問題は人口問題だけなの?: 素敵な「自転車と家庭水族館」

2018年07月19日

問題は人口問題だけなの?

　中国の将来の人口推移予測

　　　　

　　　　　　　　　　　中国の人口推移グラフ
　　　　　※データ出典　United Nations Population Division （国連人口統計）の中位予測

　

【8%offクーポン配布中】配送先一都三県一部地域限定送料無料アルミニウム FB2612G-ALTA フェラーリ前後クイックレリーズハブ外装24段変速ギアマウンテンバイク 26インチ赤レッド自転車自転車 Ferrari フェラーリマウンテンバイクギア付おしゃれ

価格:88,800円
(2018/9/4 12:59時点)
感想(0件)

　2017年現在、中国の人口は約13億8000万人で世界一です。20世紀後半から経済成長と共に人口も増加して来て、1980年代に10億人の大台を突破したと云う歴史を辿りました。
　しかし、2029年頃をピークに中国の人口は減少に転じると予測されて居り、しかも高齢化率が日本並に酷いので様々な社会問題に発展する事が懸念されて居ます。当ページでは、中国の人口や出生率の過去の推移と、将来の予測値から問題の本質を検討してみました。

　2015年までは確定値、2020年からは国連人口統計の予測値です。国連の中位予測によると、中国の人口は当面は増加を続けますが2029年にピーク（14億4100万人）に為ります。　以後は減少に転じ2045年頃には現在の人口を下回ると云う推移です。この様に人口減少に転じる理由は、中国政府の一人っ子政策の影響が大きい。人口増加が問題と見た中国共産党は1971年に計画出産活動と云う指針を示し1979年にはそれが一人っ子政策に発展します。一人っ子政策は、一組の夫婦につき子供を一人に制限すると定めた制度です（二人目以降を産んだ場合は罰金が科せられる）。中国が社会主義国＝計画経済だったからこそ行えた強引な人口抑制政策です。

　この一人っ子政策の影響で中国の出生率は急激に低下します。1960年代には「6」を越えていた出生率が、計画出産活動が示された1970年代から急減し始め1990年代には「2」を割り込みました。この為中国では、日本以上の少子高齢化が急速に進んで居るのです。
　中国では、2050年には人口の3割以上を高齢者が占める超高齢化社会を迎える計算に為ります。日本でも高齢化が社会問題と為っていますが、2016年時点の総人口に占める高齢者の割合は27.3％です。詰まり中国の少子高齢化は、現在世界最悪である日本以上に深刻化する訳です。

　

ダブルサスペンション搭載折りたたみ可能マウンテンバイク制動力抜群の前後輪ディスクブレーキ26インチ自転車 FATMTBシマノ製21段変速ギアアーミーグリーンレッドブルー太タイヤ＆Wサス搭載折りたたんで収納車にスッポリ

価格:75,384円
(2018/9/4 12:59時点)
感想(0件)

　一人っ子政策廃止の影響はどうなる？

　こうした状況に危機感を覚えた中国政府は2015年に一人っ子政策を廃止し、あらゆる夫婦が子供2人を持てる様に制度を改めました。
　しかし一人っ子政策廃止の影響が出るのは何十年も先に為ります。人口増加の効果が表れるには、出生率が高まった時の子供達が成長し子供を産む年齢に為って以降だからです。従って2050年頃までは中国の人口減少～高齢化は避けられ無い状況です。
　そもそも、中国の社会システムが一人っ子政策を前提に組まれた為、学校等の施設が不足して居ると云う問題もあります。そして高齢者を支える医療や年金制度が未発達なので日本以上に社会不安が大きな国だと言えます。

　尚、中国の農村部では男尊女卑の傾向が根強く、女の子だと判明したら中絶する夫婦も少なくありませんでした。故に、中国では女性の数が少なく男性の方が3000万人以上も多いと云う統計が発表されて居ます。男女比が歪な為、結婚出来無い男性も多くなり更なる社会不安を生む要因に為っています。
　中国共産党に対する民衆デモが頻発するのは、経済は成長して居てもこうした社会不安が根強い事が根底にあります。そして習近平政権は、党に対する不満を（工作員を動員して）反日デモにすり替えてガス抜きするだけで根本的な解決を行いません。よって中国では弱者に対するセーフティーネットが未構築なままなのです。(多分にオーバーな表現)

　

【組立必需品】マウンテンバイク 26インチ 24段変速 CANOVER （カノーバー）CAMT-043-DD ATLAS(アトラス)

価格:35,980円
(2018/9/4 13:00時点)
感想(4件)

　中国の将来の人口予測まとめ

　・中国の人口は2030年以降は減少すると予測されている
　・一人っ子政策で少子高齢化が進んだ事が最大の理由
　・どんな政策を施そうとも、人口増加に転じるには時間が掛かる

　中国では日本を抜いてGDP世界第二位になりましたが、歪な人口形態と習近平政権の無策によって日本以上に未来が暗い国なのです。因みに2030年代にはインドに人口が抜かれると云う予測です。
　そのインドでは、出生率の減少カーブが中国よりも緩やかで、当面は人口形態が若いままなので中国程大きな社会問題には発展し無いだろうと予測されて居ます。

　以上

　