2019年06月24日
製図試験 独学勉強の始め方
こんにちは。
製図試験の勉強法を引き続き書いていきます。
前回の製図試験 勉強法では合格の決め手となった方法をお話しました。
⇓
https://fanblogs.jp/yarchitec/category_2/
課題内容の条件を2,3つ変えてみるというものでした。
この勉強をするタイミングですが、ある程度解ける状態になってからの話です。
これからイチから勉強していく方は最初にこの方法をやると混乱します。
ではまだ何も手につけておらず、これから始める方に向けて勉強の順序をお話します。
では始めます。
@まず作図を2.5時間で描けるようにする
これは最初の関門です。さくっと描けるようにしておきます。
この時、家具はフリーハンドで描けるようにしておきます。
その方が速いですが、定規を使った方が速い方もいらっしゃるのでお好みで。
A諸室の必要面積をインプットする
課題によって求められる諸室が異なります。
例えば
保育園のほふく室では、3.3〜u/人
レストランの客席では、1.0〜1.5u/人
など決められた面積を把握しておきます。
B設備、構造を理解する
設備はPSの位置、EPSや電気室、空調機械室の有無、室外機の位置、大浴場があるならボイラー室の位置など、設備についてもう一度テキストを見直して理解しておきます。
構造はラーメンRC造だと思われます。
6m×7m、7m×7mピッチを基本として整形を意識します。
大空間の場合は柱を抜くので、梁の掛け方は短辺方向にすることなど、初歩的なことが試験では抜けてしまうので意識しておくと良いです。
設備と構造は間違えると一発アウトになりやすいです。
C課題のマーキングを覚える
蛍光ペンで課題にマーカーをします。
色分けを決めて、エスキスで抜けがないようにチェックしていきます。
3色フリクションペンで必要面積や必要事項を記入します。
Dエスキスをこなす
この作業が一番肝心です。
ハマってしまうと製図ができなくなります。何度もこなして慣れることが重要です。
準備するものは
5ミリの方眼用紙(A2サイズ)が試験当日に配られるので、練習も同じようにするのがベストです。
A2サイズを半分に折り、左側にボリューム検討や断面検討、面積計算を記入していきます。
右側半分には1F〜3F(or 1F〜2F)のエスキスをします。
この時マーカーで、柱、梁、窓を印しておくと製図の際に書きやすいです。
※エスキスの方法は内容が濃いので改めて書こうと思います。
E記述の練習
記述は完璧にします。
注意点は枠内にきっちり書くこと。
空欄は絶対NG。
それぞれキーワードとなる文言を事前にピックアップしておくと対応できます。
2つ空欄があると一発アウトです。
記述は何も考えなくても書けるくらいにしておくと本番焦らずに出来ます。
F通しで6.5時間クリアする
あとは時間内に終わらせるだけです。
【時間配分の目安】
20分 課題の読み込み
150分 エスキス
30分 記述
150分 製図
30分 確認
最後の30分を確認の時間と出来るのが理想ですが、実際はギリギリまで作図することが大半です。
5分でも確認の時間が取れれば良い方です。
これでひと通り作業終了です。
この作業を2ヶ月程で行い、皆さん合格されていきます。
作図は繰り返し描いていると速くなります。
本番までに2時間で書けるようにもなります。
本番、どの課題でも対応出来るようにするために、
前回お伝えした方法(課題内容を2,3つ変えてエスキスする)が役に立ちます。
練習課題を手に入れるには市販でも売っているようです。
H30版ですがご参考にしてください。⇓
製図試験の勉強法を引き続き書いていきます。
前回の製図試験 勉強法では合格の決め手となった方法をお話しました。
⇓
https://fanblogs.jp/yarchitec/category_2/
課題内容の条件を2,3つ変えてみるというものでした。
この勉強をするタイミングですが、ある程度解ける状態になってからの話です。
これからイチから勉強していく方は最初にこの方法をやると混乱します。
ではまだ何も手につけておらず、これから始める方に向けて勉強の順序をお話します。
では始めます。
@まず作図を2.5時間で描けるようにする
これは最初の関門です。さくっと描けるようにしておきます。
この時、家具はフリーハンドで描けるようにしておきます。
その方が速いですが、定規を使った方が速い方もいらっしゃるのでお好みで。
ポイント5倍 建築士試験用アイテム 基本製図用具セット (製図用シャープペンシル0.5mm/0.7mm+替え芯+勾配定規+建築士試験用テンプレート+製図用ブラシ+三角スケール+製図用テープ+メッシュ 価格:6,782円 |
価格:2,490円 |
A諸室の必要面積をインプットする
課題によって求められる諸室が異なります。
例えば
保育園のほふく室では、3.3〜u/人
レストランの客席では、1.0〜1.5u/人
など決められた面積を把握しておきます。
B設備、構造を理解する
設備はPSの位置、EPSや電気室、空調機械室の有無、室外機の位置、大浴場があるならボイラー室の位置など、設備についてもう一度テキストを見直して理解しておきます。
構造はラーメンRC造だと思われます。
6m×7m、7m×7mピッチを基本として整形を意識します。
大空間の場合は柱を抜くので、梁の掛け方は短辺方向にすることなど、初歩的なことが試験では抜けてしまうので意識しておくと良いです。
設備と構造は間違えると一発アウトになりやすいです。
C課題のマーキングを覚える
蛍光ペンで課題にマーカーをします。
色分けを決めて、エスキスで抜けがないようにチェックしていきます。
3色フリクションペンで必要面積や必要事項を記入します。
価格:756円 |
パイロット/フリクションボール3 スリム 0.5 ブラック/LKFBS60EF-B 価格:454円 |
Dエスキスをこなす
この作業が一番肝心です。
ハマってしまうと製図ができなくなります。何度もこなして慣れることが重要です。
準備するものは
5ミリの方眼用紙(A2サイズ)が試験当日に配られるので、練習も同じようにするのがベストです。
A2サイズを半分に折り、左側にボリューム検討や断面検討、面積計算を記入していきます。
右側半分には1F〜3F(or 1F〜2F)のエスキスをします。
この時マーカーで、柱、梁、窓を印しておくと製図の際に書きやすいです。
※エスキスの方法は内容が濃いので改めて書こうと思います。
A2 5mmグラフ 上質紙81.4g/m2 アイ色 50枚入【栄紙業 トチマン】【デザイン・製図用品 良質文具取扱いショップ トモエ堂】 価格:2,484円 |
E記述の練習
記述は完璧にします。
注意点は枠内にきっちり書くこと。
空欄は絶対NG。
それぞれキーワードとなる文言を事前にピックアップしておくと対応できます。
2つ空欄があると一発アウトです。
記述は何も考えなくても書けるくらいにしておくと本番焦らずに出来ます。
F通しで6.5時間クリアする
あとは時間内に終わらせるだけです。
【時間配分の目安】
20分 課題の読み込み
150分 エスキス
30分 記述
150分 製図
30分 確認
最後の30分を確認の時間と出来るのが理想ですが、実際はギリギリまで作図することが大半です。
5分でも確認の時間が取れれば良い方です。
これでひと通り作業終了です。
この作業を2ヶ月程で行い、皆さん合格されていきます。
作図は繰り返し描いていると速くなります。
本番までに2時間で書けるようにもなります。
本番、どの課題でも対応出来るようにするために、
前回お伝えした方法(課題内容を2,3つ変えてエスキスする)が役に立ちます。
練習課題を手に入れるには市販でも売っているようです。
H30版ですがご参考にしてください。⇓
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