自動修正する便利な損切りの注文方法
損切りで下のような経験はありませんか?
夜、寝る前にエントリーし、損切りも注文してある。
熟慮した結果、作成したポジションだから自信がある。
明日の朝が楽しみだ。 ワク p(^ω^q=p^ω^)q ワク
↓
朝、予測どおりのトレンドが発生していたが、
結局、損切りの位置まで戻ってきている。 (lll ̄□ ̄)ガーン!!
予測は当たっていたが、結果として損失を出してしまう
という経験は誰でもあると思います。
このような動きは、”行って来い” と言われていますが、
発生したトレンドが大きければ大きいほど悔しいものです。
こんなときに使える注文方法があります。
それが、トレール注文です。
(トレーリングストップ注文とも言われています。)
トレーラー(trailer)は、引きずる人(もの)という意味
トレール(trail)とは、”引きずる” と言う意味があります。
簡単に言うと、引きずり注文です。
何を、引きずるのか?
それが、損切りの位置です。
通常、損切りの位置は自分で修正しなければ、
最初のままですが、トレール注文であれば、最初に注文した
損切り位置を設定した値幅でトレンド方向に引きずりながら、
自動修正してくれます。
トレンドが発生しているかぎり、何度でも引きずって自動修正
しくれますので、損切りの位置が利食いの位置に修正される
こともあります。
行って来いであれば、もしかしたら利食いになっていた
かもしれませんし、最悪でも、最初に注文した位置よりも
損失が少ない位置に自動修正されてたはずです。
注意点としては、
引きずって修正された位置は元の位置に戻ることは
ありません。つまり、引きずった位置が上がったまま、
または下がったままなので、トレンドと逆の方向に
動いたときに、約定されやすくなります。
正直、レンジ相場では使えません。
(一度も引きずらないで約定してしまうことが多い)
また、レンジ相場でなくても値幅が狭すぎると、
すぐに約定されてしまいます。
ですが、
トレンド相場または、トレンド相場が発生しそうなときに、
使うのであれば有効な注文方法です。
使い方のコツは、
ある程度、余裕をもった値幅で設定することです。
トレンド相場に便利なトレール注文ですが、
残念ながらすべてのFX業者で使えるというものでは
ありません。最近は使えるところも増えてきましたが、
使えないところもあります。
トレール注文が使えるFX業者を、いくつかあげると
以下のところがあります。
トレイダーズ証券
FOREX.com
外為オンライン
IG証券
SBIFXトレード
DMM FX
外為ジャパン
トレンド相場だと感じたり、トレンド相場になりそうだと
予測したらトレール注文を使ってみてはいかがでしょうか。
注文方法の幅が広がると思います。
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