2019年08月13日
バドミントン「攻めのクリア」・「逃げのクリア」
今回は「攻めのクリア」・「逃げのクリア」について書いていきます。
前回の記事で「ロングサーブの狙うポイントとその空間認知」について書きましたが、今回は戦略の話になります。
前回の記事で「角度にこだわれ」と話しましたが、そもそも自分がシャトルを打つ際に最初は「自分が打っている打点(ラケット)を見ろ」と指導されることが多いと思うのですが・・
私は全然できませんでした、理由は簡単で・・打つ時に瞬きをするからです(笑)
だからほとんど、このあたりかなと感覚でラケットを振っていました。
ただがむしゃらに・・(笑)打っては返す、打っては返すの毎日でした。
そこからは全然上達もせずに、基礎トレばかりで、バドミントンが面白くありませんでした。だって、打ったら自分がしんどいところや取れないところに打たれる毎日でしたからね。
ただある時に気づいたんです・・シャトルの「到達点」に・・
ラケット見るのは、自分が狙いたいところに意識する場合で、しかもラケットの「面」を
シャトルは、どんな力で打てばどのように飛ぶかを自分で確認すればいいんです。
(まず相手を見るより、自分がどのくらい力を込めて振ったラケットがシャトルに当たり、それがどこで落下するか見続ける)
いやいや、当たり前だろという方もいるかもしれません。
しかし、私は全然わかりませんでしたし、考えずに打っていました。
この「角度」と「到達点」に気づいた私は「打ち分け(変化)」をつけようと考えました。
ここでまず、変化をつけようと考えたのが「クリア」です。
・攻撃型の「ドリブンクリア」
・体制を整えたい場合や相手の探りを行う「ハイクリア」
「ドリブンクリア」
高さを抑えて、角度を付けることにより相手のコートに早くシャトルが落ちる、攻撃的な要素が大きいです。
シャトルにスピードをつけているので、相手をコートの奥に追い込むことができます。
しかし、シャトルのスピードが速いので、相手も早くタッチできる場合もあり、こちらの体勢が万全であることでないと多用はできません。
「ハイクリア」
自分が不利な体勢になった時やフェイントに引っかかった場合は、高く・角度も広く付けることにって、相手はシャトルが落ちてくるのを待たないといけないので、その間に体勢を整える為に多用していきます。
しかし、自分が「万全の体制」というのがわかっておらず、「ハイクリア」を打ってしまうと、相手も深めにバックラインに下がるので、絶好の攻撃チャンスを与えることになります。
ここで、この2つの「クリア」の使い分けですが、もの凄く簡単に言うと・・・
自分がしんどいなら「ハイクリア」相手がしんどそうなら「ドリブンクリア」とただ、それを実践してみて下さい。
同じレベルの相手ならこのクリアの使い分け次第で、負け越していた相手にもポイントは取れます。
上級者相手だと「ハイクリア」打ってもほとんど遊ばれる可能性もあるので、スマッシュやカットで攻めることをお勧めします、しんどいですけどね(笑)
今日の刺さった一言!
「1日1分でもいい、ラケットを握れ!ラケットの感覚を忘れるな」
ジュニア時代の監督から言われた一言です。
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