2015年06月10日
チェックポイント阻害薬とは?
癌の研究分野には
これまで
数百兆円以上のお金が注がれているでしょう。
その成果もあり、
ようやく昨年、
アメリカの癌患者さん数が
減少に転じました。
これまで
癌に対しては
3つの方法
外科的手術、放射線、抗がん剤
が選ばれていました。
免疫療法が
注目されてきたのは
40年ほど前からです。
丸山ワクチンに代表されるように
「効果がある人には
ものすごく
効くが
そうでない人には
効かない。」
という印象です。
その後、
免疫療法にも
技術的進歩が見られ、
今日では
4つ目のがん治療法と
言われています。
私の父親も
胃がんでなくなりました。
胃がんと診断されて
手術で胃を3分の2摘出しました。
術後は
TS1などの抗がん剤を
服用していました。
結果的に、
胃がんと診断されて
8年間ほどは
普通に生活していました。
抗がん剤は
効かなくなれば、
作用の違う
種類のものに変え、
最後は
タキソール系の
薬を使っていました。
しかし
副作用が強く
本人の意思で
中止しました。
その後、
選択したのが、
「樹状細胞免疫療法」でした。
結論から言うと
「効いたかどうかはわからない。」
印象としては
「副作用がほとんどないという点からは
がん治療の最初の選択しにしてもよい」
です。
ただ
技術的にはまだまだ確立されておらず、
もっともっと
がんに対する特異性を高める必要ありです。
私の専門は
神経変性、認知症ですから
しばらく、がん治療の分野からは
遠ざかっていました。
今日
初めて
「チェックポイント阻害薬」
のことを知りました。
ながくなったので
また明日。
ポチッとご声援のほどよろしくおねがいします。
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