2017年04月10日
元SMAPの木村拓哉が10日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」でSMAP解散について心境を語った。
元SMAPの木村拓哉(44)が10日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」(月〜金曜・前5時25分)で同局の軽部真一アナウンサー(54)の単独インタビューに応え、「SMAP最後の日」となった昨年の大みそかについて「残念だなと思っていた」と初めて当時の心境を明かした。
今月29日公開の主演映画「無限の住人」(三池崇史監督)の撮影が行われた京都・太秦の東映京都撮影所の食堂で軽部アナの取材に応じた木村は、まず現在の心境として、「新人と思って取り組んでいる。新年という言葉を聞いた時、自分もそうだと思った。今年の頭にそういう(新しい)気持ちに切り替えてやっていました」と、正直な気持ちを吐露した。
28年活動したSMAPが昨年大みそかで解散。5人のメンバーが同日の「NHK紅白歌合戦」への出場を辞退したため、木村も大みそかはオフだった。「年末にNHKホールにいなかったのが、すごい風変りな時間でした。思いとしては正直、複雑でしたけど、(紅白歌合戦の現場に)いたかったというか、本当にたくさんの声だったりとか、NHKさんの関わっていた人たちからの気持ちも実際に受け取っていたので、正直ちゃんと応えられないのは残念だなとは思った」と当時の心境を明かした。
グループを解散し、一俳優、一歌手となった、これからの活動について「自分が猪突猛進ではないですけど、どこか、ちょっと自分が走れば物事が成立する、そうではないっていうのが改めて思ったので」と
「自分以外にも同じグループとしてメンバーがいたので、どこか、ちょっと自分が漕がなくても前に進んでいるような感じがあった時期も実際あった。でも、舵を切るのも推進力を得るのも、追い風となってくれる共演者とかスタッフの協力がないと、自分が表現しても何もならないので。そういう人たちの気持ちと要望と、必要とされるっていうことのありがたさは感じながらやっていきたいと思います」と前向きに話した。
最後に今後の歌手活動について「正直、『歌筋』(歌う筋肉)が落ちているのを痛烈に感じて…。歌うのであれば、ちゃんと歌っておかないといけない。それも必要としてくれる方がいたらと思います」と謙虚に話した。
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