1/25の記事でワイヤーフレーム作成におすすめなオンラインサービスとしてCacooをあげましたが、いろいろ調べてみたところ、Cacooとあわせてmoqupsというサービスを使っている方が多いようです。
何故かというとCacooもmoqupsも一長一短でどちらがいいと言い切れず、状況によって使い分けるのが便利という話でした。
MEMOPATCHさんの10/29の記事に両ツールの使い方と長所・短所があげられていてとても参考になります。
Cacooの短所についてですが、無料版だとエクスポートの制限があり、1アカウントにつき3回しかエクスポートできない上に形式に制限が入ります。
共有ができるのでアカウント大量に作って共有して3回づつエクスポート使えば実質無料で延々と使えますが、そんな頻度で使うなら潔よく課金したほうがいいと思います。
moqupsは無料でも機能に制限がなく、ページも大量に作れるしエクスポートもガンガンできます。ただしもともとの機能としてエクスポートがPNGとPDFしか対応していないとのこと。
個人的にmoqupsのいちばんのデメリットは表記が英語ってところだと思います。そういう意味でも最初はやっぱりCacooをおすすめします。
Cacooでワイヤーフレーム作成ツールに慣れてきたあたりにmoqupsを使ってみました。やはり先に別ツールで慣れておくと読めなくてもどれがなんの機能か推測できていいですね。
ページを開くとテンプレートが表示されるのですが、もちろんすべて英語。最初にこれ見たときは1秒でブラウザを閉じました。IEでアクセスすると「ブラウザはCromeかFirefoxにしてくださいね」的なことを言われます。
このままでも使えますが、ワイヤーフレームの共有やエクスポートを行うにはアカウント登録が必要(無料)です。今のところ登録後変なメールがきたりはしていませんが、どうしても気になる方は使い捨てのフリーメールで登録すると良いでしょう。
画面右上のAccountのところの▼をクリック。
Register now!をクリック
email:登録メールアドレスを入力
username:ユーザー名を入力。名前じゃなくwebds012とかでも登録できました。
password:忘れないようなパスワードを入力
Registerをクリックすればアカウント登録完了。これで制限なく使えます。
使い方はCacooとほとんど同じで、moqupsの場合は左側のStencilsやImagesからアイテムをドラッグ配置して、形を変えたり文字を入力して使います。日本語文字も普通に入力できます。
個人的につまづいたところはTextInputとLabelの違いがわからなくて、Labelを使うべきところにTextInputをしてしまい、「何で枠なしの文字にできないのー」ってだいぶ悩みました。
使い方について説明しているページをあげておきます。
MEMOPATCHさん
R4さん
colissさん
ということで無料でたくさんワイヤーフレームを作成してエクスポートしたい方におすすめのmoqupsでした。