2018年08月31日
気まぐれ小話〜実習生の季節〜
8月から9月にかけては、
医療職の実習生がグンと増えます
職場が一気に若返るシーズンです
ところで皆さん、
作業療法士のタマゴがどんな風に育っていくのか、ご存じですか?
作業療法士になるには
養成校の卒業(卒業見込み)
↓
就職先の内定
↓
国家試験の合格
が必須条件となります
ちなみに…養成校の最終学年はかなりハード
・座学の単位不足…留年
・実習の不合格…留年
・卒業試験(国家試験模擬問題)不合格…留年
・就職試験不合格…就職浪人?
・国家試験不合格…内定取り消し&国試浪人
これらの関門を全ての突破して、初めて作業療法士になれるのです
(就職に関しては、まれに国家試験に受かってから就活をする学生さんもいます。)
中でも学生にとって一番プレッシャーとなるのが、
実際の現場に出る「実習」です
(少なくともべんりのすけは、実習が一番プレッシャーでした。)
作業療法学生の総合実習(最終学年の実習)は、
座学を終え、国家試験を受けるまでの間に行われるのが一般的
その期間、約2ヶ月×2回!
計4ヶ月間も、学校から離れて実際の現場で実習をするのです
最終学年前にも短めの実習はありますが…
こんなに長い間、学校から離れて一人で(基本的には)実習するなんて、学生さんにとってはかなり大変です
学生さんは
「ちゃんと患者さんに対応できるかなぁ」
「不合格になって留年したくないなぁ」
「スーパーバイザーに緊張するなぁ」
などなど、様々なプレッシャーと戦いながら実習をしています
レポートに追われて睡眠不足になる事も、珍しくありません。
スーパーバイザーに怒られて号泣することも、珍しくありません。
そしてあまりの辛さに、ドロップアウトすることも珍しくないのです
実習1ヶ所目で合格しても、2ヶ所目が待っていて…
2つとも合格しても、国家試験と就職試験が待っています
べんりのすけが今思い出しても、ものすごくハードな1年でした…。
みなさん、病院で実習生を見かけたら…
あたたかい目で見守っていただけると幸いです
さらに、優しい言葉をかけていただけると明日への糧になります
どうぞ、よろしくお願いいたします。
◇◇◇◇◇
今日の一句
◇◇◇◇◇
いつの日か
辛い毎日も
宝物
それではまた!
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