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2019年09月09日

本を読む時間が…。

ブログを始めてから少なくなったことがある。

スマホに変えてと言ってもいいかもしれない。


本を読む時間が無くなったのだ。

少なくなったと言いたいが、殆ど無くなってしまった。


以前は、就寝前に少しずつ、手元に置いてある本を読むのが楽しみだった。

だから、早く、就寝体勢を整えようとして、眠くなるまで読んだものだ。


しかし、ブログを始めてしまった。

始めたからには、休まずにやろうと、それも、日記型で毎日更新したいと思い、どこまでやれるのか自分への挑戦となっている。


休めばいい、誰も強制しているわけではない、休んでどこから咎められるものでもない。

なのに、休まず続ける方法を考えて続けている。


時間は取られる。

当然だ。


気が付いたら、本を読む時間が無くなっていた。


しかし、一方で、次の記事のアイデアをいつも模索しているようになっている。


新聞のコラム欄を担当している記者の方、雑誌に投稿欄を持っている方、もっと言えば

小説家や雑誌記者、新聞記者さんなど、とに角記事や文章をかく人々の仕事ぶりや苦労を

多少なりとも思い馳せるようになった。


責任の重さは全然違うが、「続ける」ことの意味には似ているのでは、と思うのだ。


時々、時間をうまく使って、

「今日は本を読もうかな〜。」

と手に取ることができるが、新しい本ではなくて、既に読んだものでも嬉しい。


二度目でも、三度目でも、新しい発見があるから、好きな本は何度でも読みたい。

それでいいと思ってもいる。


まだ、途中で放り出してあるものもあるし、手元の本でいいのだ。


ブログに挑戦して自分なりの方法でしかできていないが、日々頭の片隅に浮かんだこと

は記事にして置きたいことなのだと、時々振り返るのを楽しみに、ほんのささやかな自分の歴史になるような思いで続けて行こうと思う。


自分でもこんなことを始めるなんて思いもよらなかったが、ある意味新しい自分に出会えたのだ。

できたら本も読みながら、続けたい。

9784094063233[1].jpg

今は、角田光代さんのこれを↑読みたい。






2019年09月08日

男はつらいよ。

新聞のコラム欄2019/09/06より引用


 京成金町線の柴又駅を降りると旅に出る「フーテンの寅」と、それを「見送るさくら」の二つの像が出迎えてくれた。

東京・葛飾柴又は、映画「男はつらいよ」シリーズの寅さんの故郷として知られる


 ▼柴又駅から、寅さんが産湯をつかったという柴又帝釈天までの参道は200メートルほど。

奥から寅さんがひょっこり出てきそうな趣の草団子の店や料理屋、土産物屋が並び、昭和の雰囲気を醸し出していた


 ▼「男はつらいよ」は、1969年公開の第1作からことしで50年。96年に亡くなった渥美清さんが95年の

第48作まで主役を務め続けた。「一人の俳優が演じた最も長い映画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されるなど、

数々の金字塔を立てている


 ▼人情に厚く、自由気ままな寅さんが生きた時代から20年余り。この国は、若い人たちに生きづらくなっているのか。

自ら命を絶つ若者や子どもが後を絶たない。自殺者は全国で9年連続で減っているが、19歳以下は増加傾向という。

「引きこもり」も問題になっている


 ▼「そういう社会になったからこそ、特に若い世代に男はつらいよを見てもらいたい」。

心理カウンセラーとして臨床経験を重ねた、こまものやよさぶろうさんは著書で、そう指摘する。

少し長いが寅さんの名言集から引用させてもらう


 ▼「あぁ生まれてきて良かったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために 人間生きてんじゃねえのか。

そのうちにお前にも そういう時が来るよ、な? まぁ、がんばれ」(松竹国内ライセンス室、キネマ旬報社)

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先日も、教師と生徒が面談中の空白の2時間の間に生徒が学校で自殺したというニュースがあった。

「えっ?2時間の間の出来事?」

と、私はその時間に驚いた。


詳細が分からないので何とも言えることではない。


しかし、「命」を考える時間ってそれでいいのか・・・。


寅さんの言葉、

「あぁ生まれてきて良かったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために 人間生きてんじゃねえのか。」

が解る歳にならないと、この言葉は生きてこないのかな。


狭い、学校生活だけの中で、将来の事を考えてしまう若い人達に対して、寅さんは世間を放浪して、いろんな人と出逢っている映画だ。


私は、映画と言えば洋画派で、邦画には目もくれなかった。


正月映画と言えば「寅さん」なんて言われていた時代、映画を観もしないでそんな風潮が好きになれなかった。

でも、TVで、たまたま放映されたのをみることになって、「寅」さんに対する考えが一気に変わった。

「寅さん」と「釣りバカ日誌」だ。


バタバタとした人情話の良さに気づいた頃だった。

家族が関わることが、近所の他人も巻き込んで、生きてるのが、それぞれにとって、活力になっているんだと気付いたのだ。


独りも気楽でいい、邪魔されることがなくて楽だ。


でも、周りの人に認知され、周りを認知し、ああでもないこうでもないと、年齢や環境なんて取っ払って、

どこかで繋がっている人達の中でグチャグチャに付き合っていくのも、面白いのだ。

叔父さん叔母さん、従兄弟、年齢も仕事もバラバラだけど、集まると遠慮がいらない。

大きく抱え込まれる中に入ってしまう。

ルーツがどこかで繋がっているのだ。


「寅」さんの舞台がそうなのだ。

独りで生きろ、と言われているのではない、独りでは生きられないのでもない、もう、生まれた時から沢山の人との

関係があって生かされたのだ。


幼少期、関わってくれる人がいたら、成るべく沢山の人に関わって育ったらいいと思う。

いろんな価値観の中で自然とそれを知る。


選ぶことは無い、何にでも接したい。

成長する中で、段々、自分の中で人間関係は整理されていく。

それも成長だろう。


グチャグチャなお付き合いの中で、

「ああなりたい人」や「ああはなりたくない」人に会って、自分の糧にしたらいいのだ。


狭い、核家族の中で4角形から5角形位の形しか知らないよりは、36角形とか72角形の

内の一つになる方が滑らかな円に近づく。


私は、良いも悪くも、変な叔父さんや、叔母さんも知っているし、子供の様に可愛がってくれた

近所のおじちゃんのことも覚えている。

勿論その家のお姉ちゃんたちにも可愛がられた。


八方美人的な子供だったのか、好奇心旺盛な子供だったのか、オープンだったのか、とに角

楽しかった。

私の基本は自己認知度が高まる仕組みの中にいたのだ。

有難い。


自分だけの考えや、親だけの考えなど、「だけ」でなく、「寅さん家」のようにグチャグチャが

今必要なのかもしれない。


「男はつらいよ」、を笑ったり、怒ったり、いらいらしたり、涙ぐんだりしながら観たら、意外な自分に気づ

くかもしれないですよね。








2019年09月07日

重機のオークション。


NHKTV、カネオくん「外国人観光客のお金の使いみちを大調査SP」

で紹介されていた。


千葉県成田(山武市)にあるオークション会場には、沢山の重機のクレーンがキリンが並んでいるように置かれていた。

60t_60m[1].jpg


そしてその会場に集まっていたのは殆どが外国人だった。


発展途上国の人が多数のようだ。

https://moso-syuhu.com/jyuki/


その中でも2006年以前が人気があるとのこと。

海外の軽油事情に起因するようだ。


2006年は日本国内で一酸化炭素排出量に規制を掛けた年で、軽油の質が変わった。

それが、海外ではまだ室の悪い経由が使われているので、機械そのものに不具合が生じ、

動かなくなってしまうことがあるようで、海外事情に合うということでは2006年製以前のものに人気が集中するとのことなのだ。

「ユーズド・イン・ジャパン」、日本で使われていた、ということは、質もいいし、メンテナンスもいいということで、

一つのブランドとなっているということだ。


ちょっと鼻が高く、嬉しいことですね。


他にも家具なども同様で、質の良さには定評があり、「ユーズド・イン・ジャパン」は海外の

利用者には人気があるようです。


また一つ知らなかった世界を知る機会になった。








2019年09月06日

物置から出てきたものは。


ハウスメーカーの保証期間が切れるという時期になり、白蟻予防工事をすることになった。

有料の工事になる。

8月の末の一日、工事は始まった。

床下に入る為、その入口を空けることになった。


その床下の入り口は普段調味料などの貯蔵庫となっていて、他にも日用品などがストックされている。

ただ、階段下を利用しているので、高さ制限あり、奥行きも半畳程だ。

さあ、全ての物を出して空っぽにしなければならない。

この家に引っ越しする時に、その場所の使用目的は先ほど説明したことの通りに使い勝手よく便利に使っていて

、猫の砂とか餌などもストックするのに丁度良い。


その上、キッチンの脇に位置しているので、本当に意図した通りになっている。


しかし、数年に一回とかのこういう工事の時は

「全部、出さなくてはならないか〜。」

と、ちょっと凹む。


でも、そんなことも予想して、物品は二枚のキャスター付きのボードに載せて収納してあるので、全て出すといっても、

そのボード二枚をスルスルと移動させれば、細かい物を除いて、殆どのものは移動可能なのだ。


と、いうことで殆どは業者さんが工事前にササッと移動させてくれてあった。


そうして、中身を見てみると、

「こんなにも沢山の物が入ってたの〜?」

と言う程のものがあった。


特に目立ったものがトイレットペーパーで、ストックされているとわかっていても、安かったりすると

買い込んでしまうので、かなりの量あった。


そして、それらは大きなコンテナーに入れてあって、もう一つのコンテナーを覗くと、

「ん?何これ?」

というものがあった。


引っ越し当時果実酒を作っていた瓶が2個、他に夫が買い込んだウィスキーの大瓶、小瓶など数本。

そんなことはすっかり忘れていて、果実はキュウイだった。

しかし、もう液体もキュウイの姿も真っ黒で、すぐに廃棄した。

ウィスキーも変色していたので廃棄した。

と、いう理由もそうだが、そんな量は飲んでほしくなかったので、なかったことのように処理した。


その果実酒用の瓶がこちら。

DSC_1073.JPG


以前、使わなくなった瓶を誰かが使ってくれればと、自宅前に置いて、

「ご自由にお持ち下さい。」

と、貼り紙をして出したことがあるが、利用者がいなかったので、今回はもう

「ビン・缶」の不用品として出すことにした。


しかし、大きめのコンテナーが一個空いたので、こうして機会があって物置の中身

が再点検できて、そこにゆったりとトイレットペーパーを入れ直し、すっきりしたことは確かなことなのです。


同時に床のお掃除もでき、工事も順調に終了したので、結果万々歳でした。


白蟻予防対策もまた保証期間ができ、その間は安心できそうです。








2019年09月05日

本気で活動する世界の若者、女性たち。

香港のデモ活動の代表の女性が逮捕されたニュースがあった。

2019/08/31(土)のTBSの「報道特集」に釈放されたその女性、周庭さんが出演していた。

彼女は3回目の逮捕だったということだ。


それでも彼女は言う。

『香港は私の家です。私の家を私が守るのは当たり前のことです。』

そして、日本の若者に、香港の政治に関心を持って下さい、と訴えていた。


世界中では本気でいろんな活動をする女学生、女性たちがいる。



地球温暖化阻止活動をするスウェーデンの高校生。

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スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16)が単身で始めた「学校ストライキ」は、1年足らずの間に、

世界中で大きなうねりを引き起こした。気候変動の影響を受けやすい未来世代は、大人たちとの世代間の不公正をただそうと

立ち上がっている。


「スウェーデンの環境活動家16歳のグレタさん、ヨットで大西洋を横断」の記事。

https://mainichi.jp/articles/20190829/k00/00m/030/049000c


上記のようなニュースを見て、聞いて、自分にできるか、と思った。

それも、高校生の時に。


できないだろうし、その方法も分からないし、個人の力で世界が変わるなんて先ず思わなかっただろう。


しかし、彼女たちは違う。

「(温暖化防止は)国境や大陸を超えた闘い。これ以上待つのはやめて、いま行動しよう」と訴えた。


凄い行動力だと思う。


周庭さんも訴えていたように、日本の若者も政治に関心を持って、と言っていた。


日本の若者はどうだろう、彼女たちが直接日本に来たら、集会に関心を持つだろうか。

若者だけじゃなく、自分もどうか分からないが、やっぱり政治だけに任せておいては駄目だ。

間違っていることは間違っていると言える本気が個々人にあったら自分達の未来は変えられるのではないか、と行動したいものだ。



やっぱり、日本の若者も見習えればいいが、日本の若者が幼く見えてしまう。

国政選挙での投票率にも表れていたように・・・・。






2019年09月04日

太刀魚の顔。

ジムで会う、釣り好きの男性から珍しい話を聞いた。

知らないことが多くて興味深い。

彼とは土曜日しか時間が合わないが、その後の一週間の釣りの事は毎週聞く。


やっぱり好きなことなので釣りの成果なども含めて嬉しそうに話す。


特に目的は太刀魚らしい。

指を三本重ねて、その釣った太刀魚の厚みを示し、長さもTm位あったと写真まで見せてくれた。

私はたった一度だけ太刀魚の夜釣りの現場に行ったことがあるので、釣れた時のキラキラと舞うような瞬間を見たことがある。

そんなことを想像しながら聞いていた。

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太刀魚の泳ぎ方。

海面と水平ではなく、垂直に泳いでいる。

「へ〜〜!」

と驚いた。(私が知らないだけ?)


だから、餌に食いつく角度がほかの魚と違う。

と、いうことは餌の付け方も違ってくる。

他の魚は頭から突っ込んでくるが、太刀魚はバックへの泳ぎもできるので引っ張る。

「へ〜〜〜!そうなんだ〜!」

と、私。

勿論知らない。


そして、極めつけが太刀魚の顔のこと。

若い太刀魚は経験値が低いので何にでも食いついて釣られてしまうが、大きい太刀魚すなわち熟年というか壮年というか

長く生きているのは、むやみに餌に食いつかないのだそう。


そして、釣り上げた若い=小さい、魚の顔と、壮年?老年?=大きい、魚の顔が違うのだそう。

人間でも赤ちゃんと大人と違うように違いがあるのだと。


そして、やっぱり、その顔は生きてきた分獰猛な”恐い顔”をしているのだという。


「え〜〜!?魚って種類によって同じ顔じゃないの?」

と、思っていたが、そうではないのだという。


そして、”歯”までもがシャープになっていて怖いのだそうだ。

私は、

「歳を取れば歯もボロボロしてくるのではない?」

と、思っていたらその逆、研ぎ澄まされているのだそうだ。


そして、獲れた太刀魚は近くのレストランや高級料亭、懇意にしている魚屋さんなどが

買い上げてくれるのだそう。

大きいものなら一万円位で引き取ってくれるんだとか。

新鮮だものね。


釣りは釣り船を出してもらって行くらしいが、釣っている時の時間も忘れるような集中できる事と、

漁獲が良ければ、現金収入にもなる。


釣りが好きな人は売るために釣るのではなく、その手応えがたまらないと言う。

そしてはまって、季節毎、場所毎で、釣れる魚も変わるので、結局一年中出掛けることになるのだそう。



たまたま、ペットの早朝散歩仲間の方があまりにも日焼けしているので訊いた所、彼も釣りの結果だという。

彼の方は”黒鯛”釣りで、これも漁獲がいい時はイタリアンレストランや高級料亭が待っていてくれるとのこと。

中央卸売市場と同じ価格、千円/s、で買い取ってくれるのだという。

彼も黒鯛の写真をその場で見せてくれた。


何か皆さんいいお年なんだけれど、少年のように自分の獲物を嬉しそうに見せてくれる。

その上、その趣味を楽しむ経済的基盤がある大人だし、ネットワークもあるので、上手く

趣味を楽しめるのだなと、男性たちの趣味”釣り”を羨ましく思った。


そういえば、・・・私の父も、海の近くに住んでいた頃、ちょろっと釣り道具担いで出掛けて

”黒鯛”を釣ってきていた記憶がある。


最近は”釣りガール”が流行り始めているようだけど、まだまだ独りで出掛けるとか、仲間と出掛けるとか、

そんな様子ではなくて、ツアーに参加みたいな具合のようです。


やっぱり、”漁師”さんの大半が男性であるということは男性に”狩猟本能”があるということ

なのだろう。


「釣りに行って日焼けしたんだけど、釣り船屋さんなんかには、今年はまだ色が薄いね!って言われてんですよ。」

なんて、真っ黒な顔して笑っている。


皆さん、楽しそう、健康そう、笑顔がいいです!








太刀魚の顔。

ジムで会う、釣り好きの男性から珍しい話を聞いた。

知らないことが多くて興味深い。

彼とは土曜日しか時間が合わないが、その後の一週間の釣りの事は毎週聞く。


やっぱり好きなことなので釣りの成果なども含めて嬉しそうに話す。


特に目的は太刀魚らしい。

指を三本重ねて、その釣った太刀魚の厚みを示し、長さもTm位あったと写真まで見せてくれた。

私はたった一度だけ太刀魚の夜釣りの現場に行ったことがあるので、釣れた時のキラキラと舞うような瞬間を見たことがある。

そんなことを想像しながら聞いていた。

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太刀魚の泳ぎ方。

海面と水平ではなく、垂直に泳いでいる。

「へ〜〜!」

と驚いた。(私が知らないだけ?)


だから、餌に食いつく角度がほかの魚と違う。

と、いうことは餌の付け方も違ってくる。

他の魚は頭から突っ込んでくるが、太刀魚はバックへの泳ぎもできるので引っ張る。

「へ〜〜〜!そうなんだ〜!」

と、私。

勿論知らない。


そして、極めつけが太刀魚の顔のこと。

若い太刀魚は経験値が低いので何にでも食いついて釣られてしまうが、大きい太刀魚すなわち熟年というか壮年というか

長く生きているのは、むやみに餌に食いつかないのだそう。


そして、釣り上げた若い=小さい、魚の顔と、壮年?老年?=大きい、魚の顔が違うのだそう。

人間でも赤ちゃんと大人と違うように違いがあるのだと。


そして、やっぱり、その顔は生きてきた分獰猛な”恐い顔”をしているのだという。


「え〜〜!?魚って種類によって同じ顔じゃないの?」

と、思っていたが、そうではないのだという。


そして、”歯”までもがシャープになっていて怖いのだそうだ。

私は、

「歳を取れば歯もボロボロしてくるのではない?」

と、思っていたらその逆、研ぎ澄まされているのだそうだ。


そして、獲れた太刀魚は近くのレストランや高級料亭、懇意にしている魚屋さんなどが

買い上げてくれるのだそう。

大きいものなら一万円位で引き取ってくれるんだとか。

新鮮だものね。


釣りは釣り船を出してもらって行くらしいが、釣っている時の時間も忘れるような集中できる事と、

漁獲が良ければ、現金収入にもなる。


釣りが好きな人は売るために釣るのではなく、その手応えがたまらないと言う。

そしてはまって、季節毎、場所毎で、釣れる魚も変わるので、結局一年中出掛けることになるのだそう。



たまたま、ペットの早朝散歩仲間の方があまりにも日焼けしているので訊いた所、彼も釣りの結果だという。

彼の方は”黒鯛”釣りで、これも漁獲がいい時はイタリアンレストランや高級料亭が待っていてくれるとのこと。

中央卸売市場と同じ価格、千円/s、で買い取ってくれるのだという。

彼も黒鯛の写真をその場で見せてくれた。


何か皆さんいいお年なんだけれど、少年のように自分の獲物を嬉しそうに見せてくれる。

その上、その趣味を楽しむ経済的基盤がある大人だし、ネットワークもあるので、上手く

趣味を楽しめるのだなと、男性たちの趣味”釣り”を羨ましく思った。


そういえば、・・・私の父も、海の近くに住んでいた頃、ちょろっと釣り道具担いで出掛けて

”黒鯛”を釣ってきていた記憶がある。


最近は”釣りガール”が流行り始めているようだけど、まだまだ独りで出掛けるとか、仲間と出掛けるとか、

そんな様子ではなくて、ツアーに参加みたいな具合のようです。


やっぱり、”漁師”さんの大半が男性であるということは男性に”狩猟本能”があるということ

なのだろう。


「釣りに行って日焼けしたんだけど、釣り船屋さんなんかには、今年はまだ色が薄いね!って言われてんですよ。」

なんて、真っ黒な顔して笑っている。


皆さん、楽しそう、健康そう、笑顔がいいです!






2019年09月03日

ドキュメント「矢沢永吉」。

NHKTVが放映した「ドキュメント・矢沢永吉」を録画した。

どんな生活をしてるのか興味があった。


案の定、知らないことばかりだった。

しかし、あまりにも有名人なので勝手な想像をしていた。


彼のアルバム作りはずっとアメリカ、ロスアンゼルスで行っていたと知った。

いつも独りで乗り込んでいた。

言葉が完璧ではなくても、彼の求める音は彼なりの方法で伝えていた。

彼曰く、

「通訳がいれば正確には伝わるが感情が伝わらない。だから自分なりの伝え方をしたい。」

と。

惚れ込んでいるギターリスト。唸るような弾き方に私も惹かれた。

DSC_1068.JPG


ある所に来いと言われて行ってみると、そこは彼の船だった。

船に案内された。

素晴らしいクルーザー、もう4隻目くらいになるらしい。

DSC_1069.JPG

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そこでは「いつか来る、その日まで」の意味を語っていた。

昨年69歳でのアルバム作りをし、リリースは70歳で、ということになるらしい。

69歳になろうと70歳になろうと知ったこちゃ無いという。


一年中、町から町へライブのために移動する生活をしていると、独りになりたいことがあるという。

そんな時、操縦が好きな彼は船にやって来るのだと言う。


18歳で明日のことなど分からないまま、広島から夜汽車に乗って、上京した。

出生は恵まれたものではなく、祖母に育てられた。


そんな彼が、

「人生って、面白いね。」

と、振り返って満足気に語る。


百恵さんのように静かにマイクを置く日がくるのか、

「いつか来る、その日まで」まだ、まだ、ロックな人生を生きていくのだろう。


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ロスアンゼルスではバイクツーリングもする。

バイクも車も、船もみんな操縦が好きなのだ。

只、只、彼らしく生きてきたらこうなったという人生、自分に素直に正直にだけど、

やっぱり彼にしか成し得なかった、天才の人生なのだろう。


努力もしないくせに、羨ましい!と思った。






2019年09月02日

潜水艦「うずしお」。

2019/08/29 の新聞のコラムより引用

 映画や小説にはたびたび登場するが、現役の潜水艦が人目に触れることは少ない。いったん出航すれば、光も電波も届かない海中深くに潜航したまま、ひっそりと任務を遂行しているそうだ。先日、その「海の忍者」に、乗艦する機会があった


 ▼海上自衛隊の潜水艦「うずしお」で、2000年の就役。人間なら高齢の部類に入るという。体をつっかえつっかえ、はしごを伝い降りた艦内は、驚くほど狭い。通路や居住スペースは、装備の間を縫うように配置されていた


 ▼人間は二の次、艦内の空間を主に占めるのは機器や魚雷、対艦ミサイルなどの武器とか。後継艦でも米ロなどの巨大原潜でも状況は、ほぼ同じらしい。うずしおでは居住区とは別に、魚雷発射管室にも狭いベッドが魚雷と並んで敷いてあった
 ▼ここで70人を超える自衛官が長期間、陽光届かぬ昼夜を共にする。その職場にも女性が進出しそうだ。防衛省は昨年末、潜水艦の乗組員に女性自衛官を起用できるよう配置制限を解除した。21年にも初の女性乗組員誕生の可能性がある。


 ▼うずしおでは7人が研修中だった。このうち23歳の女性自衛官は、水上艦で海中に潜む潜水艦の居場所をソナーで探る水測員。「よりレベルが上の技術が、深く勉強できる」と意気込んでいた。


 ▼北朝鮮メディアは先月、金正恩[キムジョンウン]朝鮮労働党委員長が新たに建造した潜水艦を視察したと報じた。米国は、中国が20年までに潜水艦69〜78隻を保有すると推定している。列島周辺で海底のにらみ合いは続く。彼女たちの力にも期待したい。




女性自衛官の潜水艦乗船の時代もやって来るというものだった。

2018/08/27の「砕氷船しらせ」の記事です。

https://ameblo.jp/kickbell/entry-12400544521.html


上記のコラム記事を読んで「しらせ」の見学乗船のことを思い出した。


「人間は二の次、艦内の空間を主に占めるのは機器や魚雷、対艦ミサイルなどの武器とか」

と書かれている。

どんなに狭い場所で乗船している自衛官たちは任務を遂行しているのだろうか、と想像できない。

それでも、「しらせ」を見学してあったことが、全く分からないではない状況を生んでいる。

階段が急である、艦内は迷路のようである、とかだ。

それでも、「しらせ」は海上にある、しかし「うずしお」は海中で陽光届かぬ昼夜を送るのだ。

若い自衛官たちが、そんな任務を担ってくれているなんてことを、普段私達は意識しない。

image005[1].jpg

「うずしお」

外交問題が難しくなっている昨今でも、変わらず日々防衛に励んでくれている自衛官たちがいることをしっかりと意識していたいと思った。







2019年09月01日

大変だった事。

車で移動中FM放送を聴いていた。

パーソナリティの女性のサバサバとした性格(多分、私の勝手な憶測)が快適な時間を送れるので、流すように聴いている。

その女性は音楽にも詳しく、ご自分の好みや感想もはっきりと喋るので、素直に聴き入って

楽しんでいる。

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何か他のパーソナリティーと違って、飾るところがなくて好きなのだ。

リスナーの葉書やメールを読んで、途中で驚いたり、感情が豊か?で面白ければ、

大笑いして、暫くマイクから遠ざかるのか声が途切れることまである。


そんな中でテーマを、

「あなたの大変だったことを教えて下さい」

と決めてリスナーの体験を披露していた。


その中にある男性の体験があった。

最近の不安定な気象状況の中での一日、雨の中を自転車で出掛けて、次々にハプニング的なことが起こる中で、その男性は自分に向かって、

「これは、なんて試練なのだ!俺が何かしたってのか〜!」

と、思ったと投稿してきた。


それに対して彼女、

「そうだよね〜!分かる、分かる、あんまりいろんなことが一遍に起こると何で?って思うよね。そんな時、あ〜、やってやろうじゃない

か!って思っちゃう。少しずつ分散して襲ってくるよりもまとまってくると、そう思っちゃう!」

と、返していた。


う〜ん、彼女の性格ここでも掴んだ!って思った。

逃げない、受け入れる、前向きに受けて立つ。

こういうカラッとした女性大好きなんです。


日々、大なり小なりいろいろ起こる。

そんな中で、ウジウジしない、投稿男性のように

「これは(自分を試す)試練がきたぞ〜!」

と捉えられることができるのだ。


ここで、

「無理、無理、無理、無理〜!」

と、引き下がって誰かに問題をバトンタッチすることしか思いつかないとしたら、折角の

成長の機会を投げ出すことになる。


「おお、来たか試練!」

と、咄嗟に思える人って、それが結果良いものだという捉え方をしているからだ。


ラジオでのパーソナリティーと投稿者のやりとりの中にも、明るく笑える瞬間が散らばっているので、私も、その反応に

「いいね〜!」

とちょっとニヤリだったり、大笑いだったりしている。







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