2019年06月18日
一級建築士学科 3ヶ月独学合格の勉強法
H28一級建築士学科試験を3ヶ月独学で合格した勉強法
◆最初に
私は会社を辞めて3ヶ月間挑みました。なので時間の確保ができている状態での勉強法です。
ではこの方法は時間が無いと出来ないのかというとそうではありません。モチベーションを保てるかで試験勉強は変わります。今のあなたが試験までどのくらいの時間があって、どのくらい費やせるのかを逆算してみて計画的にできるのであれば、合格します。
◆確実に合格するには
やるからには確実に合格したいと誰もが思うことでしょう。
合格するために勉強の進め方としておすすめなのが常に全体を把握して計画的に進めるというものです。この単純作業こそ常に繰り返し行うことで合格へ繋がります。この作業で『あとこれだけやれば合格できる!』という意識を持ち続けられました。毎日のモチベーションが保てます。まずは、試験までどれだけ時間が取れるのかを算出し、どの教材をこなせば良いのかを把握してください。そして計画していきます。
◆計画的に
@どれだけ勉強時間が取れるか
通勤、昼食、休憩、帰宅後、休日、それぞれ何時間取れるかを算出する。
A教材の把握
やるべき教材をすべて把握する。
私の場合、教材は某資格学校の教材一式を使用。
(テキスト、問題集、法令集、簡易テスト、その他関連教材、模擬試験問題)
資格学校の教材はとてもわかりやすいです。重要なことがまとめられているので、手に入るのであれば強い見方です。そしてこれらすべてを制覇すれば合格するという確信が持てます。
ただ、この教材はもちろんタダではもらえないので契約が必要になります。私は通学する予定だったので受講生と同じ価格を支払いましたが、結局ひとりで進めるという受験になりました。
独学を考えている方は教材で悩むと思います。
テキストと問題集だけでなく簡易テストや関連教材、模擬試験問題まであるとより確実です。
ここで教材のご紹介ができると良いのですが、吟味してから後日載せられたらと思いますm(_ _)m
Bいつまでに、どこまで進めるか
勉強時間の確保と教材が揃ったら、大まかな計画を立てます。がむしゃらに進めるのは得策ではないと思いますので、ここは計画的に。私は月間計画と週間計画に分けて把握するようにしました。施工計画みたいな感じでフローチャートをつくり、進みが悪かったら調整できるようにしていました。以下をご参考ください。
【月間計画】
3ヶ月間のカレンダーにどの分野をいつまでに終わらせるかを記入。
模擬試験の実施時期も計画する。
5月〜7月半ばまでにすべての教材を終わらせる。
テキスト、問題集、法令集、簡易テスト、その他関連教材を終わらせるように計画する。
試験前2週間は苦手分野と問題集を再度ひと通り行う。
【週間計画】
月曜日には曜日ごとに具体的な勉強内容をさくっと計画する。
(A4白紙に月曜日〜土曜日までの勉強内容を簡単に記入。日曜日は調整日として空けておく)
3ヶ月間のカレンダーにどの分野をいつまでに終わらせるかを記入。
模擬試験の実施時期も計画する。
5月〜7月半ばまでにすべての教材を終わらせる。
テキスト、問題集、法令集、簡易テスト、その他関連教材を終わらせるように計画する。
試験前2週間は苦手分野と問題集を再度ひと通り行う。
【週間計画】
月曜日には曜日ごとに具体的な勉強内容をさくっと計画する。
(A4白紙に月曜日〜土曜日までの勉強内容を簡単に記入。日曜日は調整日として空けておく)
未知なるものも正体がわかると挑みやすくなります。
全体の把握をして計画的に進めていくことをおすすめします。
なお、山を張るということはしませんでした。
何が出題されても対応できるようにすべて理解することを目標にしました。
全体の把握ができ計画が立てられたら、勉強開始!
◆具体的にどう勉強するか
@テキストの7回読み
まずは今日やる範囲のテキストを7回読む。
こちらは東大卒山口真由さんの勉強法を参考にさせてもらい、自分なりの読み方をしました。
1回め 何も考えずにさらっとみる
2回め 項目だけでも見れたらOK
3回め キーワードがみれたらOK
4回め だいたい何が書かれているか読む
5回め 興味あるとこだけ読む
6回め 興味ないとこを読む
7回め 理解出来ないところを熟読する
2回め 項目だけでも見れたらOK
3回め キーワードがみれたらOK
4回め だいたい何が書かれているか読む
5回め 興味あるとこだけ読む
6回め 興味ないとこを読む
7回め 理解出来ないところを熟読する
7回読むと聞くと気が引けてしまいますが、上記のように自分の読みたいように読みます。
自分の負担にならないように読むことがコツです。この時にマーカーを引いたりコメントを書いたりしました。
山口真由さん書籍⇓
東大首席が教える超速「7回読み」勉強法 (PHP文庫) [ 山口真由 ] 価格:691円 |
A問題集は3回解く
今日の範囲の問題を3回解きます。
以上でも以下でもなく3回です。一度に3回解くと理解度が上がります。
間違えた問題は印象深く残り、正解しても他の選択肢についても目に入るので3回を一度に行います。
間違えたところは解説やテキストを読んで理解すること。
問題集は試験前2周間ほども追い込みとして解きます。その前に3回解いておくとベストです。
B簡易テストの実施
毎日、問題集だけでなく小テストを設けると理解が深まります。
C1日の自己評価
寝る前に今日一日の自己評価をします。
週間計画をみて、計画通りに進められたらOK!とマル印をし、だいたいの勉強時間を記入します。
斜線で消していくより、OK!とする方が自分にプラスになった気分になるため私はそうしていました。
勉強時間の把握をすると、何もしない普段の2,3時間が急激に充実したものになります。
また、頑張ったけど思うところまで進めなかった日もOK!とします。
なぜならこの自己評価は結果ではなく、どれだけ頑張ったかです。
自分を責める評価ではありません。
進められなかったところは日曜日に補填します。その為の日曜日です。
月間計画では日付をバツ印で消していきます。終了したことを認識するためです。
月間と週間計画を毎日把握することで調整が可能となるのでおすすめです。
◆さいごに
以上が私が3ヶ月で合格した勉強法です。
合格までに費やした時間はだいたい900時間です。
1日平均13時間行いました。
体調が良くないときはしっかり休み、睡眠時間も7時間は取っていました。
資格学校へ通うと約1年間で同じくらいの勉強時間になるかと思います。
この方法で試験前の模擬試験では合格点を超えられました。
次回は独学製図試験について書こうと思います。
1級建築施工管理技士[自由テキスト]
1級土木施工管理技士[自由テキスト]
1級電気工事施工管理技士
一級建築士受験講座 学科2(環境・設備) 平成31年版 (合格対策) [ 全日本建築士会 ] 価格:3,240円 |
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