3匹の子ブタ理論
FXでは、ルールを決めることは重要と言ってきました。
ルールとは自分の取引きルールです。
このルールをつくり、決めることを、童話の
「三匹の子ブタ」を例に追究していきたいと思います。
まず、三匹の子ブタは知ってますよね?
三匹それぞれの子ブタが、ワラ、木の枝、レンガで家をつくり、それをオオカミが子ブタを狙い壊しにくる物語です。
では、
三匹の子ブタとFXを以下のように例えてみます。
子ブタ = 資金
家 = ルール
オオカミ = 想定外の事
オオカミの息 = 含み損
一番目の子ブタは、手っ取り早く簡単にワラで家をつくります。ワラの家は脆く、簡単にオオカミの息で吹き飛ばされて、子ブタはオオカミに食べられてしまいます。
FXでは、手っ取り早く簡単に考えたルールとなります。ちょっとした想定外の事で発生した含み損によって、損失やロスカットになるようなことです。
二番目の子ブタは、木の枝でそれほど時間をかけず、簡単に家をつくります。木の枝の家は、ワラの家よりも耐えましたが、やはり簡単にオオカミの息で吹き飛ばされて、子ブタは食べられてしまいます。
FXでは、それほど時間をかけずに簡単に考えたルールとなります。ちょっとした想定外は耐えられても、普通の想定外の事によって発生した含み損で、損失やロスカットになるようなことです。
三番目の子ブタは、時間をかけて一個ずつレンガを積んで頑丈な家をつくりました。その結果、オオカミの息に吹き飛ばされず、食べられませんでした。
FXでは、時間をかけて一個ずつ経験というレンガを積んで自分のルールをつくることです。ちょっとや普通の想定外の事では、含み損になることはあっても、簡単に損失を出したり、ましてロスカットには、そうそうならないでしょう。
以上からわかるように、
ルールをつくるのは時間がかかるのです。
初心者の方でも早く簡単にルールをつくることはできますが、
早く簡単に利益が出るルールはつくれないのです。
もし、早く簡単にルールがつくられたのならそれは、ワラの家と同じに脆く簡単に吹き飛ばされるものです。
『いや、初心者でも
早く簡単に利益が出るルールをつくれる!』
と思う方は、自動売買で試してみれば判ります。
それほど自信があるルールなら、自動売買のプログラムに組み込んで、コンピュータ自身に取引きをさせた方がミスがなく確実です。
そこで、利益が出続けて、トータルで利益になれば本物でしょう。しかし、勝ったり負けたりで、トータルでプラスマイナスゼロ、もしくはマイナスなら、そのルールは、ワラや木の枝の家と一緒です。
FXでは、想定外の事など日常茶飯事です。オオカミが来るたびに家が吹き飛ばされていては利益になりません。想定外だから利益が出ないと言うのは、しっかりとしたルールが作られていない証拠です。
また、ここで誤解してほしくはないのが、
ルールに縛られないでください。
『えっ!ルールは絶対守るものではないの?』
と考えの方もいると思いますが、
ルールは、守るものであっても、
絶対守るものではないのです。
なぜなら、絶対的な完璧なルールはつくれないからです。
例えば、大きさが大型恐竜くらいのオオカミが来たらレンガの家でも耐えられないのです。
現実に、大型恐竜くらいのオオカミはいませんが、FXの世界では、ありえるのです。
それは、
誰も想定してないような大事件です。
自分のつくったルールでは、とても耐えられないと判断できる大事件が発生したときは、早めに損切りをしたり、ポジションを減らしたり、資金を増やして口座維持率を上げたりなど、ルールを破ってでも、なんらかの対応をする必要があります。
つまり、
どんな頑丈なレンガの家をつくったとしても、非常口なり
地下脱出通路なりの退路をつくっておく必要があるのです。
私の家は、どんなものが来ても大丈夫だから退路は必要ないという考えは、明らかな過信です。その過信からくる、この家は大丈夫だという思い込みが、家を踏みつぶれされ、食べられてしまうのです。
FXでは、自分のつくったルールは完璧だから、破る必要はない、どんな状況にも対応できるという勘違いです。
私は、初心者の方に、いきなりレンガの家をつくりましょう
とは言いません。
最初は、一個ずつ経験というレンガを集めましょう。
記事:得意な でも言いましたが、まずは得意な勝ちパターン
を見つけることが先です。
見つけたら、
それを元にルールをつくり、決めればいいのです。
そして、退路も忘れずに。
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FXでは、手っ取り早く簡単に考えたルールとなります。ちょっとした想定外の事で発生した含み損によって、損失やロスカットになるようなことです。
二番目の子ブタは、木の枝でそれほど時間をかけず、簡単に家をつくります。木の枝の家は、ワラの家よりも耐えましたが、やはり簡単にオオカミの息で吹き飛ばされて、子ブタは食べられてしまいます。
FXでは、それほど時間をかけずに簡単に考えたルールとなります。ちょっとした想定外は耐えられても、普通の想定外の事によって発生した含み損で、損失やロスカットになるようなことです。
三番目の子ブタは、時間をかけて一個ずつレンガを積んで頑丈な家をつくりました。その結果、オオカミの息に吹き飛ばされず、食べられませんでした。
FXでは、時間をかけて一個ずつ経験というレンガを積んで自分のルールをつくることです。ちょっとや普通の想定外の事では、含み損になることはあっても、簡単に損失を出したり、ましてロスカットには、そうそうならないでしょう。
以上からわかるように、
ルールをつくるのは時間がかかるのです。
初心者の方でも早く簡単にルールをつくることはできますが、
早く簡単に利益が出るルールはつくれないのです。
もし、早く簡単にルールがつくられたのならそれは、ワラの家と同じに脆く簡単に吹き飛ばされるものです。
『いや、初心者でも
早く簡単に利益が出るルールをつくれる!』
と思う方は、自動売買で試してみれば判ります。
それほど自信があるルールなら、自動売買のプログラムに組み込んで、コンピュータ自身に取引きをさせた方がミスがなく確実です。
そこで、利益が出続けて、トータルで利益になれば本物でしょう。しかし、勝ったり負けたりで、トータルでプラスマイナスゼロ、もしくはマイナスなら、そのルールは、ワラや木の枝の家と一緒です。
FXでは、想定外の事など日常茶飯事です。オオカミが来るたびに家が吹き飛ばされていては利益になりません。想定外だから利益が出ないと言うのは、しっかりとしたルールが作られていない証拠です。
また、ここで誤解してほしくはないのが、
ルールに縛られないでください。
『えっ!ルールは絶対守るものではないの?』
と考えの方もいると思いますが、
ルールは、守るものであっても、
絶対守るものではないのです。
なぜなら、絶対的な完璧なルールはつくれないからです。
例えば、大きさが大型恐竜くらいのオオカミが来たらレンガの家でも耐えられないのです。
現実に、大型恐竜くらいのオオカミはいませんが、FXの世界では、ありえるのです。
それは、
誰も想定してないような大事件です。
自分のつくったルールでは、とても耐えられないと判断できる大事件が発生したときは、早めに損切りをしたり、ポジションを減らしたり、資金を増やして口座維持率を上げたりなど、ルールを破ってでも、なんらかの対応をする必要があります。
つまり、
どんな頑丈なレンガの家をつくったとしても、非常口なり
地下脱出通路なりの退路をつくっておく必要があるのです。
私の家は、どんなものが来ても大丈夫だから退路は必要ないという考えは、明らかな過信です。その過信からくる、この家は大丈夫だという思い込みが、家を踏みつぶれされ、食べられてしまうのです。
FXでは、自分のつくったルールは完璧だから、破る必要はない、どんな状況にも対応できるという勘違いです。
私は、初心者の方に、いきなりレンガの家をつくりましょう
とは言いません。
最初は、一個ずつ経験というレンガを集めましょう。
記事:得意な でも言いましたが、まずは得意な勝ちパターン
を見つけることが先です。
見つけたら、
それを元にルールをつくり、決めればいいのです。
そして、退路も忘れずに。
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