ヤヨパパのときどき日記

なぜこんなことが起きるのか、どうして救えなかったのか。
船戸結愛ちゃんが両親により虐待され亡くなり、その両親が
保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された事件。

結愛ちゃんの可愛らしい笑顔の画像を表示しながらの
ニュースを見て、辛く苦しく切なく悲しい気持ちになりました。

ノートに記されていた「おねがいだからゆるしてください。」
という文をみて、胸が締め付けられる思いがします。

朝4時に一人で起きてひらがなの練習をさせる。モデル体形の
ために食事を制限する。もうメチャクチャじゃないですか。
いくらなんでも無理な要求、これはしつけじゃないです。

それでも彼女はまじめに言いつけを守っていたのです。
許されることを願って必死に。
そして力尽きた。

どうして親がこういうことをしてしまうのでしょう。
お父さんとは血縁ではなかったということですが、
赤の他人でも4、5歳の可愛い盛りの子供に対しては
自然と愛情を注ごうとするのが普通の感情だと、
私は信じたいのですが。


お兄ちゃんもヤヨちゃんも小さい頃は手がかかりました。
今も子育ては子供の年齢ごとに大変なことはあります。
それは当たり前のことで、親自身も子供の頃自分の
親や周りの大人に世話を焼いてもらい、時に迷惑を
掛けながら育ってきたんじゃないですか。

虐待をしてしまう人は、自分自身の半生を見失って
いるのではないですか。子供のころはみな同じように
泣いて笑って遊んで食べて寝て、そうした中から
少しずつ興味のあることから学びが始まって、
時間をかけて大人になるのです。

子供の数が減っているうえに、せっかく生まれてきたのに
親の虐待によりまた一人、幼い子が世を去ってしまいました。
ほんとに辛いニュースです。