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2020年03月24日
「遠藤・渡辺ペアのラケットについて」
今回は昨日、全英オープンを優勝した遠藤大由・渡辺勇大(日本ユニシス)ペアに注目してみました。
今回も簡単に紹介文を書いていきます。
遠藤大由(えんどう ひろゆき)
生年月日 1986年12月16日
身長/体重 172cm / 72kg
利き腕 右
出身地 埼玉県川口市
出身校 里中学校 → 小松原高校 → 日本体育大学
所属 日本ユニシス
背番号 9
※2020・日本ユニシスキャプテン
渡辺勇大 (わたなべ ゆうた)
生年月日 1997年6月13日
身長/体重 167cm / 56kg
利き腕 左
出身地 東京都杉並区
出身校 富岡第一中学校 → 猪苗代中学校 → 富岡高校
所属 日本ユニシス
背番号 1
やはりあの世界ランク1位のマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア)ペアを破っての勝利は凄かったですね。
なにより、準々決勝では、ヘンドラ・セティアワン/モハマド・アッサン(インドネシア)ペアを撃破するなんて、負け越していた相手だったので、今回も厳しいだろうなと個人的には思っていました。
さて、そんな2人の使っているラケットなんですが・・・
遠藤選手が使っているラケットがこちら↓↓↓
ヨネックス(YONEX) デュオラ Z-ストライク DUO-ZS 245 ブラック/ホワイト 3U5
「パワー」「スピード」「コントロール」を高めて、ゲームを制する攻撃型ラケットで、打球感とコントロールに優れたラケットになります。
続いて、渡辺選手のラケットがこちら↓↓↓
LI-NING(リーニン)から発売されているエアロナット9000C
※こちら画像がありませんでした、申し訳ありません。国内初のLI-NING(リーニン)契約者ですからね、本当に潜在能力も高いです。
特徴として、フレーム下部に搭載した4つの風洞により空気抵抗が減少し、振り抜きが良く、面の弾力性が高いとされているラケットです。
ちなみに、前回までは渡辺選手もヨネックス(YONEX) デュオラ Z-ストライク DUO-ZS 245 ブラック/ホワイト 3U5
全英オープンを制したので、東京オリンピックのメダルの期待も高まりますので、頑張ってほしいですね。
次回は「永原・松本ペアのラケット」について書いていきます。
バドミントンマガジン 2020年 04 月号 [雑誌]
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2020年01月08日
「桃田賢斗選手のラケットについて」
今回は(2020年1月中)世界ランク1位の桃田選手に注目してみました。
まず、簡単に紹介文を書いていきます。
桃田賢斗
香川県出身
身長 175cm
利き腕・左
血液型 A
所属 NTT東日本 背番号 7
出身校 富岡第一中学校ー富岡高校
一時期、不祥事問題で大きく騒がれましたが、輝かしい実績を積み立てて現在に至ります。
本当によかった・・。
そんな桃田選手の使用ラケットがこちら↓↓↓
![]() | 30%OFF ヨネックス アストロクス99 AX99 桃田選手・リーチョンウェイ選手使用モデル 2018AW 指定ガットでのガット張り無料 タイムセール 価格:20,020円 |
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使用ラケット:ヨネックス YONEX アストロクス99 AX99 サンシャインオレンジ
元世界一のマレーシア出身リー・チョンウェイ選手も使用していたラケットになります。
彼にはどうしても金メダルを取ってほしいですし、プレッシャーに負けずに頑張ってほしいです。
次回は「遠藤・渡辺ペアのラケット」について書いていきます。
2020年01月05日
「タカマツペアのラケット」
今回は「タカマツペア」のラケットについて書いていきます。
まず、簡単に2人の紹介文を書いておきます。
橋礼華(たかはし・あやか)
奈良県出身
身長 165cm
利き腕・右
血液型 A
所属 日本ユニシス 背番号8
出身校 聖ウルスラ学院英智中−聖ウルスラ学院英智高
※現在全女子バドミントンのキャプテン
松友美佐紀(まつとも・みさき)
徳島県出身
身長 159.5cm
利き腕 右
血液型 O
所属 日本ユニシス 背番号10
出身校 徳島中−聖ウルスラ学院英智高
二人とも言わずと知れたリオオリンピックの金メダリストですね。
高橋選手の後衛からのアタッカーで松友選手の前衛が一番キレイなコンビネーションを発揮し、お互いがカバーしながらプレーする姿はさすが!と言えます。
そんな2人の使っているラケットですが・・
高橋選手の現在のラケットがこちら↓↓↓
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![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=2TRHAX+BFZZEA+2HOM+BWGDT)
YONEX ヨネックス バドミントン ラケット
DUORA7 デュオラ7
オールラウンダーモデルで振り抜きに特化したラケットになります。
続いては松友選手のラケットがこちら↓↓↓
![]() | 価格:18,480円 |
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2TRHAX+BFZZEA+2HOM+BWGDT)
ウイルソン フィアース CX9000J チェリーブロッサム
トップヘビーモデルで、やや重心が面側にある感じになります。
なんと松友選手はメーカーの担当者と二人三脚でコンマ1グラムまでこだわって作られたラケットで、試作品は100本以上にのぼるそうです。現在使っているラケットは5代目だそうです。
年齢的にも日本ランキングの中では最年長になりましたが、最後まで彼女達らしいプレーを見ていたいですね。
次回は「桃田 賢斗選手のラケット」について書いていこうと思います。
2019年10月07日
自分の使っているラケットは・・・
今日は初心者の方などで「ラケットは何を使っていますか?」と聞かれることがあるので、それについて書いていきたいと思います。
私が現在使っているのは「ナノレイ 800」です。
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私はこのラケットに出会った時は衝撃でした。
当時、トナミ運輸所属の嘉村健士選手が愛用していて、パートナーの園田啓悟選手と素晴らしいドライブ合戦を行っていたのは記憶にしっかり残っています。
今まで「マッスルパワーシリーズ」を使っていたのですが、私は振りが大きく、コンパクトに振るのが苦手でした。
元々ドライブが苦手で、ダブルスの組み立てが単調で悩んでいた時期がありました。
そんな時にドライブの上手い嘉村選手の動画を見てすぐにラケットを買いに行きました(笑)
さっそく使ってみたら・・・
コンパクトに振る!後衛からのアタックもできる!
本当に言うことなしのラケットでしたし、とても満足しています。
ちなみに、現在の嘉村選手の愛用ラケットは「アストロクス 88S」です。
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ラケット選びは本当に難しいですし、悩みます。
一つの判断材料として「強い選手が使っている」というのもありかもしれません。
次回は「タカマツペアのラケット」について書いていきます。
2019年10月06日
バドミントンラケットの選び方の基準
ラケットなんてどれを選んでも同じだよと言われたので、今日は「バドミントンラケットの選び方の基準」について書いていきます。
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ラケットはその大きさが規定されていて、フレームの全長が680mm以内、幅は230mm以内とされています。
初心者の方が、初めてラケットを買うなら、せめて5,000円程度以上のものを選んでもらいたいと思います。
高いと思った方もいるかもしれませんが、
安価なアルミ製や鉄製のラケットは、重くて扱いが難しく、力もなくシャトルを飛ばすことが出来ない初心者にとっては、上達を妨げる原因にもなりかねません。
最悪、肩や手首を傷めてバドミントンの楽しさが半減してしまうかもしれません。
次にシャフトについてですが
ラケット面とグリップを繋ぐ「真ん中にある棒」です。
シャフトが硬いラケットは、シャフトのしなりが少なくメリットは面の安定感がよいことです。
パワーがそのまま伝わるのでハードヒッターに向いています。
シャトルの球離れが早いのでスイングスピードのある人が使うと速いスマッシュが打ちやすくなります。
逆にデメリットはシャトル離れが早い分、タイミングの取り方が難しくフレームの力を頼りにできない部分があります。
一方、シャフトが柔らかいと、しなりが大きく、打った感触が良くて、しなった反動でより遠くに飛ばすことが出来ます。
また球持ちがよい分、タイミングが取りやすいのでジュニアや女性、初心者にも使いやすくなります。
次に重さについてです。
ラケットの重さの表示には「U」の記号を使います。
数字が大きくなるほど軽くなります。
2U〜5Uがあり、グリップトップの所に表示がありますので、購入の際は見るようにしてください。
この後に説明しますが、グリップの幅も同じ所に書いてあります。
グリップサイズ
グリップトップに表示のある「4UG5」の最後の数字がグリップサイズです。
数字が大きくなるほど細くなります。
主に「4」「5」「6」が使われています。
細めのグリップは、上からグリップテープを巻くことで太くできますので、少し細めのグリップでも問題ないと思います。
![]() | ヨネックス テニス バドミントン グリップテープ ウェットタイプ 3本入り ウェットスーパーグリップ AC102 YONEX 価格:610円 |
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2TRHAX+BFZZEA+2HOM+BWGDT)
私は求めていたラケットを手にすることができ、全日本実業団選手権にも出場することができました。
当時の話なので、今は続々と新しいラケットも出てきており、使いやすいラケットは多くありますので、自分にあったラケットを探してみて下さい。
2019年08月16日
感情コントロールの時は独り言がバツグン!
今日は「感情コントロールの時は独り言がバツグン!」について書いていきます。
前回の記事で「追い込まれた際の感情編」について書いていきましたが、心理的に他人にどう思われて悩んでいるということよりも「自分は期待されている」という自分で自分を追い込む人もいます。
これも一つのプレッシャーになるのですが・・・
「期待」という言葉に張り切りすぎて、心身ともに疲れがでる場合やそれに気づかずに疲労が出るといったことはあると思います。
いわゆる「大舞台」などでおこる「緊張」ですね。
緊張で身体的に影響が出るのは有名ですし、私も体験済みです。
・お腹が痛くなる
・汗をかく
・身体がうまく動かない・・など、私は全て経験しました(笑)
指導者や知人から「はい!深呼吸!」とよく言われるのですが、私はこれが緊張に効いたことがありません(笑)
確かに、身体的にリラックスできる効果はあるのかもしれませんが、ある程度の緊張感をもってプレーに入るほうがいい場合もあります。
私はある程度の緊張がある方がよかったみたいで、バドミントンの成績やテストの結果がそれを物語っています(笑)
私の場合は「独り言」が大きな役割をしてくれます。
・いける、いける
・相手も人間だからミスもする
・自分はこれだけやってきた・・など思ったことを声に出さずに、目を閉じてつぶやくようにしています。
プロスポーツ選手もやっていますし、テレビなどの中継で口元などを意識して見てもらうとわかります。
陸上などの中継はスタートから流されることが多いですが、スタート前は大抵なにか言ってる人はいます(笑)
「そんなことみんな知っているし、やったけど効果ないね・・」
っていう人もいるかもしれません、ならばそのやり方は本当に自分にあった方法なのかということを意識してください。
全力で叫びましたか?
誰かに聞かれると恥ずかしいと思っていませんか?
意味がないと思っていませんか?
人は十人十色ですし、その人それぞれにあったやり方や個性は絶対にあります。
感情のコントロールは抑え込む「抑制」よりも自分で「調整」をするんだと意識を傾けてみて下さい。
私の場合は「独り言」でしたが、他人と話をするということで気が紛れるという人もいます。自分にあった感情のコントロールを探してみて下さい。
次回は「バドミントンラケットの選び方の基準」について書いていきます。
今日の刺さった一言!
「今のチームをまとめようと思わずに、自分ができる全力を今日からやってみよう」
当時の監督からのメッセージでした。
点差やプレッシャーなどで追い込まれた際の感情編
今日は「追い込まれた際の感情編」ついて書いていきます。
バドミントンをしていると常に追い込まれる場面が出ます(笑)
・サーブの時に相手からのプレッシャーが怖い
・19−20で自分のサーブ
・団体戦で2−2や2−1で自分の番に回ってきた場合など・・
多分他にも上げたらきりがないですし、バドミントン以外でもこれは言えます。
自分が緊張しやすい場面や苦手な環境の中では実力も発揮できません。
まず、「苦手」という感情は「刺激」と思ってもらうとわかりやすいかもしれません。
・綺麗な物を見た「喜び」
・試合に負けた「悔しさ」など
すべて脳に与えた「刺激」であると私は思います。
「苦手」も同じで「自分が持つ苦手イメージがその後の結果を脳で繋げ、感情や身体に影響を出している」
と私は考えています。
例えば、大勢の前で話をする際などは暑くなくても、汗をかきますよね?
それは「話した後に笑われたらどうしよう・・失敗したらどうしよう・・」など、自分の頭で失敗のイメージをくっつけるからです。
私の場合は「逃げます」(笑)
「逃げ」という言い方も少し違うかもしれませんが、サーブの記事で少し書きましたが・・
私は上級者とやる際はロングサーブが多いです。理由はいろいろありますが、大前提に「相手のコートにシャトルを返す」ということを意識しているからです。
シャトルを相手のコートに返しさえすれば、相手がミスをするかもしれないからです。
しかし、ダブルスなどでは、特にサービス場面で「サーブを入れなければラリーは始まりません」
9割決められる確率は確かにあるかもしれません。しかし、相手も人間なので「絶対はない」と私は思っています。人間ですから、喜怒哀楽もあります。
なにかしらのきっかけやチャンスを自分のラリー中で見つけるのが大事であると思います。
次回は「感情コントロールの時は独り言がバツグン!」について書いていきます。
今日の刺さった一言!
「大丈夫!誰もお前なんかみてないよ(笑)」
緊張する私に、友人たちが言ってくれた一言です。
2019年08月15日
バドミントンのカットスマッシュについて
今日はカットスマッシュについて書いていきます。
そもそも「カットスマッシュ」ってなんだと?
完全に書いたまんまなんですが(笑)
スマッシュを打つようなフォームから打ち出して、球速が急激に減速して相手に届くショットになります。
バドミントンで相手を攻める際にはもちろんスマッシュを使い、前後に揺さぶりたいと思うときはカットとクリアを使い分けると思うのですが、どうしても単調な攻め方になってしまいます。
単調な攻め方が一番じゃないか!と考える人もいますが、高校生の上級者クラスになると攻め方やクセが出てきます。
バドミントンは騙しあいが得意な人やズルい人が有利です。
常に相手が嫌なところや取りにくいところはどこだろうと模索しながら試合展開をするからです。
後は、自分が最後に決め球や展開を有利にもっていく為に考えながらプレーするという人も多いからです。
そこで、球種として「カットスマッシュ」を自分のものにしておくと、相手の体勢を崩すことができます。
「カットスマッシュ」はそのきっかけになり、相手もしっかりとレシーブをするのがつらくなってくるはずです。
ただし、じゃあさっそく使っていこうとなるんですが・・
カットスマッシュは打ち方を間違えると相手方からの返球がもの凄くいいのが返ってきます・・別の意味で(笑)
シャトルスピードが遅いのと、シャトルのコースが少し長めになることが多いので、相手側はセンターから動かずにレシーブされてしまいます。
自分はスマッシュに自信がある方やクリアが得意という人は組み合わせても大丈夫ですが・・
相手側から返球されてくる(レシーブされる)シャトルはいつもより早く返ってくるという意識を強く持つことをオススメします。
次回はバドミントンにおいて追い込まれる場面は多くみられますが、「追い込まれた際の感情編とコントロール編」ついて書いていきます。
今日の刺さった一言!
「お前が甘えるな!引っ張れる力があるやつが甘えたら、みんな甘えるぞ!」
キャプテンとして考えさせられる一言をいただきました。
2019年08月13日
バドミントン「攻めのクリア」・「逃げのクリア」
今回は「攻めのクリア」・「逃げのクリア」について書いていきます。
前回の記事で「ロングサーブの狙うポイントとその空間認知」について書きましたが、今回は戦略の話になります。
前回の記事で「角度にこだわれ」と話しましたが、そもそも自分がシャトルを打つ際に最初は「自分が打っている打点(ラケット)を見ろ」と指導されることが多いと思うのですが・・
私は全然できませんでした、理由は簡単で・・打つ時に瞬きをするからです(笑)
だからほとんど、このあたりかなと感覚でラケットを振っていました。
ただがむしゃらに・・(笑)打っては返す、打っては返すの毎日でした。
そこからは全然上達もせずに、基礎トレばかりで、バドミントンが面白くありませんでした。だって、打ったら自分がしんどいところや取れないところに打たれる毎日でしたからね。
ただある時に気づいたんです・・シャトルの「到達点」に・・
ラケット見るのは、自分が狙いたいところに意識する場合で、しかもラケットの「面」を
シャトルは、どんな力で打てばどのように飛ぶかを自分で確認すればいいんです。
(まず相手を見るより、自分がどのくらい力を込めて振ったラケットがシャトルに当たり、それがどこで落下するか見続ける)
いやいや、当たり前だろという方もいるかもしれません。
しかし、私は全然わかりませんでしたし、考えずに打っていました。
この「角度」と「到達点」に気づいた私は「打ち分け(変化)」をつけようと考えました。
ここでまず、変化をつけようと考えたのが「クリア」です。
・攻撃型の「ドリブンクリア」
・体制を整えたい場合や相手の探りを行う「ハイクリア」
「ドリブンクリア」
高さを抑えて、角度を付けることにより相手のコートに早くシャトルが落ちる、攻撃的な要素が大きいです。
シャトルにスピードをつけているので、相手をコートの奥に追い込むことができます。
しかし、シャトルのスピードが速いので、相手も早くタッチできる場合もあり、こちらの体勢が万全であることでないと多用はできません。
「ハイクリア」
自分が不利な体勢になった時やフェイントに引っかかった場合は、高く・角度も広く付けることにって、相手はシャトルが落ちてくるのを待たないといけないので、その間に体勢を整える為に多用していきます。
しかし、自分が「万全の体制」というのがわかっておらず、「ハイクリア」を打ってしまうと、相手も深めにバックラインに下がるので、絶好の攻撃チャンスを与えることになります。
ここで、この2つの「クリア」の使い分けですが、もの凄く簡単に言うと・・・
自分がしんどいなら「ハイクリア」相手がしんどそうなら「ドリブンクリア」とただ、それを実践してみて下さい。
同じレベルの相手ならこのクリアの使い分け次第で、負け越していた相手にもポイントは取れます。
上級者相手だと「ハイクリア」打ってもほとんど遊ばれる可能性もあるので、スマッシュやカットで攻めることをお勧めします、しんどいですけどね(笑)
今日の刺さった一言!
「1日1分でもいい、ラケットを握れ!ラケットの感覚を忘れるな」
ジュニア時代の監督から言われた一言です。
2019年08月12日
ロングサーブの狙うポイントとその空間認知について
今日はロングサーブの狙うポイントとその空間認知について書いていきます。
戦略の中で「相手に選択肢を与える」ということで
いやいや、ショートサーブかロングサーブの2択しかないよと考えた方もいるかもしれません。
だったら、さらにその中での選択肢を増やせばいいと私は考えています。
今日はロングサーブについてですが、狙うポイントは3点プラス1を紹介します。
・真ん中奥
・フォア奥
・ラウンド奥
・アタックサーブ(ピンサ)
文章だけの説明になりますので、ちょっとわかりにくいと思う方はYouTubeで「バドミントン サーブ」で検索すると、たくさん動画が上がっているので参考にしてみてください。
・真ん中奥
ロングサービスライン真ん中を狙う、一番スタンダードポイントです。ショートサーブがなかなか入らない時などはみんなここを狙います。
・フォア奥
相手の利き手奥に狙うポイントです。サイドアウトになったり、相手の利き手側に打つので、相手にスマッシュされやすいです。
・ラウンド奥
相手のラウンド側に狙うポイントです。一番の狙い所で相手からも取りにくいところです。
・アタックサーブ(ピンサ)
今ではフォルトも取られることはなくなりましたが、なるべくネットの白線をめがけて、ドライブで弾くイメージで打ち出すと早い弾道のサーブになります。
上記3点プラス1ですが、これをショートサーブと組み合わせると戦略の幅も広がります。
私は上級者相手にはフォア奥を狙います。ラウンド側は相手も取りにくいと読んでいるので、スマッシュを遠慮なく打ってくるパターンが多く、打ってからの距離が短いのでシャトルも減速せずに飛んできます。
上級者とやるとこれが速くて取れません。
しかし、フォア奥に飛ばすと相手もフォア奥に飛んでのスマッシュになるので、自分に到達するまでの距離があり、減速しているのでレシーブもしやすいです。
相方へのフォローを忘れずに(笑)
フォア側からサーブを打つ際に相手側のフォアに打つので相手はクロス(自分側)ではなくストレートに返すことがあるので、パートナーにはストレートスマッシュを警戒してほしいと告げておくのがポイントです。
ここで空間認知についてですが、コートを一つの「箱」という風に考えてもらうといいかもしれません。
ポイントはシャトルの「到達点」です。
自分が打ったシャトルの上空の最高点から落下するところが到達点です。
これを考えると「逃げのクリア」・「攻めのクリア」と「アタックロブ」・「クリアロブ」が自分の中でどういった時に打つべきなのかが分かってきます。
ここまで言いたかったことを総括すると「角度」にこだわれ!ということです。
自分はなにを打ちたいのか、自分が打ったコースで次に相手になにをさせたいのか、カットかクリアかスマッシュなのか・・・
自分が打ったシャトルの「角度」を自分で把握することで、相手に選択肢の限定を作ることができます。
次回は「攻めのクリア」・「逃げのクリア」について書いていきます。
今日の刺さった一言!
「周りを見ろ!コートに入りたかったみんなの思いを考えてシャトルを打て!」
中学時代に部員が多く、コートでなかなか練習できなかった部員が、線審をしてくれて時に中学の恩師から頂いた、私が刺さった一言です。