2020年06月26日
大井川・天正の瀬替えから平成の大改修に思う‥ もう一本橋架けて!
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「天正の瀬替え」で、大井川の河道の付け替えが行われた牛尾山付近は、元々この山と相賀の間約260mを掘削して、直進の新河道としたため、前後の川幅より狭くなっています。
そのため、洪水対策として川幅を広げるべく、天正18年(1590年)の「天正の瀬替え」から428年後の平成30年(2018年)、着工から約6年の歳月をかけ「平成の大改修」と銘打った大井川牛尾山狭窄部対策事業(牛尾山の開削)が竣工しました(用地調査等の事業開始は平成9年(1997年))。
牛尾山の狭窄部の川幅は、約300mから約450mへと150m広くはなりましたが、前後の川幅より狭いことに変わりありません(前後の川幅は約600m)。
橋の長さで比べると、牛尾山上流側、神座と横岡間の大井川水路橋で732.3m、下流側、向谷と島間の国道1号線の新大井川橋で890m。
国土交通省静岡河川事務所も、この川幅で洪水対策には十分との判断だと思うのですが、私的には、逆にこの狭い川幅は、利点もあると思うのです。
新東名島田金谷インター経由で川根本町や静岡市井川方面に向かう場合、大井川西岸の国道473号線を北上するのですが、しばらく走ると山が迫り、上り下りの勾配やカーブも多く、一部狭いところもあります。
一方、対岸を走る県道64号線は平坦な2車線がずっと確保され、直線区間が多く、カーブはあっても緩やかで走りやすい道となっています。
ところが、同インターから北上して対岸の県道64号線に行こうとしても、島田市川根町まで約15q、約20分も走らなければ橋がありません(県道63号線の駿遠橋)。
インターから南進して国道1号経由で県道64号に向かうのは遠回りで、時間もかかります。
インターから北進してすぐに、大井川水路橋がありますが、道も狭く時間帯での交互通行。県外の人は知るべくもなく、使いづらい橋。水路橋ですから拡幅は難しいでしょう。
それならば、インター出口から牛尾山方向に東に向かう市道横岡新田牛尾線は約380mで突き当り、右折して南下しますが、そのまま東に約600mの新道を伸ばし※、その先県道64号線の相賀橋付近に向けて橋を架けられないかと思うのです。ここなら500m程度の橋でいいわけですから、川幅の狭さが利点になります。
※島田金谷インター東側の新東名以北、牛尾・横岡新田地区に計画されている、島田市内陸フロンティア推進整備事業の中で計画されている市道のアクセス道路2号線(約400m)は、まさに「そのまま東に約600mの新道」の一部とすることができます。残念ながら、市には対岸の相賀橋に向けての架橋計画はないようです。
折角、新東名の開通で、島田金谷インターを利用して千頭、接阻峡、井川方面のアクセスが良くなったわけですから、地元のみならず、観光客にも喜ばれると思います。
参考に、インター出口交差点から川根町川根中入口交差点まで、国道473号線経由で16.2q・約22分、インター出口交差点から東に新道を延伸、大井川東岸の相賀橋付近へ架橋した場合の県道64号線経由で推定14.9q・約18分と、1.3q・4分の短縮(地図上での目算)。
大した短縮になってないと思われるかもしれませんが、例えば、島田金谷インターから島田市街方面に行く場合、国道1号線を通らなくても行けますので、国道1号線の渋滞緩和にも役立ちます。
また、国道473号線は神尾山の山際を通る居林〜福用間6.5qが連続雨量150mmを超えると通行止め、対岸の県道64号線経由は神座〜川口間3.5qが連続雨量160mmを超えると通行止め。規制区間も県道64号線の方が短いです。
もし、このブログお読みの関係自治体や静岡県島田土木事務所、国交省静岡河川事務所の方いらっしゃいましたら、御一考をお願いいたします。
タグ:大井川
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