最近シスアドシスアド言ってたらシスアドのキーワード検索で訪れる方が増えてしまったようでちょっとしまったと思っています。
以前も述べましたがシステムアドミニストレーターの試験はもう実施されていません。
初級システムアドミニストレーターは後身としてITパスポートが該当します。
上級システムアドミニストレーターの後身はシステムアナリスト試験と統合されたITストラテジスト試験です。
難易度は一般的には
初級システムアドミニストレーター>ITパスポート
と言われていますが、初級シスアドを持っている私がITパスポートが楽勝なのかというとそういうわけでもなく、参考書を見ただけでも勉強しなおさなきゃならない内容が多いなーと感じてます。
上級システムアドミニストレーターは受けたことはあるのですが論文試験がやたらと難しくて当時の私には到底無理だとひしひし感じた記憶があります。受験者もシステム管理者・役職者みたいな雰囲気の中年男性ばかりで難易度の高さを感じました。
情報処理技術者試験の難易度についてはわく☆すたブログ(旧)様の記事がすごくわかりやすいです。
わく☆すた様の新ブログのほうに情報処理技術者試験の難易度2012年度版という記事もあるのですが、旧ブログの記事内容がすごくいいことがたくさん書いてあるので試験の難易度について調べている方はぜひ両方見ることをおすすめします。
それで、情報処理技術者試験について話をするとこんな反論をされることがあります。
「ITパスポートとか持ってても就職活動でほとんど評価されないし取る意味ないじゃん」と。
これは「評価されない」の意味を完全にはき違えてると思います。
IT系の仕事に就くならITパスポート試験程度の知識は持っていて当たり前のレベルなんです。評価されないのではなくそれくらいの知識がないとお話にならないって意味なんです。
なので、取る意味がないとかいって勉強すらしなかったらスタートラインにすら立てないってことですよ。
「資格取らなくてもそれくらいの知識はある」と断言される方、職場でそれをわかってもらえるなら問題はないでしょう。しかし就職活動とか自分をあまりわかってもらえてない状態で「その程度の知識は当たり前に持ってる」ってアピールするの難しくないですか?即座にアピールできる場合ってITパスポートより難しい試験に合格されてる方じゃないですか?そういう意味でもちゃんと資格は取ったほうがいいんですよ。
悩んでいる方は一番簡単で必須とされてるITパスポートの勉強から始めてみてはどうでしょう。