外貨保有額は世界8位の水準で当面は問題ないが、米新政権の発足でグローバルな不確実性が高まるなか、長期的には影響が出かねない」と語った。(武田肇、ソウル=牧野愛博)
■米新政権、読めぬ出方
ワシントンで5日、韓国の林聖男(イムソンナム)第1外務次官は杉山晋輔外務次官との会談後、ブリンケン米国務副長官とも会い、こう訴えた。「釜山の少女像問題は、政治的に困難な状況にある。世論の反発が強すぎて我々も悩んでいる。米国からも日本に我々の事情を伝えてもらえないか」
オバマ米政権は不仲が続いた日韓の関係改善に心を砕いてきた。2014年3月にはオランダ・ハーグで日米韓首脳会談を開き、安倍首相と朴大統領を初めて公式の会談で引き合わせた。最近は、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結するよう、韓国に何度も働きかけた。
6日もバイデン副大統領が安倍首相と電話で協議した際、「米国政府として慰安婦問題に関する日韓合意を支持しており、双方によって着実に履行されることを強く期待する」と伝えた。
だが、米国では20日にトランプ新政権が発足し、オバマ政権の政策を大きく変える可能性がある。朴大統領の職務権限が停止している韓国政府は、早期の外相、国防相両会談を模索しているが、めどは立っていない。
日韓両政府は、トランプ氏は北朝鮮の核問題に関心を持つ一方、地域の同盟国である日韓に安全保障面でさらなる負担を求める可能性もあると予測する。在日・在韓米軍の縮小や合理化もありうるとみている。
韓国では、南シナ海問題などで対立する米国と中国の間で難しい選択を迫られるとの声もある。中国は米軍の高高度ミサイル迎撃システム(THAAD)の韓国配備に反対し、韓国に様々な圧力をかけている。韓国の次期大統領選をにらみ、文化や経済での交流を制限するなどして、朴政権が推進したTHAAD配備を見合わせるよう求める非公式な圧力になっている。
韓国外交省は5日、中国の駐韓大使を呼び、THAAD配備の政策が変わらないことを強調した。
米新政権の出方が不透明な今、日韓の連携が弱まれば、対北朝鮮、対中国の政策に影響することは避けられない。
◇
〈慰安婦問題の日韓合意〉 2015年12月28日に日韓両政府が合意。日本政府は責任を痛感しているとして、安倍晋三首相がおわびと反省の気持ちを表明。元慰安婦を支援するために韓国政府が新たに設立する財団に、日本政府の予算で10億円を拠出し、問題が「最終的かつ不可逆的に解決される」ことを確認した。ソウルの日本大使館近くの少女像について、韓国政府が「適切に解決されるよう努力する」とした。
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KARA ジャンピン (歌詞あり)
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https://www.youtube.com/watch?v=pjoBE2qtvdE
【4K】「みちのく伝統芸能:津軽民謡手踊り」[六本木ヒルズ盆踊り2016]2016.8.28 @六本木ヒルズアリーナ
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