2018年08月12日
はじめまして アメダスの感想
ブログデビューです。
何事にも、石橋を叩いて渡らず、叩きすぎて割ってしまうほど慎重?な私が、日々、気になることや趣味のことなど、思いつくまま綴りたいと、ようやく始めました。よろしくお願いいたします。
なお、ブログ名の泰然雑記の「泰然」は、昨年、いただいた生前戒名から引用しました。
本日は、アメダスの気温について思うこと。
今年は大変な猛暑で、私の住む東海地方も連日の猛暑日。40℃を超える観測地点もあり異常です。
ところで、このアメダス観測地点、よく設置場所周りの環境について話題になります。多治見や移転前の館林は、市街地のアスファルト駐車場や幹線道路近くで高温になりやすいとか、熊谷は気象台の広い芝生の中にあり、本来の測定ができるとか。
そのことも確かに気温を左右しますが、少し広い範囲の視点で見て、アメダスがその地域名を冠した都市の街中にあるのか郊外にあるのかで、気温に少なからず影響があるのではないかと思うのです。
東海地方では、例えば、豊田は郊外の猿投地区寄り、高町東山の田園地帯の中にあり、四日市も郊外の日永地区の高台、緑豊かな公園の中にあります。これらの観測地点は、例えば冬期朝の最低気温が、近隣の平野部の他の観測地点より低めに観測されやすいです。
一方、暑さで有名な多治見は、市街地北部、お店の立ち並ぶ幹線国道と高速道路インターの法面の間の消防署敷地内。風通しも悪く、隣接してスタバもでき、車の排ガスやエアコンの排熱など益々環境が悪くなったような。
小高い丘陵に囲まれた盆地のため、元々暑くなりやすい多治見ですが、もしアメダスが、豊田のように田畑に囲まれた郊外、四日市のように緑豊かな公園のある高台の郊外にあったら、温暖化、都市化の要因はあるにせよ、40℃を何回も記録したでしょうか。
舘林アメダスも、市街地の消防署から西へ、田畑も少し残る住宅街の、広いグランドのある高校に移っただけで、最高気温の平均値が少し下がったそうです(テレビでやっていて、-0.5℃弱くらいだったと思います)。
土地の問題もあり簡単ではないですが、都市部のアメダス観測地点は、全国で設置環境をできるだけ合わせないと。多治見のような人工的な排熱の影響を受けやすい観測地点は一瞬でも著しく高温に振れてしまい、極端な高温記録が出る可能性があるのでは。みなさん、どう思われますか。
タグ:アメダス
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