2018年09月06日
一緒に学ぼう世界史のポイント 54 《宗教改革1》
一緒に学ぼう世界史のポイント 54 《宗教改革1》
宗教改革(1)
ルター
ルターの宗教改革
(熱帯魚)( オススメ)ガラ ルファ(約3cm)(50匹)【水槽/熱帯魚/観賞魚/飼育】【生体】【通販/販売】【アクアリウム/あくありうむ】 価格:10,692円 |
ルネサンスと同時期に起きた思想上の大事件が宗教改革です。これはやがてヨーロッパ政治の枠組みも大きく変えて行きます。宗教改革を始めた人物がドイツ人のルター(1483〜1546)です。ルターはドイツ中東部のヴィッテンベルグ大学で神学の教授をしていた人です。
この段階で西ヨーロッパの宗教はローマ=カトリックだけです。ルターは大学時代に宗教に目覚めて修道士になる。そのまま、神学の勉強を続けて大学で教授に為って居ましたが、ローマ教会の方針に対して疑問を抱くことが多かった。特にルターが問題にしていたのが免罪符の問題です。
免罪符は贖宥状とも云うのですが字も難しいから免罪符で覚えたらよいです。これは何かというと簡単に言えば「お守り」。私達がお寺や神社で「おふだ」を貰う、あれと同じです。
(熱帯魚 生体)ベタ トラディショナル オス ミックス(約5cm)(30匹)【水槽/熱帯魚/観賞魚/飼育】【生体】【通販/販売】【アクアリウム/あくありうむ】 価格:10,260円 |
当時ローマ教皇はレオ10世。フィレンツェのメディチ家出身です。前に詩を紹介したロレンツォ=デ=メディチの次男。ルネサンス文化の理解者にして保護者です。ローマ教皇は選挙で選ばれる。フィレンツェ一の実力者の家柄で政治力も資金も豊富にありますから、そんな背景をバックにして教皇に為ったんでしょう。
丁度この時、ローマ教会はサン=ピエトロ大聖堂の改築工事を行っていた。この改築工事が大がかりで、しかもレオ10世は芸術に造詣が深いから装飾にも凝る。ラファエロがこの時改築を担当したりもするんです。
改築には資金が必要に為る。莫大な改築費用を捻出する為に始めたのが免罪符の販売です。お守りを売って儲けようと云う訳。日本人はお守りに別に疑問を感じない。普通にやっているからね。処が、キリスト教の思想から考えると可笑しいんですね。
神に深く帰依し信仰心を厚く持ち善い行いを積んで救われるというのなら判るが、お金でお守りを買えば救われると云う事は「お金=救いの条件」と云うことに為ってしまう。イエスは「金持ちが天国に行くのは、ラクダが針の穴を通るより難しい」と云っている。これと考え合わせると可笑しい訳です。
(熱帯魚 生体)レッドグラミー(約3cm)(50匹)【水槽/熱帯魚/観賞魚/飼育】【生体】【通販/販売】【アクアリウム/あくありうむ】 価格:10,584円 |
ローマ教会は免罪符販売部隊を作って、これをドイツに送り込みます。何故ドイツかと云うと、当時のドイツは皇帝が居るものの内部は諸侯の対立が激しくて分裂状態に近かった。ローマ教会にとってはその方が免罪符の販売がし易かったのです。
どう云う事かというと、国王・領主などの支配者にとってみると、自分の領地で免罪符を販売されたら困るのです。領民が免罪符を買う、払った代金はローマに持って行かれてサン=ピエトロ大聖堂の建築費に充てられる。自分の領地からお金がローマに移動する訳だ。今風に云えば完全に貿易赤字です。だから、フランスなどは自分の国内に免罪符販売部隊を入れ無い。販売を許さ無い。
その点、ドイツは国内がバラバラだから入り込むことが簡単だったんです。当時のドイツは「ローマの乳牛」と呼ばれる位にローマ教会の資金供給源に為って居たのです。
免罪符の販売の様子
この絵は免罪符の販売の様子を描いた絵です。絵の中央にはローマ教皇が描かれて居ますが、これは想像。実際に販売に立ち会っている訳ではありません。販売部隊が遣って来て村々に免罪符の販売を触れ廻ります。やって来たお爺さんが係りのお坊さんに何か言っている。どんな罪を犯したかとか、誰を救いたいのかとか申告する。それを聞いて担当者がおふだを作って呉れる。真ん中にある箱には代金を入れる。金貨を入れるとチャリーンと音がする。こう言って売っていた。「♪お金が箱の中でチャリンと鳴るやいなや、霊魂は煉獄から飛んで出る」
ルターはこう云う事に疑問を感じて1517年「95カ条の論題」というローマ教会に対する質問状をヴィッテンベルグ城教会の扉に貼りつけた。95の問題点を指摘しているのですが、主な主張は次の3つ。
1ローマ教会による免罪符販売を批判。お金を払えば救われるという免罪符の考え方を批判した。
2では、人は何によって救われるのか。ルターは言う。「人は信仰によってのみ義とされる」これを「信仰義認説」と言います。ローマ教会によってでは無く信仰によって救われるのです。信者が救われるようにローマ教皇が神さまに「とりなし」をする必要は無い事になる。
3では、どのように信仰すれば好いのか。それまではローマ教会の教えるままにしていることが信仰でした。ローマ教皇がお金を出して免罪符を買えば救われる、と教えるならばその通りにすれば好かった。
(熱帯魚 生体)( オススメ)ミックスグッピー (外国産) (約3cm)(100ペア)【水槽/熱帯魚/観賞魚/飼育】【生体】【通販/販売】【アクアリウム/あくありうむ】 価格:17,496円 |
しかし、ルターはそうでは無いと言う。聖書に書いてある通りにすることが信仰だと主張した。これを「聖書第一主義」と云う。この段階でルターはローマ教会を否定していません。ローマ教会の教えでも可笑しいと思う点があるなら、聖書と照らし合わせて考えよう、聖書に反しているならローマ教皇の教えでも間違っているんだと云う事です。
以上3点がルターの主張の要点。これが発表されると、直ぐにヨーロッパを二分する大論争に発展しました。当時発明されたばかりの印刷術を使ってルターの「95カ条の論題」は沢山のパンフレットに印刷されてヨーロッパ中に出回ったのです。
ローマ教会としては公然と批判するルターを放って置く訳にはいかないので、ルターと公開討論をしたり、批判をして彼に自説を撤回させようとします。処がルターは頑固なところがあって論争を通じてドンドンローマ教会に対する批判が過激化するんだ。
1520年、遂にルターはローマ教会と教皇の権威を公然と否定しました。これに対してローマ教皇はルターに破門状を送った。破門は前にも説明しましたね。破門されると、教皇は神さまに「とりなし」をして呉れないので天国へ行けない筈なんですね。処が、ルターは「そんなことは聖書の何処にも書いていない。教皇の執り成しなんて不要だ」と叫ぶ。学生を集めて皆の前で教皇の破門状を破いて燃やしてしまった。学生達も大いに盛り上がって、ローマ教会の出版物をドンドン炎の中に放り込んで気勢を挙げた。両者の亀裂は決定的です。
(熱帯魚 生体)アカヒレ (Lサイズ)(約3cm)(300匹)【水槽/熱帯魚/観賞魚/飼育】【生体】【通販/販売】【アクアリウム/あくありうむ】 価格:12,960円 |
この時期にドイツに出向いたローマの使節が教皇に状況報告しているのですが、こう伝えた。「ドイツ人の9割が『ルター』と、残りの1割が『教皇を死刑にしろ』と叫んでいます」
ドイツの圧倒的多数がルターを応援している訳だ。これは、彼の考えに賛成していたと云うよりも、ドイツを食い物にしているローマに対する怒りと考えた方が好い様ですが。ローマ教会としてはこのままルターを放置出来ません。政治的な圧力で屈服させようとした。
当時のドイツ皇帝、正式名称は神聖ローマ皇帝はカール5世という人。この人の名前は確り覚えること。ハプスブルグ家出身で相続関係でスペイン王を継承して更に神聖ローマ皇帝選挙に立候補して即位したばかりで未だ二十歳の若さ。ドイツ皇帝は名目上イタリアの支配者でもありますから、ローマ教皇との関係は重要で、即位したばかりのカール5世はローマ教会と協力関係にあった。だから、カール5世は政治的にルターを何とか改心させようと考えました。
ドイツ人の圧倒的多数がルターを応援しているのに、ローマ教会の肩を持つのは政治的には不利な行動でしょ。自分の立場を悪くするだけ。なのにカール5世がローマ教会側に立って行動したのには経済的な事情があった。
当時南ドイツのアウグスブルグと云う町にフッガー家と云う大富豪が居ました。銅山の採掘販売などでヨーロッパを股にかけて商売をしていた。カール5世が神聖ローマ皇帝選挙に出馬した時、選挙資金をこのフッガー家に借りていたのです。何時の時代にも選挙には金が掛かるんですね。選挙資金85万グルデンのうち54万グルデンをフッガー家から借りていた。だから、当選後もカール5世はフッガー家には頭が上がら無い。
このフッガー家はローマ教会の有力者にも金を貸している。ローマ教会の取引銀行でもあった。ローマ教会が免罪符を販売する時に、その売上代金のローマへの送金を引き受けていたのがフッガー家。しかも、免罪符の売上代金の一部は教会からフッガー家への借金返済にも充てられていた。教皇も皇帝もフッガー家のお金で繋がって居たのですね。
(熱帯魚 生体)ロイヤルナイフ(約18cm)(1匹)【水槽/熱帯魚/観賞魚/飼育】【生体】【通販/販売】【アクアリウム/あくありうむ】 価格:10,584円 |
それはそれとして1521年、カール5世は国会を開いてルターを召喚した。証人喚問みたいなものです。この国会を「ウォルムスの帝国議会」と云います。ウォルムスは議会が開かれた町の名前。
ここに呼び出されたルターは皇帝から自説の撤回を迫られる。ルターも緊張する。「95カ条の論題」を出した時はこんなことに為るとは夢にも思わなかったに違いない。ローマ教会から破門され、今度は皇帝から圧力を掛けられる。ビビッたに違い無い。しかし、自分が到達した信仰上の立場を捨てることも出来ない。追い詰められたルターの心情です。「私はここに立つ。これ以外にどうすることも出来ない。神よ救いたまえ、アーメン」
結局ルターは説を曲げなかったので、皇帝は彼を法の保護の外に置くことにした。「一切の権利を奪われる刑」です。これは誰かがルターの肉体を傷つけたり殺したりしても罪に問われ無いと云う事です。ローマ教会を敵に廻したルターに恨みを持っている者は必ず居るからかなり危険な状態です。ルターには学生たちがボディガードとして付いているのですが、帝国議会が終わってヴィッテンベルグに帰る途中、ルターは早速襲われた。森の中で覆面を着けた騎士が数騎ルター一行を襲ってルターは彼等に浚われてしまったのです。
ルターを浚ったのはザクセン侯フリードリヒという諸侯でした。実は彼はルターを支持しているのです。そこでルターを守りたいと思ったのですが法の保護の外にあると皇帝に宣告されたルターを堂々と守ることも出来ないので誘拐と云う手段を執ったのでした。この後のルターはザクセン侯の城に匿われて、世間から姿を隠して聖書のドイツ語訳をする。
聖書第一主義とか言いながら、この時代までドイツ語の聖書は無かった。皆ラテン語。ドイツ語で読むことが出来なければ、ドイツ人はどういう信仰を持ったら好いかわからないでしょ。その為にはドイツ語訳聖書が是非とも必要だったのです。この時のルターの翻訳は名訳で、現在のドイツ標準語の規準と為ったと云う事です。
【Sグレード】シャンレン 紅尾金龍 k-1セレクト極上個体 NO.180-005085神戸店≪熱帯魚 観賞魚 飼育アクアリウム レア 珍種≫ 価格:39,800円 |
処で、宗教改革と活版印刷の関係を少し話して置きます。ルターの宗教改革がヨーロッパ中の話題と為ったのには急速に普及し始めた印刷物の活用抜きには語れません。ルター自身が大量にパンフレットを発行します。1519年ドイツ全国の出版物が約110冊、その内約50冊がルターの書いたものです。翌1520年、ドイツ出版総数200冊。そのうちルターが133冊。凄いですね。
又、宗教論争が激しい中で両派が少しでも味方を増やそうとパンフレットやチラシのたぐいを大量に印刷配布します。
神の水車
プリントにあるのが「神の水車」と云うチラシです。殆どの農民は字が読めませんから、そういう人でも判る様にマンガになっている。これは、収穫した麦から小麦粉を作る過程です。中央後ろで棒(からさお)を振り回しているのが農民。これは脱穀をしているところ。
脱穀した小麦を担いで水車小屋のホッパーに入れているのがイエスです、後光が指しているでしょ。ヨーロッパでは水車小屋で小麦を引いて粉にするのが普通です。水車小屋の上に浮かんでいるのが神様です。神が水を流して水車小屋の水車が回っているのです。だから、神の水車。神が流す水で回転する水車にイエスが小麦を入れている。
小麦が挽かれて出て来た粉をショベルで掬っているのがエラスムスです。前にも出てきたルネサンス最大の人文主義者。ローマ教会も一目置く大学者です。エラスムスは最終的にはルターと喧嘩をするのですが、初めの頃はそれなりに親密でした。
そしてエラスムスの集めた小麦粉を捏ねるのがルター。エラスムスと背中合わせで袖捲りをしているの人物です。要するにこの絵一枚で、農民もイエスも神もエラスムスもルターの味方だよ、と訴えているのですね。ルターが練り上げた小麦粉が何になるかと云うとパンに為るわけですが、絵ではパンが聖書の形に描かれます。
ルターの左側にいる人が出来上がった聖書を右側の人たちに差し出していますが、この人たちがローマ教皇などローマ教会の主だった人たちです。彼等は聖書を受け取るのを拒否していて、聖書はパラパラと地面に落ちて行きます。全体として何を訴えているのかは明らかですね。
(熱帯魚)ベタ コイカラーベタ♀ おまかせ (5匹) 【水槽/熱帯魚/観賞魚/飼育】【生体】【通販/販売】【アクアリウム/あくありうむ】 価格:12,960円 |
ドイツの混乱
この後ルターはローマ教会とは完全に別の宗派を建てることになる。ルター派教会と云う。日本では現在ルーテル教会という名前で活動をしています。昔「ルーテル・アワー」と云うラジオ番組を聞いたことがあります。今も放送しているかもしれない。
当然ですが、ローマに反感を持っていたドイツ人はルター派の信者に為って行く。しかし、ローマ教会の信者のままの人も居る訳。皇帝はローマ教会だし諸侯の中にもローマ教会側の者はいる。それ処か大諸侯の中には司教というローマ教会の聖職者である者も居る訳です。
ルターの教えと云うのはローマ教会を批判しこれと違う教会を造るところまで進む訳ですね。これは、ある意味では社会改革です。ルターを支持したもの達の中にはルターの教えの中身よりも、社会改革を押し進めることに魅力を感じていた者も沢山いたのです。現状に不満を感じている人たちです。
当時のドイツで現状に不満を感じていた階級や身分の人たちがルターの教えを切っ掛けにして政治的な運動を活発に始目る様になった。その為ドイツは政治的に混乱状態になります。
騎士戦争
先ず、騎士戦争(1522〜23) 騎士というのは領主階級の中でも一番規模の小さいものでしたね。彼等は、都市と商業の発展の中で没落し掛けていた。過つての地位を取り戻そうと団結して、ローマ教会側の諸侯の領地を奪い取る為の戦争をした。彼等は弱いので負けてしまいますが。この騎士たちは熱烈にルターを支持していた。だからローマ教会側の諸侯を攻める大義名分も持つことが出来た訳ですね。どの宗派を支持するかはかなり政治的な判断もあっただろうと云う事が想像できる。
ドイツ農民戦争
続いて、ドイツ農民戦争(1524〜25)と呼ばれる大農民反乱が起こります。ルターの宗教改革以前から大きな農民反乱はボチボチ起きていたのですが、これもルターの教えをバネにして「戦争」と呼ばれる位の大規模な反乱に為ります。
指導者がミュンツァーという僧侶。この名前は覚えること。ミュンツァーはルターの教えを更に急進的にして農民を組織した。彼等は聖書の言葉しか権威を認め無い。領主の支配に対して抵抗しました。農奴制の廃止を訴えた農民グループも居ました。しかし、反乱を起こした農民グループ同士の団結が無かったので、領主側に鎮圧されました。
ルター自身は、農民戦争が始まった頃は農民を応援しているのですが、彼等の要求が急進的なことを知ると積極的に農民の弾圧を応援します。奴らを木に吊るせ!何て過激なことを言う様に為る。ルターが政治的には諸侯や封建領主の側に立つことがハッキリします。
【プレコ・トリム系】レア種! スーパーオレンジフィンレオパード×キングオブギャラクシー k-1 神戸店在庫 ≪熱帯魚 観賞魚 飼育アクアリウム レア 珍種≫ 価格:14,800円 |
やがてドイツの諸侯もローマ教会支持の諸侯と、ルター派の諸侯に分かれて来ます。何度も言いますが、ドイツは事実上分裂状態で諸侯たちは隙があれば隣の諸侯の領地を奪おうとしている。大義名分があれば奪いたい。宗教対立は大義名分としては申し分無い訳です。
皇帝カール5世は1526年ルター派を禁止しますから、ローマ教会側に残った諸侯は堂々とルター派諸侯の領地に攻め込む事が出来る。ルター派諸侯ももうローマ教会の破門なんか怖くありませんから、逆にローマ教会側諸侯を攻めても宗教上の恐怖は無い。こう云う訳でドイツ中騒然と為る。皇帝はルター派諸侯を潰すだけの圧倒的な実力は無い。かといってローマ教会との関係は大事なのでルター派を認める訳にもいかないという状況です。
第一次ウィーン包囲
処が、ローマ教会のご機嫌を取って居る訳にもいかない事件が起きた。ビザンツ帝国を滅ぼしたオスマン帝国が神聖ローマ帝国に攻め込みウィーンを包囲したのです。これを第一次ウィーン包囲と云う(1529)。ウィーンはドイツ皇帝ハプスブルグ家の本拠地です。
オスマン帝国はイスラム教ですからね。ドイツの諸侯同士がルター派だローマ教会だと争っていても、所詮どちらもキリスト教なわけで、イスラムによってドイツが占領されたら元も子も無い。ドイツ人が団結しなければオスマン帝国にウィーンが攻め落とされてしまう。そこで、カール5世はルター派諸侯の救援をえる為にルター派の信仰を認めたのです。
この後、オスマン帝国はウィーンを攻め切れずに撤退するのですが「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」で、カール5世は再びルター派を禁止してしまった。これに対してルター派諸侯が抗議した。彼等は抗議する人と云う意味で「プロテスタント」と呼ばれました。この呼び方が定着して、現在ではルター以後の新しい宗派を一括してプロテスタントと云います。日本語訳は「新教」 これに対してローマ教会はカトリックとか「旧教」と呼びます。これは、常識として覚えておくこと。
シュマルカルデン戦争
この後ルター派諸侯はシュマルカルデン同盟と云う組織を造って皇帝に対して反乱をします。1546年から47年までのシュマルカルデン戦争です。戦争は一応皇帝の勝利に終わりますが、ゴタゴタが続いてカール5世は退位。
その後即位したカール5世の弟は、1555年にルター派の諸侯と都市に信仰の自由を認めます。これを「アウグスブルグの宗教和議」という。これで、取り敢えずドイツ国内の宗教対立は落ち着きました。
但し、このアウグスブルグの宗教和議で認められた信仰の自由は個人の信仰の自由ではありません。諸侯と都市の信仰の自由ですから間違え無い様に。或る諸侯がルター派を選択したらその領地の住民は皆ルター派を信仰しなければいけないのです。ローマ教会が云いと思う市民も、住んでいる都市がルター派教会を選択したらローマ教会を信じてはいけない。そう云う中身です。だから、この後60年後に再び宗教問題でドイツには大きな戦争が起こります。
後日生体(熱帯魚)私のアクアリウム 〜アクロ27 グッピー飼育水槽セット〜 説明書付 チャームオリジナル飼育セット 本州・四国限定 価格:14,550円 |
宗教改革1 おわり 次のページへ 《宗教改革2》
価格:10,000円 |
【Sグレード】シャンレン 紅尾金龍 k-2セレクト極上個体 NO.180-005064神戸店≪熱帯魚 観賞魚 飼育アクアリウム レア 珍種≫ 価格:39,800円 |
アルビノトロフェウス・ブリチャージ(L) 1匹 観賞魚 魚 アクアリウム 熱帯魚 ペット 価格:12,800円 |
ショートボディスポッテッドナイフ 観賞魚 魚 アクアリウム 熱帯魚 ペット 価格:59,799円 |
水槽の設置動画
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8067160
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。