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2018年04月08日
Jimi Hendrix / Johnny B. Goode (An Original Video Soundtrack) オーストラリア盤CD
David Bowieの次はJimi Hendrixの1986年にキャピタルよりオーストラリアのみでCD化されたミニアルバム、「Johnny B. Goode」でそこそこレアなようですね。私は1990年代にブリスベンの中古店で見つけ購入しました。
内容は5曲のライブバージョンが収録されており:
1. Voodoo Child (Atlanta Pop Festival 4 July 1970)
2. Johnny B. Goode (Berkeley 30 May 1970)
3. All Along the Watchtower (Atlanta Pop Festival 4 July 1970)
4. Star Spangled Banner (Atlanta Pop Festival 4 July 1970)
5. Machine Gun (Berkeley 30 May 1970)
オリジナルのレコードカバー写真はこんな感じでした:
Amazonからお借りしました。
David Bowie / ジギー・スターダスト発売30周年記念アニヴァーサリー・エディション
今日はDavid Bowieです。
奇しくもプリンスと同じ年、2016年にこの世を去ってしまいましたね・・・。
偉大なLegendが二人も。
さて気を取り直して2012年に40周年記念盤が出ている名盤「Ziggy Stardust」ですが、40周年記念盤は
リマスターのみでボーナストラックはない仕様でもあり「色々とあった」2002年に発売された30周年記念盤を取り上げます。
Disc 1
1. 5年間
2. 魂の愛
3. 月世界の白昼夢
4. スターマン
5. イット・エイント・イージー
6. レディ・スターダスト
7. スター
8. 君の意志のままに
9. 屈折する星くず
10. サフラゲット・シティ
11. ロックン・ロールの自殺者
Disc 2
1. 月世界の白昼夢 (アーノルド・コーンズ・ヴァージョン)
2. 君の意志のままに (アーノルド・コーンズ・ヴァージョン)
3. レディ・スターダスト (デモ)
4. 屈折する星くず (デモ)
5. ジョン・アイム・オンリー・ダンシング
6. ヴェルヴェット・ゴールドマイン
7. ホリー・ホリー
8. ポート・オブ・アムステルダム
9. スーパーマン
10. ラウンド・アンド・ラウンド
11. スウィート・ヘッド(アウトテイク・テイク5)
12. 月世界の白昼夢 (アラン・ムールダー・ミックス)
アルバム内容は今更私が説明する必要もなく、ほんま捨て曲なしの超名盤です!
今日ご紹介する理由はただ一つ、発売された当時商品として「色々とあった」からです。
それは初回盤と2回目のプレスまでは正規発売されながら下記の不具合が見つかり回収された経緯があり、私などは逆に「これはレアもの!」とひねくれたコレクター魂で幸運にも早々とショップで見かけたので回収される寸前にわざわざ速攻で購入してしまった、という良い思い出(笑)があります。
回収理由:
1. 内側のブックレット部分の留め部分に不具合→購入時既に破けている、あるいは破れやすい状態
2. Disc 1とDisc 2の盤面の絵柄が逆に印刷されている→表ジャケがDisc 2に裏ジャケがDisc 1に
3. Disc 1のステレオ音源全てが左右反転
4. 8曲目「Hang On To Yourself」冒頭の「1・2・・・」というカウントのカット
1や2は写真で確認する方が早いですよね。
現物はこんな感じです。
何気なくDisc上のCD1とCD2の表示に目を向けないと違和感ないんですけどね(笑)。
私が購入したものはこのような状態で完全に本体から外れているわけではないのですが、
下部に白く写っている個所が破れかけた状態で下手に触らないほうが良い状態には変わりありません。
発売早々に回収を決めた東芝EMIですが同年9月頃に改善されたバージョンを再発。
当時話題になりましたが見分け方としては「緑」のクローバーマークがシュリンクの上から貼られていました。ただしシュリンクの上から貼られていたのでシュリンク、つまり未開封状態かオリジナルの外側ビニールがないと帯付であっても見分けがつかないことになりますね。
以上いわくつきのジギースターダスト30周年記念盤でした。
2018年04月07日
Bob Dylan / Masterpieces オーストラリア盤3枚組CD
今日はCDというフォーマットでは1991年にオーストラリアのみで発売された3枚組ベスト盤「Masterpieces」のご紹介です。
まず1978年のワールド・ツアーの企画コンピレーション盤として日本だけでリリースされたそうで、
その後オーストラリアとニュー・ジーランドでもリリースされ現在では全て廃盤のようです。
ベスト盤的な内容ですが、Wikipediaによると:
「親指トムのブルースのように」(1966年5月14日リヴァプール、ライブ)
「スペイン語は愛の言葉」(ピアノ・ソロ・バージョン)
「ジョージ・ジャクソン(ビッグ・バンド・バージョン)」(ヒスあり)
「リタ・メイ」、「ゴチャマゼの混乱」(Alternate Take/Mono Mix、
『バイオグラフ』(1985年)初回盤収録のものと同一だが、こちらは Mono Mix)
などこのアルバムでしか聴けないレア・トラックを収録。
収録曲は:
Disc 1
1. 天国への扉 - Knockin' on Heaven's Door – 2:30
2. ミスター・タンブリン・マン - Mr. Tambourine Man – 5:29
3. 女の如く - Just Like a Woman – 4:56『ブロンド・オン・ブロンド』日本盤LP収録バージョン
4. アイ・シャル・ビー・リリースト - I Shall Be Released– 3:05
5. 怒りの涙 - Tears of Rage – 4:14 『地下室(ザ・ベースメント・テープス)』より
6. 見張塔からずっと - All Along the Watchtower – 2:32
7. コーヒーもう一杯 - One More Cup of Coffee (Valley Below) – 3:47『欲望』より
8. ライク・ア・ローリング・ストーン - Like a Rolling Stone – 5:17『セルフ・ポートレイト』収録バージョン
9. マイティ・クイン - Quinn the Eskimo (The Mighty Quinn) – 2:49『セルフ・ポートレイト』収録バージョン
10. 明日は遠く - Tomorrow is a Long Time – 3:02『グレーテスト・ヒット第2集』より
11. レイ・レディ・レイ - Lay, Lady, Lay – 5:00『激しい雨』収録バージョン
12. 愚かな風 - Idiot Wind – 10:06『激しい雨』収録バージョン
Disc 2
1. ゴチャマゼの混乱 - Mixed Up Confusion – 2:30 Alternate Version/Mono Mix
2. 寂しき4番街 - Positively 4th Street – 3:56
3. 窓からはい出せ - Can You Please Crawl Out Your Window? – 3:35『バイオグラフ』収録
4. 親指トムのブルースのように - Just Like Tom Thumb's Blues – 5:40
1966年シングル「アイ・ウォント・ユー」B面
1966年5月14日イギリス・リヴァプール、オデオン・シアター、ライブ・バージョン
5. スペイン語は愛の言葉 - Spanish Is the Loving Tongue – 3:38 1971年シングル「川の流れを見つめて」B面
6. ジョージ・ジャクソン - George Jackson – 5:38 1971年シングル「ビッグ・バンド」バージョン
7. リタ・メイ - Rita May – 3:13 1976年シングル「メンフィス・ブルース・アゲイン」B面
8. 風に吹かれて - Blowin' in the Wind – 2:47
9. はげしい雨が降る - A Hard Rain's a-Gonna Fall – 6:54
10. 時代は変る - The Times They Are a-Changin' – 3:16
11. 戦争の親玉 - Masters of War – 4:33
12. ハリケーン - Hurricane – 8:36
Disc 3
1. マギーズ・ファーム - Maggie's Farm – 5:30
2. サブタレニアン・ホームシック・ブルース - Subterranean Homesick Blues – 2:20
3. やせぽっちのバラード - Ballad of a Thin Man – 5:57『追憶のハイウェイ61』より
4. モザンビーク - Mozambique – 3:01『欲望』より
5. 火の車 - This Wheel's on Fire – 3:52
6. アイ・ウォント・ユー - I Want You – 3:09『ブロンド・オン・ブロンド』日本盤LP収録バージョン
7. 雨の日の女 - Rainy Day Women #12 & 35 – 4:38『ブロンド・オン・ブロンド』日本盤LP収録バージョン
8. くよくよするなよ - Don't Think Twice, It's All Right – 3:40
9. ウディに捧げる歌 - Song to Woody – 2:41
10. 悲しきベイブ - It Ain't Me Babe – 3:35
11. ラブ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット - Love Minus Zero/No Limit – 2:50
12. アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト - I'll Be Your Baby Tonight – 2:39『ジョン・ウェズリー・ハーディング』より
13. イフ・ナット・フォア・ユー - If Not for You – 2:44『新しい夜明け』より
14. 彼女に会ったら、よろしくと - If You See Her, Say Hello – 4:48『血の轍』より
15. サラ - Sara – 5:31『欲望』より
こちらもWikipediaのリリース歴を参照するとオーストラリアにて初めてCD化されたのが1987年。
当初はレーベルがCBSで 二枚組CD(品番462448 2)。オリジナルLPから四曲("Idiot Wind", "I Want You", "Song To Woody" and" Love Minus Zero/No Limit")を割愛して発売。
その後1991年に今度はColombiaからジャケを変更+曲も完全版に戻しての三枚組CD(品番 462448 9)。
そして90年代後半にColombiaより同じく三枚組CD(品番462448 9)で音質を向上させたリマスターで
発売されたようです。
確かに当時「あれっ、同じマスターピースでもジャケが違うよなあ」、と思っていたのを今も覚えていますので私が購入したものはこの91年以降に発売されたいずれか、となるようです。
The Chainsmokers / ジャパン・スペシャル・エディション (日本独自企画盤)
1. ローゼズ FEAT.ロゼス
2. ニューヨーク・シティ
3. アンティル・ユー・ワー・ゴーン FEAT.エミリー・ウォーレン
4. ウォーターベッド FEAT.ウォーターベッド
5. グッド・インテンションズ FEAT.ブリーソングス
6. ドント・レット・ミー・ダウン FEAT.ダヤ
7. ドント・レット・ミー・ダウン FEAT.ダヤ (HARDWELL & SEPHYX REMIX)
今日は友人が気に入っている、という話を聞いて自分も「いいね!」と思えたアーティストのご紹介です。
昨年もコールドプレイをゲストに迎えたフルアルバムを発表した彼らですが、
New York在住で今最もホットで注目が集まっているDJ兼プロデューサー・デュオ。
Amazonの紹介文を引用すると:
”全世界のストリーミング再生回数3,000万回を超え、全米シングル・チャート5位に、その他全米ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートや全米ダンス/エレクトロニック・ストリーミング・チャートなど合計4つの全米チャートの首位を独走中。全世界最高峰のダンス・ミュージック・フェスティバルほか米最大級のフェスティバル<コーチェラ>など、世界中のフェスティバルを総なめするなど圧巻のDJパフィーマンスでオーディエンスを魅了する彼ら”
とのこと。
この日本独自企画盤は2016年8月に発売されたもので同年に行われたサマーソニックに彼らが日本国内フェス初出演を記念しての記念盤のようです。この「日本独自企画盤」という言葉にコレクターは弱いのです・・・。
私は運よく初回限定ステッカー付を最近Disk Unionオンライン店にて購入できたのですが、確かに曲はキャッチ―でダンサブルで音も今風、若者を中心にウケることも頷けます。
これお勧めです!
2018年04月06日
The Rolling Stones / DECCA 7" オーストラリア盤 EPs
左から:
タイトル:The Rolling Stones
品番&発売日:DFEA-8560 Jul 1964
A1: Bye-Bye Johnny
A2: Money
B1: You Better Move On
B2: Poison Ivy
タイトル:Not Fade Away
品番&発売日:DFEA-7519 Aug 1964
A1: It's All Over Now
A2: Now I've Got A Witness
B1: Tell Me (You're Coming Back)
B2: Not Fade Away
1992年7月末から私とオーストラリアとの付き合い(笑)が始まったのですが、
当時はブリスベンもまだまだ怪しい街で個人経営のレコード店が街の中心部や偶然ですが当時私が住んでいた場所からほど近い場所にアナログ盤ザックザク!なレコード店があり、スタッフの人からも「先日ツアーで訪れていたPearl Jamのメンバーがストーンズのアナログ盤けっこう買っていってくれたよ〜」なんていう話が聞けたりと今から思えば幸せなひと時を過ごさせてもらいました。
で、その頃からストーンズやビートルズ、レッドツェッペリンなどオーストラリア・オンリーの
ジャケや選曲のEPが存在することを発見し私のコレクター魂に火が付いたのでした!
タイトル:Five By Five
品番&発売日:DFEA-8590 Nov 1964
A1: If You Need Me
A2: Empty Heart
A3: 2120 South Michigan Avenue
B1: Confessin' The Blues
B2: Around And Around
タイトル:Down The Road A-Piece
品番&発売日:DFEA-7522 1965
A1: Down The Road Apiece
A2: I Can't Be Satisfied
B1: Pain In My Heart
B2: You Can't Catch Me
タイトル:The Rolling Stones
品番&発売日:DFEA-7526 1965
A1: She Said "Yeah"
A2: Gotta Get Away
B1: Talkin' 'Bout You
B2: The Singer Not The Song
タイトル:Got Live If You Want It!
品番&発売日:DFEA-8620 1965
A1: We Want The Stones
A2: Everybody Needs Somebody To Love
A3: Pain In My Heart
A4: (Get Your Kicks) On Route 66
B1: I'm Moving On
B2: I'm Alright
タイトル:Route 66
品番&発売日:DFEA-7521 Jan 1965
A1: Mona
A2: Come On
B1: I Want To Be Loved
B2: Route 66
タイトル:Ruby Tuesday
品番&発売日:DFEA-7537 1967
A1: Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadows?
A2: Paint It Black
B1: Let's Spend The Night Together
B2: Ruby Tuesday
タイトル:Satisfaction
品番&発売日:DFEA-7544 1969
A1: As Tears Go By
A2: (I Can't Get No) Satisfaction
B1: Fortune Teller
B2: 19th Nervous Breakdown
タイトル:Jumpin' Jack Flash
品番&発売日:DFEA-7549 1971
A1: Jumpin' Jack Flash
A2: Complicated
B1: Under the boardwalk
B2: Little Queenie
以上の10枚がオーストラリア盤EPの全てとなります。
写真でご覧頂けるように1960年代の代物である+オーストラリア人はジャケを含めレコードを日本人ほど
丁寧に扱わない人が多いのでコンディションはまちまちで、残念ながらジャケやレコード自体の傷みが激しいアイテムがあります。
ただ当時から入手困難だった「Ruby Tuesday」や「Jumpin' Jack Flash」は言うまでもなく、
今はレコード店が激減しレアなアナログ盤を店頭販売しているお店がほぼ皆無になってしまった現状があり
ネットオークションがコレクションへの近道かとは思いますが、今ebayなどを検索するとやはり安くはないですねえ。