2019年08月12日
ロングサーブの狙うポイントとその空間認知について
今日はロングサーブの狙うポイントとその空間認知について書いていきます。
戦略の中で「相手に選択肢を与える」ということで
いやいや、ショートサーブかロングサーブの2択しかないよと考えた方もいるかもしれません。
だったら、さらにその中での選択肢を増やせばいいと私は考えています。
今日はロングサーブについてですが、狙うポイントは3点プラス1を紹介します。
・真ん中奥
・フォア奥
・ラウンド奥
・アタックサーブ(ピンサ)
文章だけの説明になりますので、ちょっとわかりにくいと思う方はYouTubeで「バドミントン サーブ」で検索すると、たくさん動画が上がっているので参考にしてみてください。
・真ん中奥
ロングサービスライン真ん中を狙う、一番スタンダードポイントです。ショートサーブがなかなか入らない時などはみんなここを狙います。
・フォア奥
相手の利き手奥に狙うポイントです。サイドアウトになったり、相手の利き手側に打つので、相手にスマッシュされやすいです。
・ラウンド奥
相手のラウンド側に狙うポイントです。一番の狙い所で相手からも取りにくいところです。
・アタックサーブ(ピンサ)
今ではフォルトも取られることはなくなりましたが、なるべくネットの白線をめがけて、ドライブで弾くイメージで打ち出すと早い弾道のサーブになります。
上記3点プラス1ですが、これをショートサーブと組み合わせると戦略の幅も広がります。
私は上級者相手にはフォア奥を狙います。ラウンド側は相手も取りにくいと読んでいるので、スマッシュを遠慮なく打ってくるパターンが多く、打ってからの距離が短いのでシャトルも減速せずに飛んできます。
上級者とやるとこれが速くて取れません。
しかし、フォア奥に飛ばすと相手もフォア奥に飛んでのスマッシュになるので、自分に到達するまでの距離があり、減速しているのでレシーブもしやすいです。
相方へのフォローを忘れずに(笑)
フォア側からサーブを打つ際に相手側のフォアに打つので相手はクロス(自分側)ではなくストレートに返すことがあるので、パートナーにはストレートスマッシュを警戒してほしいと告げておくのがポイントです。
ここで空間認知についてですが、コートを一つの「箱」という風に考えてもらうといいかもしれません。
ポイントはシャトルの「到達点」です。
自分が打ったシャトルの上空の最高点から落下するところが到達点です。
これを考えると「逃げのクリア」・「攻めのクリア」と「アタックロブ」・「クリアロブ」が自分の中でどういった時に打つべきなのかが分かってきます。
ここまで言いたかったことを総括すると「角度」にこだわれ!ということです。
自分はなにを打ちたいのか、自分が打ったコースで次に相手になにをさせたいのか、カットかクリアかスマッシュなのか・・・
自分が打ったシャトルの「角度」を自分で把握することで、相手に選択肢の限定を作ることができます。
次回は「攻めのクリア」・「逃げのクリア」について書いていきます。
今日の刺さった一言!
「周りを見ろ!コートに入りたかったみんなの思いを考えてシャトルを打て!」
中学時代に部員が多く、コートでなかなか練習できなかった部員が、線審をしてくれて時に中学の恩師から頂いた、私が刺さった一言です。
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